tellの過去形はtold。必要なときにdが消える

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tellの過去形はtold。必要なときにdが消える
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あなたはディクテーションで、友だち同士の軽い口げんかの一節を聞いた。話し手が言い放った一文を、あなたは "I toll you it was going to rain" と書いた。二語目から赤線が引かれる。正しい文は "I told you it was going to rain"。d は消えたわけではない。you にくっついて j に近い音になり、耳には "toal-ju" と聞こえる。そこから、より見慣れた語に自動変換される。簡単なところから答える:tell の過去形は told、tell の過去分詞も told。三人称単数は tells、V-ing 形は telling。

tell の難しいところは二つ。第一は構造。tell の直後にはほぼ必ず人が来る。tell somebody something であり、tell to somebody ではない。ベトナム語は tell、say、talk、speak を「話す」の一語にまとめるから、この四つの動詞はいつも混ざり、間違いは自分では出てこない。第二は音。told 末尾の /ld/ はとても弱い。d は後ろが子音だと落ち、後ろが you や your だと質が変わる。

この記事はその一連を最後まで扱う:tell の活用表と唯一の兄弟語、told に必ず付く構造、tell と say、talk、speak の境界、多くの人が見落とす「認識する」の意味も含むよく出る句、そして一番長い部分——ネイティブが普通の速さで話すとき、told がどう響くか。

tell の活用表と唯一の兄弟語

五つの形を一表にまとめた。発音記号列は米国英語。英国英語との差が大きいときだけ注を付ける。

形語発音短い例
原形 (V1)tell/tel/Tell me the truth.
三人称単数tells/telz/She tells good stories.
過去形 (V2)told/toʊld/ (英: /təʊld/)He told me last night.
過去分詞 (V3)told/toʊld/I have told her twice.
現在分詞telling/ˈtelɪŋ/You are telling it wrong.

tell から told への変化は三つ同時。母音 /e/ が /oʊ/ になり、l が二つから一つになり、末尾に d が付く。tell の形から推せる類いの変化ではない。綴りから覚えるコツもない。

ただ覚えやすくする話がある。現代英語では、この型に当てはまるのは二語だけ:tell → told、sell → sold。動詞二つ、型一つ。どちらも毎日使う語。sold を覚えていれば told も覚えている。文字一つ一つ同じ規則で変わる。不規則動詞の系統の中で、こう小さなペアが本当に役立つ場所はほとんどない。

told と同音の語も、聞く前に知っておくといい。tolled は toll の過去形で、鐘を鳴らす、料金を取るという意味。発音は told とまったく同じ。toll 単独は道路橋の通行料を指す名詞で、交通ニュースに多い。音だけでは区別できない。文全体でしか区別できない。だから最後まで聞いてから書く。

下の三つの動詞も一緒に読む価値がある。理由はそれぞれ違う。sell の過去形は tell の唯一の兄弟語。同じ型で文字一つ一つ同じ規則。tell 一つで二つ覚えられる。hold の過去形は held になり、末尾も /ld/、子音の前でも d が落ちる。二記事で同じ聞き取りの癖を直せる。talk の過去形は逆の理由で読む価値がある。talk は tell と混ぜられやすい三動詞の一つ。しかも規則変化。時制の中でこの動詞がどこに来るか知りたければ、英語文法の記事がより大きな地図になる。

told には必ず直後に人が来る

時制のルールはおなじみ:told 単独は過去形、told が have、has、had または be の後ろなら分詞。ただ tell にはそれに劣らない第二のルールがある。ベトナム人がもっとよく間違えるところ:tell の直後にはほぼ必ず人が来る。前置詞は挟まない。

文正しいか間違いか理由
He told me about the delay.正しいtell は受け手に直接、to は要らない
He told to me about the delay.間違いto が余分。tell は受け手の前に前置詞を取らない
He told that he was busy.間違い受け手がない。told me that にするか said を使う
I have told her twice already.正しいhave の後ろは分詞。受け手は told の直後
Did you told him the news?間違いdid の後ろは原形 tell
We were told to wait outside.正しい受動態。仕事の場でとてもよく出る tell の形

表の最後の行は別に注目する価値がある。受動態の "I was told"、"we were told"、"he was told" はビジネス英語に極めて多い。誰が言ったか名指しせず、指示を伝えられるから。学習者はこの構造をあまり使わないので、聞いてもあまり気づかない。

本当に混乱するのは、ベトナム語が一語にまとめる四つの動詞。下の六行は、付く構造そのもので分ける。構造こそが最も確実な区別になる。

文実際の意味と構造
He told me about the delay.知らせる。tell は受け手に直接
He said something about the delay.何か言った。say は内容と一緒。受け手は to 経由
He talked to me about the delay.私と話した。talk は双方向の会話を強調
He spoke to me about the delay.私に話しかけた。speak は talk より一段フォーマル
I told him to wait.待てと言った。tell + 人 + to V は命令・叱責のニュアンス
I can't tell if she is joking.冗談か本気か分からない。ここでの tell は区別する

最後の行は、多くの学習者が知らない意味。伝える・言いつける以外に、tell には認識する・区別するの意味もある。実際の会話に非常に多い:"I can't tell the difference"、"You can never tell"、"How can you tell?"。この意味では tell に受け手は要らない。ほぼいつも can か could と一緒。

では told と have told、いつどちら?おなじみのルール:時間の区切りがあれば told。区切りがなく、もう伝えたから相手は知っているはず、という強調なら have told。"I have told you three times" は叱責の重みがある。"I told you on Monday" は月曜日という区切りの報告だけ。

実際の発話で told を聞く

ここは活用表が触れない部分。tell では聞き取りの難しさのほとんどがここにある。紙の上では told は四文字で安定。音では四文字のうち三つが形を変えうる。

末尾の d は、後ろの語が子音で始まると落ちる。 "told me" は "toal me"、"told them" は "toal them"、"told Nam" は "toal Nam"。消えるのは、この語が持つ唯一の過去の印。だから過去と現在は、思っているより音が近い。

told you は j に近い一音にまとまる。 /d/ が you の /j/ に出会うと、二音が /dʒ/ に融合する。"I told you" は "ai toal-ju"。定番の "I told you so" はほぼ三音節の一塊。学習者は j の音を聞いて対応する文字を探し、toll you や told Jo と書く。

told の l は母音に溶ける。 /l/ が子音の前では舌尖が上顎に触れず、後ろに下がって /w/ に近い音になる。だから told は "toad" や "toal" にかなり近く聞こえる。はっきりした l を待っていると、聞こえない。

told him と told her では h が脱落して逆方向につながる。 "He told him the truth" は "hi toal-dim the truth" になる。d は本来脱落するはずだったが、後ろが母音なので救われ、次の語の語頭子音に飛ぶ。結果、名前のような一塊の音になり、学習者は "told Tim" と書き取る。

told の前の have と had は子音一つだけになる。 "I've told her twice" は "aiv toal-der twice" になり、"I'd told them already" は "aid toal them olredi" になる。その部分を聞き落とすと "I told her twice" と書き取る。文法上は正しいので、疑う理由がない。

tell、tall、tale はベトナム人の耳には近い。 tell は短母音 /e/、tall は後舌円唇母音、tale は二重母音 /eɪ/。ネイティブにははっきり違うが、未訓練の耳には同じ領域に落ち、三つとも話を語る文脈で出てくる。

次の表は、書かれた文、耳に響く音、書き取りを外した文を並べる。中央の列は教科書の発音記号ではなく、耳に届いたままを書いたものだ。

実際の文耳に届く音学習者がよく書き取る文
I told you it was going to rain.ai toal-ju it wuz gonna rainI toll you it was going to rain.
She told him the truth in the end.shi toal-dim the truth in the endShe told Tim the truth in the end.
I've told her twice already.aiv toal-der twais olrediI told her twice already.
They were told to stay put.they wuh toal tuh stay putThey were tall to stay put.
Nobody told us about the change.nobodi toal-dus about the changeNobody toll us about the change.
Didn't I tell you about that?dini tell ya about thatDid I tell you about that?

3列目は3種類の誤りに分かれる。1行目、2行目、5行目は語境界の誤りだ。d は消えずに次の語へ飛ぶので、切る位置を間違え、実在するが意味の違う語になる。3行目は弱形機能語の脱落で、他の文で has や is を聞き落とすのと同じ類型だ。4行目と6行目は母音の誤りと否定の脱落で、told とは無関係だが told のある文にちょうど出てくる。速く、よく使う文型だからだ。

中央で重なる2つの音波の塊を示す図。told の d が後続の語へ飛ぶ様子の比喩
told 語末の d は消えない。次の語の語頭子音に飛ぶ。

その連鎖は WELE のディクテーションで非常にはっきり出る。一文を聞き、耳が拾ったまま書き、採点が誤り箇所を指す。実際の文が "She told him" なのに "She told Tim" と書いたとき、返ってくるのは tell の過去形が told だという注意ではない。はるかに正確な診断だ。語末子音が次の語へ飛んだせいで、語境界を切り違えている。

修正した箇所こそ記憶が本当に形成される場所だ。told なら、単語ごとではなく塊ごとに聞く習慣をつける。told-you、told-him、told-her、told-them のような塊は頻出し、常に一つの音の塊としてくっつく。その塊全体を一単位として認識すれば、d がどの語に属するか決める必要がなくなる。実際の会話速度で耳が追いつく唯一の方法だ。

語末子音が飛ぶのが聴力不足ではない理由を知りたければ、connected speech の記事が連結と同化の仕組みを文全体で説明する。実際の文ですぐ試したければ、podcast ライブラリに transcript があり、書き取りのたびに照合できる。told は他人の言葉を伝える場面にどこにでも出る。

tell と told でよく出る連語

tell の phrasal verb はほとんどない。tell off、tell apart、tell on 以外に、単独で学ぶ価値のあるほど一般的な連語はほぼない。代わりに tell は名詞と極めて固定された型で結びつき、それが毎日耳に入る。下の表は主に collocation で、例はすべて過去形か過去分詞で書いた。

連語意味例
tell the truth真実を言うHe finally told the truth on Friday.
tell a lie嘘をつくShe told a lie to protect her brother.
tell a story話を一つ語るMy grandmother told that story every Tet.
tell a joke冗談を一つ言うHe told a joke nobody understood.
tell the time時計で時刻を読むShe learned to tell the time at five.
tell the difference区別できるI could not tell the difference between the two.
tell someone off誰かをがみがみ叱るThe manager told him off in front of everyone.
tell apart似た二つを見分けるNobody could tell the twins apart.
tell on someone密告する、告げ口するHis sister told on him straight away.
to tell you the truth正直に言うとTo tell you the truth, I had forgotten.
I told you soだから言ったのにShe just smiled and said I told you so.
tell it like it isありのまま言うHe told it like it was and nobody argued.
you never can tellどうなるかわからないYou never can tell with this weather.

表の最後の4行はすべて tell の「認識する」の意味で使われており、「伝える」の意味ではない。ベトナム人学習者が完全に見落としがちなグループだ。"I can't tell" は「話せない」ではない。「わからない」だ。"How can you tell?" は「どうやってわかるのか」。この意味はほぼ常に can、could、または否定文とセットなので、can の後に tell が来たらすぐ「区別する」と読み替える。

中央の phrasal verb 3行も目的語の位置に注意が必要だ。tell somebody off は分離できる。"The manager told him off" は正しく、"The manager told off him" は不自然。tell apart も同様で、"tell the twins apart" の方が "tell apart the twins" より多い。

ベトナム人学習者が tell でよく犯す誤り

telled. あらゆる動詞に ed を付ける反射だ。tell は規則変化しない。V2 も V3 も told だ。忘れやすければ sell が sold になるのに当てはめる。二つの動詞は同じ規則で変わる。

Did you told. did の後は動詞原形。did がすでに過去を担う。"Did you tell him the news?" が正しい。この誤りは tell の過去形が told だと覚えた直後に出やすい。

He told to me. to が余分だ。tell は受け手に直接つながり、前置詞は入らない。told me、told her、told the team。to が出るのは後ろが動詞のときだけ。"told me to wait" のような形だ。ベトナム語の「私に」から with を to に訳すので、誤りが長く残る。

He said me that. 上の誤りの逆だ。say は受け手に直接つながらず to が要る。"He said to me that"、または受け手を省いて "He said that"。覚え方は短く。tell は人、say は内容。

「認識する」の意味を忘れる。 tell がそれもできると知らず、"I cannot know if she is joking" や "I cannot recognize the difference" と書く人が多い。英語では tell でこのグループを表す。can't tell、could not tell the difference、how can you tell。実際の会話に頻出する連語なので、使い方を間違えるとすぐばれる。

I never told nobody のような二重否定。 歌、映画、カジュアルな会話では英語の多くの地域で聞こえる。世の中に存在するからといって、使える文にはならない。試験、ビジネスメール、その他あらゆる文書では誤りとされる。正しい形は "I never told anybody" か "I told nobody"。

短時間ドリル

8問。tell、tells、told、telling または said を入れる。tell ではなく say が要る文もある。構造をよく読む。全部終えてから答えを見る。

  1. She ______ me about the change three days ago.
  2. He ______ that the meeting had been moved.
  3. Did you ______ him the address before he left?
  4. I have ______ you twice already.
  5. Nobody can ______ the difference between the two files.
  6. We were ______ to wait in the lobby.
  7. My uncle ______ the same story at every family dinner.
  8. She is ______ everyone the wrong date.

答え:1. told. 2. said. 3. tell. 4. told. 5. tell. 6. told. 7. tells. 8. telling.

問題2と問題5は、多くの人が落とす2問だ。問題2は空欄のあとに受け手がいないので tell は使えない。said になる。問題5は tell を「区別する」の意味で使っていて、can のあとだから動詞は原形のまま。この2問を間違えたなら、上の tell と say・talk の比較表をもう一度読み直す価値がある。

よくある質問

tell の過去形は?

tell の過去形は told で、過去分詞も told。書き方はまったく同じなので、区別するには、その前に have、has、had や be があるかどうかを見る。

tell と say の違いは?

意味より先に、文の構造が違う。tell は受け手に直接つなぐ:told me、told her。say は内容につなぎ、受け手を出したいなら to を挟む:said to me。だから "He told me that" は正しく、"He said to me that" も正しいが、"He said me that" も "He told to me that" もどちらも間違い。

Tell、talk、speak はどう使う?

tell は誰かに内容を伝える。talk は双方向の会話で、to か with と一緒に使う。speak も話すが、一段フォーマルで、仕事や電話の場面でよく出る。"I talked to him" と "I spoke to him" はほぼ入れ替えられるが、どちらも "I told him" とは違う。

会話で told の d が聞こえない。聞き間違い?

違う。told の末尾の d は、次の語が子音で始まると本当に落ちる。次が you や your だと j に近い音になる。これは英語の会話で普通の現象で、耳のせいじゃない。

Telled は tell の形?

違う。tell は不規則動詞で、過去形も過去分詞も told。この型は現代英語では tell→told と sell→sold の2つだけが残っている。

早口で told が聞き取れるようになるまで、どれくらい練習する?

ルール部分は、1回で覚えられる。耳の部分は今のリスニング力次第で、効率がいいのは単語ごとではなく told-you、told-him、told-them みたいな塊で練習すること。リスニングレベルテストを受けて、スタート地点を把握しておく。次の測定で比べるものができる。

tell の活用表で覚えるのは told だけ。sold を知っていれば、追加で覚えるものはない。時間がかかるのは、d が隣の語に飛んだ told を耳で拾えるようにすることと、tell の直後には必ず誰かが来ることを覚えておくこと。短い音声を1本選んで、間接話法の多い部分でディクテーションを試し、単語の切り方を何回間違えたか数えてみて。

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