likeの過去形はliked:語尾の/kt/クラスターと、likeの動詞以外の3つの役割

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あなたはディクテーションで二人が映画について話しているのを聞いている。あなたは "I like the second one better" と書き取る。その文は読み上げても全く普通に聞こえ、あなたは先に進む。本当の文は "I liked the second one better" で、話しているのは今ではなく先週のことだ。まず短く答える:like は規則動詞で、過去形は liked。過去分詞も liked。lieked も lokt もない。既にある e の後ろに d を足すだけ。
難しいのは二箇所で、どちらも動詞の活用の問題ではない。第一に、like の語尾 -ed は /t/ と読まれ、/k/ の直後にくっつく。ベトナム語にはまったくない二つの末尾子音の塊になる。次の子音の前ではその塊は半分落ち、過去形の印ごと消える。第二に、英語の like には動詞以外に三つの役割があり、その三つの役割では決して活用しない。だから d が要るかどうかを決める前に、何をしているかを見分けなければならない。
この記事はその一連を全部扱う:like の活用表、なぜここでは語尾 -ed が /d/ ではなく /t/ と読まれるか、文の中で like が担う役割、ベトナム語では消えてしまう like と would like の境界、そしてリスニング練習者にとって最も重要な、通常の話すスピードでこの /kt/ の塊がどう鳴るか。
- like の活用表、なぜ語尾 -ed は /t/ と読まれるか
- liked はどこに来るか、like の残り三つの役割
- 実際の会話で liked の /kt/ を聞く
- like と liked でよく出る句
- ベトナム人が like でよく犯す誤り
- クイック演習
- よくある質問
like の活用表、なぜ語尾 -ed は /t/ と読まれるか
五つの形を一つの表にまとめる。発音記号の列は米国英語で、この語は英国英語でも大きくは変わらない。
| 形 | 語 | 発音記号 | 短い例 |
|---|---|---|---|
| 原形 (V1) | like | /laɪk/ | I like this song. |
| 三人称単数 | likes | /laɪks/ | She likes the quiet. |
| 過去形 (V2) | liked | /laɪkt/ | We liked the ending. |
| 過去分詞 (V3) | liked | /laɪkt/ | He has always liked it. |
| 現在分詞 | liking | /ˈlaɪkɪŋ/ | I am liking this so far. |
はっきり言う:like は規則動詞だ。短くてよく使うから、take や make のように不規則だと思って like の過去形を調べる人が多い。-ed を足せば終わり。like はすでに末尾に e があるので、d だけ足す。同じ型の語に hope → hoped、bake → baked、joke → joked、smoke → smoked がある。V-ing 形は e を落として liking になり、likeing ではない。
学ぶ価値があるのは、その語尾の読み方だ。英語の -ed には三つの読み方があり、語幹の末尾の音がどれになるかを決める。語幹が /k/、/p/、/s/、/f/ のような無声音で終わると -ed は /t/ と読まれる。語幹が母音または有声子音で終わると -ed は /d/ と読まれる。語幹が /t/ または /d/ で終わるときだけ -ed は独立した音節 /ɪd/ になる。
like は無声の /k/ で終わるので、liked は /t/ グループに入り、音節数は一つのまま。「lai-kịt」と二音節で読むのは誤りで、ベトナム人がこの語で最もよく犯す発音の誤りだ。だが本当の問題は読むことではなく聞くことにある。/k/ に /t/ が足さると、語末に二つの子音が並ぶ塊になるが、ベトナム語には末尾の子音塊がまったくない。ベトナム語の音節はちょうど一つの子音で終わるか、子音なしで終わる。だから耳には、そういう二音がくっついた塊を入れる場所が最初からない。
同型の動詞ですぐ対照して読む価値がある:cook の過去形はまったく同じ /kt/ の塊で同じグループに入り、語尾も同じように落ちる。look の過去形は同じ塊だが、より短い母音の上にある。walk の過去形は黙字の l があり、さらに一段難しい。enjoy の過去形は逆で、語幹が母音で終わるので語尾は /t/ ではなく /d/ と読まれる。体系全体を復習するなら英語文法の記事を開く。時制と動詞はそこですでに正しい位置にある。
liked はどこに来るか、like の残り三つの役割
最も短い原則:liked は過去形でも分詞でもある。だから役割は前の語が決める。ただしまず、文の中の like が動詞をしていることを確かめなければならない。助動詞が前にないなら文は過去形だ。have、has、had が前にあるならそれは分詞だ。like が前置詞や接続詞をしているなら活用しない。d を足すと文が壊れる。
| 文 | 正しいか誤りか | 理由 |
|---|---|---|
| We liked the ending better than the start. | 正しい | 過去形、like は動詞 |
| Did you liked the food? | 誤り | did の後は原形 like |
| He has always liked working alone. | 正しい | has の後の分詞、like の後は V-ing |
| She looked liked her mother. | 誤り | ここでは like は前置詞、決して活用しない |
| I would liked a coffee, please. | 誤り | would の後は原形、正しい文は I would like |
| I liked it, thanks for the tip. | 正しい | like は他動詞、後ろに目的語が常に必要 |
四行目が最も長く止まる価値がある場所だ。"she looked like her mother" では、文の動詞は looked で、like は「似ている」という前置詞にすぎない。前置詞は時制を持たない。だから文が去年の話でも原形のままだ。同じ型に sounded like、felt like、smelled like、seemed like がある。-ed の語尾を持つ二つの語を連続して書いたなら、ほぼ確実に二つ目は余分だ。
動詞と前置詞以外に、like にはあと二つの役割がある。くだけた話し言葉では接続詞になる:"like I said"、"it works like it should"。会話では間投詞にもなる。意味を持たず文の途中に挟まれる:"it was, like, really long"。どちらの役割も活用しない。どちらも日常のポッドキャストに頻出する。だから探している信号をノイズにする。
ベトナム語では完全に消えてしまう境界がもう一つある:like と would like。下の六組がその距離をはっきり示す。
| 文のペア | どこが違うか |
|---|---|
| I like coffee. / I would like a coffee. | 前者は一般的な好み。後者は今すぐ注文する |
| I liked the film. / I enjoyed the film. | liked は評価。enjoyed は見ている間の感覚 |
| I like swimming. / I like to swim before work. | V-ing は好み。to V は選んでいる習慣に近い |
| She looked like her sister. / She liked her sister. | 前者は外見、like は前置詞。後者は感情 |
| I would have liked to go. / I liked going. | 前者は行きたかったが行けなかった。後者は行って楽しかった |
| How do you like it? / How did you like it? | 前者は今の意見を聞く。後者は経験後の感想を聞く |
表の最後のペアは覚える価値が高い。実際の会話に次々と出る。"How did you like the trip?" はネイティブが旅行の感想を聞くときに使う文で、「どういう仕方で好きか」という意味ではまったくない。liked が疑問文の先頭に出る数少ない場所の一つだ。だから聞き取りやすい場所でもある。
実際の会話で liked の /kt/ を聞く
これは動詞活用表には載っていない部分だ。like と書き取るか liked と書き取るかを決める部分でもある。紙の上では一文字の差だ。音では /k/ の後ろに /t/ が一つある差だ。その位置では /t/ はほとんど存在する余地がない。
/kt/ の塊は、後ろの語が子音で始まると /k/ だけ残る。 "I liked the ending" は "ai laik thuh ending" になり、"I like the ending" とまったく同じになる。"We liked both" は "wi laik both" になる。だから過去形の文が現在形と同じに聞こえる。この動詞ではその現象が大多数の文で起きる。like の目的語は the、this、that、your で始まることが多く、全部子音だからだ。
母音の前では /t/ が生き返り、次の語に飛ぶ。 "I liked it" は二つの塊に分かれて出てこない。/t/ は it の語頭子音になり、全体は "ai laik-tit" になる。like の過去形の語尾がはっきり聞こえる唯一の位置であり、練習する価値もいちばん高い位置でもある。
liked と light はベトナム人の耳にはとても近く聞こえる。 どちらも /laɪ/ に語末子音の塊が付いた形だ。ベトナム語には語末子音の塊がないので、耳は一つの音を残してもう一つを落とす傾向があり、/k/ を落とすと liked は light になる。"I liked it" が "I light it" と書き取られるのは紙の上では不自然に聞こえるが、実在するミスだ。書き取りの最中は意味ではなく音にしがみついているからだ。
Would like は 'd like に短縮され、その d は主語にくっつく。 "I would like a coffee" の実際の発話は "I'd like a coffee" で、"aid laik a cofi" になる。その /d/ を聞き落とすと "I like a coffee" と書き取り、文法も意味も誤った文になる。"he'd like" はさらに難しい。/d/ が母音の後にあり、さらに薄いからだ。
つなぎ語としての like は、かすかな一音節に縮む。 like が挿入語にすぎないとき、強勢を失い二重母音も縮んで、ほぼ /lək/ に近い音になる。文の途中の思いがけない位置に現れ、意味を持たない。動詞を探すように耳を張っていると、偽の信号を生む。
Looked like と sounded like は三音節の塊としてくっつく。 "It looked like rain" は "it luk-laik rain" になり、looked の /t/ は liked の /t/ とまったく同じように消える。"It sounded like a joke" は "it saundid laika joke" になる。こうした塊では、過去形の印は like ではなく最初の語が担い、耳を集中させるべきはそこだ。
下に三列ある。紙の上の文、耳に入る文、学習者がよく誤って書き取る文。中央列は速く話したときの音を文字にしたもので、辞書記号に代わる。
| 実際の文 | 聞こえる音 | 学習者がよく書き取る文 |
|---|---|---|
| I liked the second one better. | ai laik thuh secun wun beder | I like the second one better. |
| We liked it a lot. | wi laik-tida lot | We like it a lot. |
| I'd like a table for two. | aid laika table fer tu | I like a table for two. |
| It looked like rain all morning. | it luk-laik rain ol morning | It looked liked rain all morning. |
| How did you like the hotel? | hau di-ju laik thuh hotel | How did you liked the hotel? |
| She has always liked working late. | shiz olwiz laikt werking late | She always likes working late. |
第三列のミスは三種類にまとまる。第一は子音の前で語末の /t/ が消え、時制が失われるタイプ。第二は前にある非強勢の機能語、つまり 'd、has、did が消え、時制が誤るが方向は異なるタイプ。第三は逆で、like が前置詞の役割をしているのに、存在しない -ed の語尾を like に足してしまう。これは耳ではなく目のミスだ。

WELE で書き取りをするとき、この一連の修正は理論の上だけにある。聞いた文をそのまま書き、採点がずれた語を正確に指し示し、liked と書くべきところを like と書いたら、動詞活用表を読んでも得られない情報が返ってくる。耳は語全体を捉え、語末子音の塊の後半だけを聞き落としている。同じ文をもう一度聞き、今度は liked と次の語のつなぎ目に注意を向ける。
どこを誤って書き取ったかは、その瞬間に目に焼き付く。冒頭の五行の表を読み終えて十分後も、like の過去形は liked だと分かっているが、耳にはまだ二子音の語末塊を収める場所がない。/kt/ の塊を一度聞き落として、聞き落とした位置を聞き直すと、次に出会ったとき耳には目印が一つできる。時制全体が語末子音塊の後半にかかる動詞にとって、これがほぼ唯一の方法だ。
語末の音が消えるのが聞き取りの下手さではない理由を知りたければ、connected speech の記事が liked だけでなく文全体について、音の飲み込みと連結の仕組みを説明している。実際の音声はライブラリの podcast にあり、各回に照合用の transcript が付いている。
like と liked でよく出る塊
Like はほとんど phrasal verb を生まない。go や let のように up、out、off を付けて意味を変えることはない。代わりに固定句が非常に多く、その半分は like が動詞ではなく前置詞の役割をしている。下の表は各行でその役割を明記している。十二行、塊が許すときは過去形で書いた。
| 塊 | 意味と like の役割 | 例 |
|---|---|---|
| liked the idea | 動詞、その案が良いと思う | Everyone liked the idea except the finance team. |
| would like | 動詞、何かを欲しいときの丁寧な言い方 | I would like a window seat, please. |
| would have liked | 動詞、欲しかったが叶わなかった | I would have liked to stay longer. |
| looked like | 前置詞、~のように見える | The sky looked like it was about to open. |
| sounded like | 前置詞、~のように聞こえる | It sounded like a good deal at the time. |
| felt like | 前置詞、~のような気がする、または~したいと感じる | I felt like going home early. |
| something like that | 前置詞、そんな感じ | He said Tuesday or something like that. |
| nothing like | 前置詞、全く似ていない | The photo was nothing like the real room. |
| if you like | 動詞、よろしければ | We can move it to Friday if you like. |
| whatever you like | 動詞、お好きなように | Order whatever you like, it is on me. |
| took a liking to | 名詞、急に好きになる | The cat took a liking to my neighbour. |
| likes and dislikes | 名詞、好きなことと嫌いなこと | She listed her likes and dislikes on one page. |
| How did you like | 動詞、経験後の感想を尋ねる | How did you like the new office? |
felt like の行に注目すべき点がある。この塊には全く異なる二つの意味があり、後ろに続くもので切り分ける。felt like の後に名詞または節が来れば「~のような気がする」:"it felt like a long day"。felt like の後に V-ing が来れば「~したいと感じる」:"I felt like leaving"。同じ三語、二つの意味、目的語だけが区別する。
第二の点は、この表に like が動詞でない行が六つあること。会話の実態にかなり近い比率だ。like は動詞より前置詞やつなぎ語の役割で現れることが多い。書き取りでは、第一の反射はこの語が文で何をしているかを問い、次に -ed が要るかを問うことだ。
ベトナム人が like でよく犯すミス
Likeed と likd。 語末に e がある動詞の綴りミスだ。Like には d だけ足せば liked になる。V-ing 形は逆で e を完全に落とし、likeing ではなく liking になる。同じ規則の語に hoped、baked、joked、hoping、baking がある。
Did you liked。 Did が過去を担い、残りの文では動詞は原形のまま。正しい文は "Did you like the food?"。このミスは、like の過去形は liked だと覚えようと集中しているときに、よく出る。覚えすぎた結果だ。
I very like it。 ベトナム語から直訳した文で、very は動詞を直接修飾しないから誤りだ。正しい三つの言い方:"I like it very much"、"I really like it"、"I like it a lot"。過去形も同様、"I liked it very much" または "I really liked it"。
like が前置詞のときに -ed を足す。 "She looked liked her mother" は書き取りで非常によく出るミスだ。目が文が過去形だと見て、動詞に見える語すべてに語尾を自動で足す。あの文で動詞は looked で、like は前置詞にすぎず、形は変わらない。同グループに sounded like、felt like、seemed like がある。
Would like の後に V-ing を付ける。 "I would like going now" は誤り。would like の後は常に to +動詞:"I would like to go now"。V-ing を取るのは like 単独のときだけ:"I like going" は正しい。非常に似た二つの構造が異なる規則に従い、ベトナム語からは手がかりがない。
I am liking を普通の形として使う。 like はもともと状態動詞なので、基礎文法書は進行形にしないと教える。実際の英語では "I am liking this so far" も聞こえてくる。意味も別だ。今のところ気に入っている、という感じで、評価がまだ変わるかもしれない、という含みがある。会話では本当に使われていて、だんだん一般的になってきている。ただしくだけた色合いは残る。筆記試験や仕事のメールでは単純形を使え。
クイック練習
8文。like, likes, liked, liking, would like のどれかを入れろ。全部終わってから、下の答えを見ろ。
- We ______ the second half much more than the first.
- Did you ______ the food at the new place?
- He has always ______ working on his own.
- The sky looked ______ it was about to rain.
- I ______ a table for two at seven, please.
- My sister ______ her coffee without sugar.
- I am ______ this album more with every listen.
- How did you ______ the hotel in the end?
答え: 1. liked. 2. like. 3. liked. 4. like. 5. would like. 6. likes. 7. liking. 8. like.
4番と8番は立ち止まる価値がある。4番は like が前置詞の役で、時制を担う動詞は前の looked だ。d を足すとダメになる。8番は did が前にあるので動詞は原形。ここで liked を入れる人が多い。文全体が過去の話だからだ。この2問を外したなら、記事の後半をもう一度読め。
よくある質問
like の過去形は?
like の過去形は liked。過去分詞も liked。like は規則動詞で、語尾に e があるので d だけ足せばいい。
liked の読み方は? 音節はいくつ?
liked は /laɪkt/ で、音節は1つ。like と同じ。-ed の語尾は /t/ になる。語幹が /k/ で終わる無声音だから。2音節で読むのは間違い。
なぜ liked が like に聞こえたり、like と書いてしまうの?
過去形が /k/ の後ろの /t/ にぶら下がり、次の語が子音で始まるとその /t/ は丸ごと落ちる。"Liked the ending" は "like the ending" と同じ音になる。次の語が母音で始まるときだけ、語尾がはっきり聞こえる。
looked like は looked liked と書くの?
いいえ。その文では動詞は looked。like は「〜のように」という前置詞。前置詞に時制はない。同じ型に sounded like, felt like, seemed like がある。どれも like のまま。
like to do と like doing の違いは?
like doing は好みに近い。そのことをすると楽しい。"I like swimming" は泳ぐのが好き、という意味。like to do は選んだ習慣に近い。好きだから、というより、そうした方がいいと思って、ということもある。"I like to swim before work" は仕事前に泳ぐ習慣がある、という意味。
-ed の語尾、どれくらいで早口の会話で聞き分けられる?
3パターンの読み方のルールは1回で押さえられる。耳は今のリスニング力次第。実用的な測り方は、会話をいくつか書き取って、語尾をどれだけ取りこぼしたか数えること。リスニングレベルテストが出発点を記録する。次の測定はそれと比べればいい。
like の形の表は20秒で読み終わる。このページでいちばん簡単な部分だ。残りは別の話だ。語末の子音が時制ごと背負い、次の子音の前で落ちる。書き取りで取りこぼして、自分がどこで滑ったか見えて、初めて耳に入ってくる。短い作品を1つ選び、liked か looked like のある一節でディクテーションを試せ。それから記事冒頭の表に戻って、まだ当たり前に見えるか確かめろ。