sinkの過去形はsank?sunk?— sankがsangに聞こえるところ

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あなたはディクテーションで物語の一節を聞いている。話し手が一文を言い、あなたは "My heart sang when I saw it" と書く。読み返すと、なんだか明るい文に見える。本当は "My heart sank when I saw it" で、意味はまるで逆だ。語末の /k/ が子音の前で落ち、残った音が別の実在する単語とぴったり一致する。先に短く答えておく:sink の過去形は sank、過去分詞は sunk。V-ing 形は sinking だ。
Sink は二箇所で難しい。第一に、三つの形は短母音一つだけが違う。sink、sank、sunk。三つの母音はいずれもベトナム語に独立した文字がないので、初心者の耳にはほとんど同じ一音に聞こえる。第二に、sunk が sank の場所を少しずつ侵している。話し言葉では "The boat sunk" は母語話者から非常によく聞くが、書くとやはり誤りとされる。
この記事では一連の内容をすべて扱う:sink の活用表、属する i・a・u の語群、sank・sunk・sunken の境界、sunk の侵食とどう対処するか、sink が船が沈むという字面以上によく出る句、そしてこの三形が母語話者の通常のスピードで話されるときどう響くか。
- sink の活用表と i、a、u の語群
- sank・sunk・sunken はどこに使うか
- 実際の会話で sank と sunk を聞く
- sank と sunk のよくある句
- ベトナム人が sink でよく犯す誤り
- 短い練習
- よくある質問
sink の活用表と i、a、u の語群
五つの形を一表にまとめる。発音記号列は米音。英国音もこの動詞ではほとんどずれない。
| 形 | 語 | 発音 | 短い例文 |
|---|---|---|---|
| 原形 (V1) | sink | /sɪŋk/ | Stones sink in water. |
| 三人称単数 | sinks | /sɪŋks/ | The raft sinks slowly. |
| 過去形 (V2) | sank | /sæŋk/ | The ferry sank at dawn. |
| 過去分詞 (V3) | sunk | /sʌŋk/ | It has sunk already. |
| 現在分詞 | sinking | /ˈsɪŋkɪŋ/ | The boat was sinking fast. |
表を見れば、変化は語の真ん中の一文字に収まっている。s、n、k は五行とも動かない。動くのは母音だけ。i が a になり u になる。これは英語の不規則変化のうち最も覚えやすい型であり、同時に最も聞き取りにくい型でもある。時制の情報がすべて、語のいちばん短い部分に押し込まれているからだ。
sink は単独ではない。かなり大きな語群の中にある:drink が drank になり drunk、sing が sang になり sung、swim が swam になり swum、ring が rang になり rung、begin が began になり begun、shrink が shrank になり shrunk、spring が sprang になり sprung。グループ全体が同じ型を共有する。母音 i が現在、a が過去形、u が分詞。
問題は、この語群がいくつかの箇所で揺れており、sink はその中でもいちばん揺れやすいところだということだ。日常会話では、多くの母語話者が sunk をそのまま過去形に使う:"The boat sunk"。辞書はこの用法を第二形として認めているが、書き方の指南書は sank だけをその位置の標準形とみなす。shrink も shrunk で同じ、spring も sprung で同じ。
学習者にとっていちばん手短な対処は、安全な側を選ぶことだ。過去形に sank、分詞に sunk を使えば、試験でも仕事のメールでも誰にも誤りとされない。聞くときは、話し手が sank を待っている場所で sunk を出しても、それは聞き間違いではないと覚悟しておく必要がある。同じ語群の動詞はまとめて読む価値がある:drink の過去形は drunk が「酔った」という形容詞も引き連れるから、sing の過去形は sang が sank を聞いて誤って書き写すときの耳の罠だから、swim の過去形は swum がほとんど誰も覚えられない形だから。一動詞だけでなく、時制の体系全体は英語文法の記事から始める。
sank・sunk・sunken はどこに使うか
いちばん短い原則:sank は単独で使う。sunk の前には必ず have、has、had か be が来る。sunken は決して動詞にならない。三語、三つの位置。本当に争点があるのは過去形の位置だけだ。
| 文 | 正しいか間違いか | 理由 |
|---|---|---|
| The ferry sank at dawn. | 正しい | 過去形。時点がはっきりしている |
| The ferry has sank. | 間違い | has の後は分詞 sunk |
| The ferry has sunk. | 正しい | has の後に分詞 |
| The ferry sunk at dawn. | 聞こえるが、書くなら避ける | 話し言葉では非常に多いが、試験では誤りとされる |
| The ship has sunken. | 間違い | sunken は形容詞のみ。分詞ではない |
| Did the boat sank? | 間違い | did の後は原形 sink |
四行目がこの表でいちばん言及に値する。goed や sinked のような誤りではない。でっち上げではない。実在する形で、母語話者が頻繁に使う。ディクテーションでそのまま書けば、相手が言った通りに書けている。ただ自分で文を書くときは sank を選ぶべきだ。そちらは誰にも指摘されない。
sunken はまったく別の話だ。かつては sink の分詞だったが、今は形容詞としてだけ生き残っている。名詞の前にしか置けない。下の六文が三語を三つの位置に分ける。
| 文 | 本当の意味 |
|---|---|
| The boat sank in ten minutes. | 船が沈んだ。終わった出来事の叙述 |
| The boat has sunk. | 船は沈んだ。今の状態として |
| Divers photographed a sunken ship. | 海底に沈んだ船。描写の形容詞 |
| He had sunken eyes. | 窪んだ目。ここでは形容詞としてのみ |
| The living room has a sunken floor. | 他より低い床。建築上の細部 |
| Sunk costs should not drive the decision. | すでに払って取り戻せない費用。固定された用語 |
最後の行は、sunk も名詞の前に置けることを示す。ただし sunk costs のような固まった句に限る。それ以外の大半では、必要な形容詞は sunken だ。推論できる規則はない。句ごとの慣習の問題だ。
実際の会話で sank と sunk を聞く
これは活用表が決して教えない部分であり、正しく書き取れるかどうかを決める部分でもある。紙の上では sink、sank、sunk ははっきり違う。通常のスピードの会話では三つとも薄く、三つのうち二つは別の語に直進する。
差はすべて短母音一つにある。/ɪ/、/æ/、/ʌ/ は非常に近く、ベトナム語には三つ独立した文字がない。初心者は三つを i に近い音か、ă に近い音のどちらか一つにまとめがちなので、sink、sank、sunk が耳の中で一つに潰れる。これは根本的な弱点で、規則を足しても直せない。
sink の n はベトナム語の n ではない。/ŋ/ で、舌の奥で出る。ベトナム語の ng に近い。自分で /sɪn/ と読めば、耳はそこにない音を探しに行く。
語末の /k/ は次の語が子音で始まると脱落する。ここが致命的。/k/ が消えると sank は sang になり sunk は sung になる。どちらも実在する語で、動詞 sing 系だ。"My heart sank when I saw it" と "My heart sang when I saw it" はどちらも正しい英語だが、意味は真逆だ。
母音の前では /k/ は落ちず次の語へ行く。"sunk in" は "sun-kin" の一塊、"sank into" は "sang-kintu" になる。音の中に空白がないので、目で区切る人は切り位置を誤り、語ごと失う。
have か has の後では、助動詞部分はほとんど見えない。実際の会話での "It has sunk in" は "it's sunk in" で、it の末尾に /s/ が一つ付くだけだ。そこが欠けると "It sunk in" と書く。皮肉なことに、その文も聞こえとしてはもっともらしい。sunk が過去形の場所を侵しているからだ。
think と sink はベトナム人にとって別のペアだ。think 語頭の /θ/ はベトナム語になく、/s/ か /t/ に置き換えられやすい。自分で "I think so" を "I sink so" と読めば、聞くときも二語が一つに潰れる。"I think it sank" のような文は、切り分け不能な音の連なりになる。
下の表は、同じ文を3つの状態で並べている:書かれた形、耳に響く形、そして聞き取りで書き間違えられる形。真ん中の列は教科書の発音記号ではなく、実際に耳に届く音をそのまま書いたものだ。
| 実際の文 | 聞こえる音 | 学習者がよく書く誤り |
|---|---|---|
| My heart sank when I saw it. | mai hart sang wen ai so-rit | My heart sang when I saw it. |
| The boat sank without a trace. | thuh bout sang withou-ta treis | The boat sang without a trace. |
| It still hasn't sunk in. | it stil haznt sun-kin | It still hasn't sung in. |
| Prices have sunk to a new low. | praisiz-uv sung tu a nu lou | Prices have sung to a new low. |
| I think it sank pretty fast. | ai thing-kit sang-k preti fast | I sink it sang pretty fast. |
| He sank into the armchair. | hi sang-kintu thi armchea | He sang into the armchair. |
3列目はほぼ同じタイプのミスばかりで、それがこの動詞の恐ろしいところだ。6行のうち4行は同じメカニズム:語末の /k/ が子音の前で脱落し、語全体が sing の一形に落ちる。5行目はさらに語頭の /θ/ のミスが加わり、3行目と6行目は逆の側面を示す:/k/ が次の語へ連結するとき、語境界がずれ、書き取りの人が区切りを間違える。

WELE では、ディクテーションのリスニングセッションで、この連鎖が一歩ずつ流れるのを確認できる。各文を聞いたあと原文のまま書き写し、採点パートがズレた語に直接光を当てる。sank なのに sang と書いた語に取り消し線が引かれたとき、動詞活用表を読んでも絶対に得られない情報が手に入る:あなたの耳が /ŋ/ の後の語末破裂音を拾えていない、ということだ。同じ弱点は bank を bang に、thank を thang に、drink を dring にもさせる。
どこを書き間違えたか見えた瞬間、語は記憶に残る。冒頭の5行の表を読んでも、10分後には sank が sink の過去形だと分かっていても、耳は何も変わらない。一句書き落として、落とした箇所をもう一度聞き直すと、次に出会ったとき耳にはすでに目印がある。これらの音が消える理由を知りたければ、connected speech の記事が、文中での音の脱落と連結の仕組み、そしてそれが耳のせいではない理由を説明している。本物の音声で練習するなら、ライブラリの podcast があり、どの回も照合用の transcript が付いている。
sank と sunk でよく出る句
sink を船が沈む意味だけで覚えていると、出てくる場面の大半を見逃す。日常会話では、sink は気持ちが沈むこと、情報が頭に染み込むこと、取り出せない場所にお金を注ぐことにも使われる。下の12行は過去形か過去分詞で書いてある。形に慣れておいてほしい。
| 句 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| sink in | 頭に染み込む、しばらくして理解する | The news finally sank in on the drive home. |
| one's heart sinks | 心が沈む、がっかりする | My heart sank when I saw the queue. |
| a sinking feeling | 不吉な予感、沈むような気持ち | I had a sinking feeling about the numbers. |
| sink or swim | 自力で乗り切る、後戻りできない | They were left to sink or swim. |
| sink into | 沈み込む、深く身を落とす | He sank into the armchair and closed his eyes. |
| sink back | 後ろにもたれる | She sank back against the wall. |
| sink down | へたり込む | He sank down onto the step. |
| sink to a new low | 未曽有の低水準に落ちる | Sales have sunk to a new low. |
| sink a ship | 船を沈める | A single torpedo sank the ship. |
| sink money into | お金を〜に投入する | They sank a lot of money into that store. |
| sunk costs | 埋没費用、取り戻せないコスト | Sunk costs should not drive the decision. |
| everything but the kitchen sink | ありとあらゆるものを持っていく | She packed everything but the kitchen sink. |
表の1行目は出会う回数が最も多い句だ。文法的な癖もある。sink in はほぼいつも完了形で、否定語と一緒に出る:"It hasn't sunk in yet"、"It still hasn't sunk in"。頭はもう聞いているのに、心がまだ追いついていない、というときに使う。だから自然な文は現在完了に傾く。
sunk costs の行は、ビジネス資料を扱うなら覚えておく価値がある。この句は固まっていて、sunken costs や sank costs にはならない。よく一緒に出る助言がある:すでに使ったお金で次の一歩を決めるな、と。経済や経営の podcast では、出現頻度が最上位の句のひとつだ。
ベトナム人学習者がよく陥る sink の間違い
Sinked. この誤りの根は、-ed を万能の過去スイッチだと思う癖にある。sink は規則変化しない。あるのは sink、sank、sunk だけだ。
did のあとも sank を使う。 "Did the boat sank?" は、sank を覚えた直後、覚えすぎたときに出る誤りだ。did がすでに過去を担うので、動詞は原形に戻す:"Did the boat sink?"。
has sank を has sunk の代わりに使う。 これはネイティブのよくある誤りとは逆で、表は覚えたが位置感覚がまだの学習者の誤りだ。have、has、had のあとに来るのは sunk だけだ。
記事で The boat sunk。 この文は、アナウンサーや記者からも、かなりの頻度で耳にする。聞こえるからといって、どこでも使えるわけではない。試験でもフォーマルな文書でも、過去形は sank が無難だ。文句を言われない形だからだ。
sunken を動詞として使う。 "The ship has sunken" は誤りだ。sunken が生き残っているのは形容詞としてだけで、名詞の前にしか立たない:a sunken ship、sunken eyes、a sunken floor。have、has、had のあとは常に sunk だ。
think を sink と発音する。 語頭の /θ/ はベトナム語にない。習慣で /s/ や /t/ に置き換わる。結果は聞き手の聞き間違いにとどまらない。口が分けられない音は、耳も分けられなくなる。think は英語の会話で出現頻度が最上位の語のひとつなので、このペアは単独で練習する価値がある。
クイック練習
8文。sink、sank、sunk、sunken のいずれかを入れる。全部自分で解いてから、下の答えを開く。
- The ferry ______ in less than twenty minutes.
- The news still hasn't ______ in.
- Did the boat ______ before help arrived?
- My heart ______ when I saw the queue at the counter.
- Sales have ______ to a new low this quarter.
- Divers photographed a ______ ship off the coast.
- They ______ a lot of money into that store last year.
- ______ costs should not drive the decision.
答え:1. sank. 2. sunk. 3. sink. 4. sank. 5. sunk. 6. sunken. 7. sank. 8. Sunk.
6番と8番は立ち止まる価値がある。6番は名詞の前に立つ形容詞が必要なので sunken だ。8番も名詞の前だが sunk を使う。sunk costs は固まった句だからだ。この2文は、sunken と sunk に推論できるルールはない、句ごとの慣習の問題だ、と示している。覚え方は、実際の文の中で何度も出会うことだ。
よくある質問
sink の過去形は?
sink の過去形は sank、過去分詞は sunk だ。sank は単純過去の文で単独の動詞になる。sunk は常に have、has、had か be のあとに来る。
sank と sunk、どちらが正しい?
どちらも、正しい位置なら正しい。助動詞が前にないなら sank。have、has、had があるか、受動態なら sunk。単純過去の位置では sunk と言う人も多いが、自分で書くときの安全策は sank だ。
sunken と sunk の違いは?
sunk は分詞で、完了形と受動態に使う。sunken は形容詞で、名詞の前にしか立たない:a sunken ship、sunken eyes、a sunken garden。"The ship has sunken" は誤りで、正しくは "The ship has sunk" だ。
sink in の意味は?
情報が頭に染み込むのに時間がかかる、という意味だ。"It hasn't sunk in yet" は、大きな知らせを受け取ったばかりで、心がまだ追いついていないときに言う。ほぼいつも現在完了形で、しばしば否定語が付く。
なぜ sank を sang と聞こえたり書いたりするのか
次の語が子音で始まると語末の /k/ が落ち、残りは sing の過去形 sang とぴったり一致するからだ。どちらも標準的な英語の文なので、疑う手がかりはない。「My heart sank」と「My heart sang」は意味がまったく逆だ。
sank と sunk をどのくらい学べば、早口で聞き取れるようになるか
理屈の上では、丁寧に一晩座れば足りる。耳の方は今の聞き取りの土台次第で、いちばん実用的な測り方は /ŋk/ で終わる語がある数か所を書き写して、どこがまだ抜けるか見ることだ。出発点が要る。リスニングレベルテストがそれをくれる。
sink の活用表は20秒で読み終わる。それがこのページでいちばん簡単な部分だ。残りは、/k/ が落ちて sank が sang になる話で、一度聞き落として書き間違えた場所を見て初めて耳に入る。短い一節を選び、sank か sunk in がある文でディクテーションを試し、記事冒頭の表に戻って、まだ味気なく見えるか確かめてみてほしい。