leaveの過去形はleft。でも文中のleftには4つの役

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自宅で聞き取り書きをしている。話者が一言言う。あなたは「He let the door open」と書く。赤い波線が2語目を正しく指す。本当の文は「He left the door open」。数文後、話者が「There are only two seats left」と言う。あなたは「There are only two seats」と書き、最後の語を丸ごと省く。耳には息の音として聞こえ、単語ではないからだ。簡単な方から答える:leaveの過去形はleft、leaveの過去分詞もleft。三人称単数はleaves、-ing形はleaving。
leaveの難しさは、他の不規則動詞とはまったく別のところにある。英語のleftは4つの仕事をする。4つとも綴りはまったく同じ。leave「去る」の過去形。leave「置き去りにする・忘れる」の過去形。左の方向。残りのという意味の形容詞。4つの意味すべてが日常語。だから聞くとき、語自体に手がかりがなく、とても速く判断しなければならない。2つ目は音だ。left末尾の子音群 /ft/ は、次の語が子音で始まると t が落ちる。そのとき left は let にほとんど聞こえる。
この記事はその一連を最後まで扱う。leaveの活用表と v が f になる理由、文の中で left がどの役をしているか、leave と let の境界、left Hanoi と left for Hanoi の境界、よく出る句、そして最も長い部分——ネイティブが普通の速さで話すとき left がどう響くか。
- leaveの活用表と v が f になる話
- この文で left は何をしているか
- 実際の発話で left を聞く
- leave と left のよく出る句
- ベトナム人が leave でよく犯す誤り
- 短時間演習
- よくある質問
leaveの活用表と v が f になる話
5形態、表1つに収まる。発音記号列は米音。英音もこの動詞ではほとんど違わない。
| 形態 | 語 | 発音 | 短い例 |
|---|---|---|---|
| 原形 (V1) | leave | /liːv/ | I leave at seven. |
| 三人称単数 | leaves | /liːvz/ | She leaves before dawn. |
| 過去形 (V2) | left | /left/ | He left an hour ago. |
| 過去分詞 (V3) | left | /left/ | They have left already. |
| 現在分詞 | leaving | /ˈliːvɪŋ/ | We are leaving now. |
leave から left へは、同時に3つの変化がある。それらは偶然ではない。長母音 /iː/ が短い /e/ に縮む。語末の子音 /v/ が /f/ に変わる。そして /t/ が1音追加される。見た目はごちゃごちゃに見える。3つとも、ただ1つのことの帰結だ。
古英語では、ある動詞群が語幹に母音を挟まず、過去語尾をそのまま付けた。語尾の /t/ が語幹の /v/ に押し付けられると、2音は相性が悪い。/v/ は声帯振動、/t/ はしないからだ。話し言葉の解決策はいつも、2音を似せること。だから /v/ の振動が消え /f/ になる。同時に、後ろが2子音の塊になったので長母音は短く押しつぶされる。結果が left。
同じ仕組みで、とても似た見た目の動詞族が生まれる。lose → lost、feel → felt、keep → kept、sleep → slept、deal → dealt、mean → meant、dream → dreamt。すべて母音を縮め、/t/ で終わる。このグループの動詞だと分かれば、過去形をかなり確実に当てられる。不規則の中でも、使える規則性を持つ数少ないグループの1つだ。
最初から知っておくべきことがもう1つある。leave は名詞でもある。休暇の意味だ。annual leave は年次休暇、sick leave は病欠、maternity leave は産休。「She is on leave this week」は会社メールで毎週出会う文だ。この名詞は活用しない。でも leave という綴りが、動詞を待っている文に現れる。
合わせて読むべき動詞が3つある。それぞれ理由が違う。loseの過去形は最も近い同グループ。母音を縮め、語末子音も t を受けるために変える。feelの過去形は felt になる。語末子音群の落ち方が left とまったく同じなので、2記事で同じ聞き取りの癖を直す。sendの過去形は sent になる。発話では「sent me」も t が落ちる。「left me」と同じだ。英語文法の記事は時制と動詞を所定の位置に並べ、全体を復習するときに使える。
この文で left は何をしているか
時制の原則は他の動詞と同じ:left 単独は過去形、have・has・had または be の後ろの left は分詞。でも leave にはその前にもう1段階ある。文の left が動詞かどうかを確かめること。多くの場合、動詞ではない。
| 文 | 正しいか誤りか | 理由 |
|---|---|---|
| She left the office at six yesterday. | 正しい | 過去形、明確な時間の基準点あり |
| She has left the office at six yesterday. | 誤り | 現在完了は閉じた過去の基準点と組み合わせない |
| They have left already. | 正しい | have の後の分詞、直前に起きて今も効いている |
| They have leave already. | 誤り | have の後は分詞 left |
| Did you leave the window open? | 正しい | did の後は原形 leave、left ではない |
| The letter was left on your desk. | 正しい | 受動、was の後の left は分詞 |
leave だけの混乱は、1つの left が4つの別の仕事を背負うこと。ベトナム語は4つにまったく違う句を使う。下の6行がそれを分ける。
| 文 | 本当の意味 |
|---|---|
| He left the office at six. | 彼は6時にオフィスを出た。left は「去る」の動詞 |
| He left his laptop at the office. | 彼はノートPCをオフィスに置き忘れた。left は「置き去りにする」の動詞 |
| There are two seats left. | 席が2つ残っている。left は形容詞で動詞ではない |
| Take the second street on the left. | 2本目の通りを左に入る。left は方向の名詞 |
| She left him alone. | 彼女は彼を放っておいた。もう邪魔しない |
| She let him go. | 彼女は彼の行くのを許した。let はまったく別の動詞 |
最初の2行が最も覚えやすい。同じ動詞 left なのに、注意の向きがほぼ逆だ。一方は去る人、一方は残る物。「He left the office」は去る。「He left his bag in the office」は置き忘れる。区別は機械的だ。left の後が場所なら「去る」。left の後が物で、そのあと場所なら「置き去りにする」。
3行目は別途注目に値する。書き取りで語を丸ごと落としがちな場所だ。「残り」の意味では left は常に名詞の後に立ち、強いアクセントを持たない。two seats left、ten minutes left、nothing left、no time left。その語を聞き逃すと文は流れる。でも最も重要な情報が消える。
left と have left、いつどちらを選ぶか。いつもの法則だ。閉じた時間の基準点があれば left。基準点がなく、直前に起きたこととその結果が今も残っているなら have left。「He left ten minutes ago」は報告。「He has left」は彼はもうここにいない。探しに行くな。
実際の発話で left を聞く
ここは活用表が触れない部分だ。leave ではここが大半を決める。紙の上では left と let は1文字違いで明確だ。音では、その距離は場所によってはほとんど存在しないほど薄い。
left 末尾の /ft/ は、次の語が子音で始まると t が落ちる。「left me a note」は「lef me a note」になる。「left the room」は「lef the room」になる。「left Da Nang」は「lef Da Nang」になる。left は「lef」に縮む。消えた部分こそ、多くの文脈で現在形と区別する唯一の部分だ。
母音の前では t が復活し、次の語に直結する。「left it」は「lef-tit」になる。「left early」は「lef-turly」になる。「left out」は「lef-tout」になる。音には空白がない。学習者は区切りを誤り、存在しない語を書き取る。
leftとletは、ごく弱い/f/音一つだけ違う。/ft/の塊でtが落ちると、残るのは「lef」で、末尾の/f/はとても弱い。特に次の語が別の子音で始まるときはそうだ。「He left the door open」と間違いの「He let the door open」は、ほとんど同じ音になる。leaveもletも「để(置く・させる)」と訳せるので、ベトナム人にとって非常に手ごわい誤りの源だ。
leaveとleftの違いは、子音より母音の方が大きい。leaveは長く伸びた母音で、もともと聞き取りにくい軟らかい/v/で終わる。leftは短い母音で、子音の塊は落ちやすい。どちらも子音の前に来るとき、区別できるのは母音の長さだけだ。meetとmetのペアと同じ状況だ。
leftの前の'veはほとんど消える。実際の発話では「I've left my keys inside」は「aiv lef my keys inside」になり、'veはIの末尾にくっついた/v/音一つにすぎない。聞き落とすと「I left my keys inside」と書いてしまう。この二文の違いは重要だ。'veのある文は、鍵が今この瞬間も中に入ったままだと言う。'veのない文は、過去の出来事を述べるだけだ。
「残り」の意味のleftは文末にあり、重音を持たない。「We have ten minutes left」は「wi hav ten minits lef」になり、最後の語は息一つ程度だ。それを落とすと「We have ten minutes」になる。文法は正しく、意味も通る。だが、別のことを言っている。
以下は、リスニング問題に出てくるタイプの正しい文と、実際の音、よくある書き取りミスだ。真ん中の列は聞こえた音の表記で、正式な発音記号ではない。
| 実際の文 | 聞こえる音 | 学習者がよく書き取る誤り |
|---|---|---|
| He left the door open. | hi lef the door open | He let the door open. |
| I've left my keys inside. | aiv lef my keys inside | I left my keys inside. |
| We left early to beat the traffic. | wi lef-turly tuh beat the traffic | We leave early to beat the traffic. |
| There are only two seats left. | ther onli two seats lef | There are only two seats. |
| She left him a note on the table. | shi lef-tim a note on the table | She lifted a note on the table. |
| They left out the last question. | they lef-tout the last question | They left the last question. |
三列目は三種類の誤りに分かれる。一行目と五行目は子音塊の誤りだ。tが完全に落ちるか次の語に流れ、語の境界がずれる。二行目と三行目は時制の誤りだ。薄い/v/音か短い母音が文全体を決める。四行目はleave特有の誤りだ。消えるのは動詞ではなく、形容詞のleftで、それを落としても文は流れて聞こえるのに意味は変わる。

WELEでスペルディクテーションをしていると、このパターンが文ごとに繰り返される。一文聞いて、耳に入った通り書き、採点が間違いを指す。leaveの場合、下線が引かれるのは書き間違えた語ではなく、完全に抜けた語だ。文末のleftそのものだ。得られる情報は非常に具体的だ。耳は文末の非重音語を飛ばしている。それは文法の穴ではなく、聞き方の癖だ。
修正する場面こそ、本当の記憶が形づく。上のleftの四つの意味の表を読んでも、十分後には四つあることは覚えている。だが耳は何も変わらない。文末のleftを書き落として、その箇所を聞き直すと、次から文の終わりに来たとき、もう一拍待つ癖がつく。leaveにとって、その一拍待つ癖は、どんな暗記のコツより価値がある。
tが消える理由を、聞き力のせいではなく仕組みとして知りたいなら、connected speechの記事が、一文全体の音の脱落と連結を説明している。実際の文ですぐ試したいなら、podcastライブラリにtranscriptがあり、書き取るたびに照合できる。leftは移動や仕事の話で密集して出てくる。
leaveとleftのよく出るフレーズ
leaveには本当に頻出のphrasal verbがいくつかある。だが日常で聞く大半はcollocation、つまりleaveが決まった名詞と組む形だ。下の表は両方を混ぜてあり、例はすべて過去形か過去分詞にして、目に慣れさせている。
| フレーズ | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| leave out | 抜き落とす、漏らす | They left out the last two names. |
| leave behind | 後ろに残す | He left his old job behind without regret. |
| leave off | そこで区切る、中断する | We left off at chapter four. |
| leave alone | 放っておく、触らないで | She asked them to leave her alone. |
| leave aside | 一旦脇に置く | Leaving aside the cost, the plan works. |
| leave a message | メッセージを残す | I left a message with the receptionist. |
| leave a note | メモを残す | She left a note on the fridge door. |
| leave for | 〜へ向けて出発する | They left for Hanoi at dawn. |
| leave school | 学校を卒業する、または中退する | He left school at sixteen. |
| leave it to me | 任せて(私がやる) | She left it to me and went home. |
| leave room for | 〜の余地を残す | The design left room for two more buttons. |
| nothing left | 何も残っていない | There was nothing left in the fridge. |
| on leave | 休暇中 | He has been on leave since Monday. |
最も注意して区別すべきペアはleaveとleave forだ。一語欠けると意味が百八十度反転する。「They left Hanoi」はハノイを離れ、そこから去ったという意味だ。「They left for Hanoi」はハノイへ向けて出発した、つまりハノイが目的地だという意味だ。実際の会話ではforは機能語で重音がなく、ぼんやりした音に縮むことが多い。文法の罠であり、聞き取りの罠でもある。
表の最後の行はleaveの名詞用法だ。会社のメールではon leave、annual leave、sick leave、maternity leaveがほぼ毎週出てくる。この名詞に普通の複数形はない。「two leaves」と二回の休暇を指すのは誤りで、leavesはleafの複数形になる。
leaveでベトナム人がよく犯す間違い
leaved.あらゆる動詞にedを付ける反射だ。leaveは規則変化しない。V2もV3もleftだ。leavedという形は存在しない。leavesが動詞なら三人称単数現在だけだ。
Did you left.didの後は動詞の原形。didがすでに過去を担っている。「Did you leave the window open?」が正しい。leaveの過去形がleftだと覚えた直後に、この誤りが出やすい。
leaveをletの代わりに使う。ベトナム語では「để」一語で両方を言うので、「He left me go」「She left him do it」が非常に多い。この二つの動詞は意味だけでなく構造も違う。letはtoなしの動詞原形と組み、leaveは名詞か形容詞と組む。「He let me go」は正しく、「He left the door open」も正しい。この二文は入れ替えられない。
I left to Hanoi.と書く。「ハノイに行く」の直訳だ。英語には二つの言い方があり、どちらもtoは使わない。「I left Hanoi」はハノイを離れた意味、「I left for Hanoi」はハノイへ向けて出発した意味だ。どちらかを選び間違えると、向きが逆になる。
I have left my phone yesterday.現在完了は、すでに閉じた過去の時点と組まない。yesterdayがあるなら「I left my phone at home yesterday」を使う。今この瞬間、電話が手元にないと言いたいなら、時点を外して「I have left my phone at home」と書く。
「残り」の意味のleftを落とす。学習者は「There are only two seats」と書きがちだが、意味は空席が二つだけ残っていることだ。leftを欠いた文は文法的には正しいが、席が二つあると言うだけで、残りがそれだけだとは言わない。このグループは会話に非常に多い。ten minutes left、three days left、nothing left、no money left。
短い演習
八問。leave、leaves、left、leavingのいずれかを入れる。leftが動詞でない文もある。全部終えてから答えを見てほしい。
- She ______ the office ten minutes before the storm hit.
- Did you ______ the back door unlocked?
- We have only twenty minutes ______ before the call.
- He ______ for Hue every Friday afternoon.
- They have ______ already, the room is empty.
- I am ______ at six whether the report is ready or not.
- The keys were ______ on the kitchen counter.
- By the time I got back, someone had ______ a note for me.
解答:1. left. 2. leave. 3. left. 4. leaves. 5. left. 6. leaving. 7. left. 8. left.
第3問と第4問は、多くの人が落とす2問だ。第3問には動詞は不要で、そこにある left は「残り」の意味の形容詞だ。多くの人は穴が文中にあるのを見て leaving と入れてしまう。第4問は every Friday があるので現在の習慣で、主語 he に s が付いて leaves になる。この2問を間違えたなら、上の left の4つの意味の表をもう一度読む価値がある。
よくある質問
leave の過去形は?
leave の過去形も left、過去分詞も left。綴りはまったく同じで、区別するには前に have、has、had、be があるかどうかを見る。
left にはいくつの意味がある?
よく使う意味は4つ、どれも綴りは同じ。leave「去る」の過去形、leave「残す」の過去形、「左」の方角、そして「残り」の形容詞。文脈だけが意味を決める。単語自体からは手がかりは出ない。
left Hanoi と left for Hanoi はどう違う?
真逆だ。"They left Hanoi" はハノイを出発したという意味。"They left for Hanoi" はハノイに向けて出発したという意味。for という小さな語が向きをまるごと変える。話し言葉では非重音の1語なので、聞き取り落としやすい。
leave と let はどう違う?
let は「許可する」で、to のない原形動詞と一緒に使う。"let me go" のような形。leave は「去る」か「残す」で、名詞と一緒に使う。"leave the door open" のような形。"He let me go" と "He left me alone" はどちらも正しいが、言っていることは別だ。
leaved は leave の形か?
違う。leave は母音変化+/t/ 追加の不規則動詞で、lose→lost、feel→felt、keep→kept と同じグループだ。標準英語に leaved はない。
文末の left を聞き落とさないには?
文全体を聞き終えてから書き写す癖をつける。left が「残り」の意味のときは常に文末にあり、重音も付かない。進歩を測るいちばん実用的な方法は、会話の短い部分を書き写して、文末で聞き落とした回数を数えること。練習の前に リスニングレベルテスト を一度受けて、数週間後にもう一度測る。
leave の活用表で覚える語形は left と left の2つだけで、10秒で覚えられる。本当に時間がかかるのは、耳に left がどの役割をしているか気づかせ、t が落ちてもそれを認識させることだ。短い音声を1つ選び、left が出てくる部分で ディクテーション を試し、間違えた箇所のうち、何箇所が書き間違えで何箇所が丸ごと書き漏らしか数えてみる。