「tear」の過去形 tore・torn。読み方が違う tear も2つ

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あなたはディクテーションで物語の一節を聞いている。話者が七語の文を放ち、あなたは「I turn the page by accident」と書き取り、二番目の単語に赤い下線がつく。正解は「I tore the page by accident」。先に簡潔に答えると:tearの過去形はtore、tearの過去分詞はtorn。ing形はtearing、三人称単数はtears。
だがtearは二重の難しさが重なる動詞で、だからこのページは活用表一つより長い。第一の層は綴りにある。同じ四文字t-e-a-rで、/ter/と読めば「裂く」、/tɪr/と読めば「涙」。まったく別の語で、活用も違い、救ってくれるのは文脈だけ。第二の層は耳にある。tornとturnは母音一つだけ違う。その母音こそ、ベトナム人が最も混同しやすい母音だ。
この記事はその一連を最後まで扱う:tearの活用表と同じ型の三つの動詞、いつtoreでいつtornか、tornが動詞をやめて感情語になるときの意味の広がり、そしてリスニング練習者にとっていちばん重要な、ネイティブが普通の速さで話すとき tore、torn、二つのtearがどう聞こえるか。
- tearの活用表、と発音の違う二つのtear
- toreはいつ、tornはいつ
- 実際の発話でtoreとtornを聞く
- toreとtornでよく出る句
- ベトナム人がtearでよく犯す間違い
- 短時間ドリル
- よくある質問
tearの活用表、と発音の違う二つのtear
五つの形を、表一つにまとめる。発音記号列は米音、英音がはっきり違うところだけ追記する。
| 形 | 語 | 発音 | 短い例 |
|---|---|---|---|
| 原形(V1) | tear | /ter/(英:/teər/) | Do not tear the label. |
| 三人称単数 | tears | /terz/ | Wet paper tears easily. |
| 過去形(V2) | tore | /tɔːr/(英:/tɔː/) | I tore the receipt. |
| 過去分詞(V3) | torn | /tɔːrn/(英:/tɔːn/) | The bag has torn. |
| 現在分詞 | tearing | /ˈterɪŋ/ | She is tearing the box open. |
過去形の話の前に、原形にある罠を片付けなければならない。英語には綴りがまったく同じtearが二つあり、互いに関係はない。一つ目は「裂く」の動詞で、/ter/、bearやairと韻を踏む。二つ目は「涙」の名詞で、/tɪr/、beerやearと韻を踏む。この現象は綴り同形異音語と呼ばれ、英語には多くない。tearがいちばんよく質問される。
結果はとても実用的だ。「She burst into tears」のtearsは/ tɪrz/。涙だから。「This fabric tears easily」のtearsは/terz/。裂く動詞だから。同じ五文字、二つの音、綴りから当てるコツはない。文脈だけが決める。だから声に出して読むときは、先に文を理解してから発音しなければならない。
不規則活用に戻る。tearはごく短い型に従う:原形の母音/er/が過去形で/ɔːr/になり、分詞で語尾-nが付く。同じ型の語にwear→wore→worn、swear→swore→sworn、bear→bore→borneがある。この四動詞は活用がまったく同じ。一つ覚えれば四つ分。不規則の中でも、規則がはっきりしていて推論できる数少ないグループの一つだ。
分詞形に覚えておく小さな点がある。tear、wear、swearの分詞は一形だけ。bearだけ二つに分かれる:borneは「運ぶ」「耐える」、bornは「生まれる」。グループごと学ぶなら、そのずれだけ印を付ければ、残りは同じ式どおりだ。
同型の三動詞もあわせて読む価値があり、それぞれ罠の位置が違う:wearの過去形はworeがwarと同音で聞き取り誤りが非常に多い、swearの過去形は「ののしる」と「宣誓する」という離れた二義を持ち、同じ文が二方向に読める、bearの過去形はグループで唯一、分詞を二つ区別しなければならない。一動詞だけでなく体系ごと復習するなら、先に英語文法の記事を開いてほしい。
toreはいつ、tornはいつ
いちばん短い原則:toreは単独で立つ、tornは決して単独で立たない。toreは過去形で、それ自体が主動詞になる。tornは分詞で、前にhave、has、hadが必要か、受動の文ならbeの形が必要か、完全に形容詞に転じる。
| 文 | 正しいか誤りか | 理由 |
|---|---|---|
| I tore my jeans on the fence. | 正しい | 過去形、主動詞が単独 |
| I torn my jeans on the fence. | 誤り | tornの前に助動詞がない |
| The envelope was torn open. | 正しい | 受動、分詞がwasの後 |
| The envelope was tore open. | 誤り | wasの後は分詞torn |
| He has torn a muscle before. | 正しい | 分詞がhasの後、経験が今も関係する |
| Did you tore the page out? | 誤り | didの後は原形tear、toreではない |
tearで本当に学ぶ価値があるのは、その正誤表ではなく、tornの第二の生き方にある。tornが動詞をやめて形容詞になると、もう紙が裂けた話ではない。二つの選択のあいだで板挟みになっている人の話になる。下の六組が、辞書がまとめがちなtearの意味の層を分けて示す。
| 句 | 本当の意味 |
|---|---|
| I tore the letter. | 手紙を裂いた。物理的行為は終わっている |
| I am torn about the offer. | オファーで迷っている。決めきれない。裂くこととは無関係 |
| The country is torn by conflict. | 国が対立で分断されている。比喩だが重い |
| He tore out of the room. | 部屋を飛び出した。ここでのtearは「非常に速く走る」 |
| Her eyes teared up. | 目が潤んだ。これは涙のtearで、規則動詞として活用する |
| He tore up the contract. | 契約書を破り捨てた。裂くtearで目的語あり |
五番目の行がいちばん長く止まる価値がある。上で学んだことを全部壊すからだ。tearが涙の意味で動詞になり、tear upの句になると、規則動詞になる:過去形はteared、toreではない。「Her eyes teared up when she read it」が標準的な文。「He tore up the letter」は裂くtearなのでtore。同じtear upの二文字、二つの活用。正しく選ぶ唯一の方法は、主語が何をしているか知ることだ。
見落とされがちな点を一つ。 tornは後ろで名詞の前に普通の形容詞として立つ:a torn page、torn jeans、a torn ligament。a tore pageと言う人はいない。名詞の直前にあり名詞を描写している語を見たら、使う形は常に分詞だ。
toreとhave torn、いつどちらを選ぶか。時間の区切りがはっきりある文:yesterday、last week、on Monday、two years ago。区切りがあればtore。区切りがなく、今も続いている状態を言うならhave torn:「I have torn this jacket twice already」は、そのジャケットが今も裂けている、という意味だ。
実際の発話でtoreとtornを聞く
これは動詞活用表には載っていない部分で、文を正しく書き取れるかどうかを決める部分でもある。紙の上ではtoreとtornははっきりしている。普通の速さの発話では、どちらもすでに頭にある別の語のすぐ隣にあり、耳はより馴染みのある語を選ぶ。
tornはturnに直撃する。これがtearで最も滑りやすいペア。tornは/tɔːrn/、唇を丸め、舌は後ろへ。turnは/tɜːrn/、口の中央の母音、唇は丸めない。ベトナム人は両方をơnに近い一つの音に読みがちで、聞くときも分離できない。「The page is torn」と「the page is turned」は意味がまったく違うのに、未訓練の耳には同じに聞こえる。
toreはtourとdoorにぶつかる。toreは/tɔːr/、moreやdoorと韻を踏む。tourは/tʊr/、母音が短くはるかに高い。文が速く流れると「I tore my ticket」は「I tour my ticket」と書き取られやすい。tourの方が学習者に出会う回数が多いからだ。
toreの後ろが母音だとくっついて、rが次に繋がる。 "tore it open"には空白が3つない。ひと塊の"tor-rit open"になる。"tore up"は"tor-rup"になる。学習者が文字を分けて聞こうとすると手がかりを失う。音の中に語の境界はないからだ。
tornの後ろが子音だとnが後の子音に引き寄せられる。 "torn pages"は"torm pages"に近く聞こえる。/n/が/p/の唇の位置に吸い込まれるからだ。"torn between"では/n/と/b/が混ざって"torm-bitween"になる。
イギリス英語はrを完全に落とす。アメリカ英語は残す。 標準的なイギリス英語では、toreは/tɔː/でtawのように聞こえ、tornは/tɔːn/だ。アメリカ英語に慣れてからイギリスのポッドキャストに切り替えると、toreは覚えているよりずっと空洞に聞こえる。
涙のtearと引き裂くtearは母音ひとつで区別する。 /tɪr/と/ter/。"he tears up easily"は彼が泣きやすいのか、物をよく引き裂くのかになり得る。ネイティブは文法ではなく母音で判断する。
次の表では、各文が3回登場する。書かれたとき、響いたとき、書き取りを外したときだ。真ん中の列に書いてあるのは耳に届いた音であり、教科書の発音記号ではない。
| 実際の文 | 聞こえる音 | 学習者がよく書き取る形 |
|---|---|---|
| I tore my shirt on the gate. | ai tor-mai shirt on the geit | I tour my shirt on the gate. |
| The last page is torn. | the las peij iz torn | The last page is turned. |
| She tore it open right there. | shi tor-rit oupen rai-there | She toured it open right there. |
| He tore up the whole draft. | hi tor-rup the houl draft | He tore of the whole draft. |
| I am torn between the two. | am torm-bitween the tu | I am turn between the two. |
| Her eyes teared up on stage. | her aiz tird up on steij | Her eyes tired up on stage. |
3列目を見ると、ミスは偶然ではない。3種類に分かれる。1つ目は純粋な母音のミス:toreをtour、tornをturn、tearedをtiredとする。2つ目は語の境界のミス:tore upがrの連結で区切りの目印を失い、tore ofと聞こえる。3つ目は聞き取りのミスに引きずられる文法のミス:tornをturnedと書くのは、耳がすでに規則動詞だと決めてから聞き続けたからだ。

WELEでは、ディクテーションの1回でこの修正ループが一歩ずつ回る。文を聞いて、そのまま書き取り、採点がズレた語を見る。tornが消し線で、tornと書いたのにturnedと書いていたら、活用表を読んでも得られない情報が返ってくる。耳は最初と最後の子音を正しく捉えたが、真ん中の母音が滑った。それはtearが不規則動詞だと知らないこととはまったく別のミスだ。
そのあと同じ文をもう一度聞く。今度はどこに注意すべきか分かっている。別の文で何度か繰り返すうちに、頭の中で/ɔːr/が/ɜːr/から切り離され始め、推測しなくてよくなる。記憶はルールを読み終えた瞬間ではなく、どこを間違えて書き取ったかを見た瞬間に形成される。
これらの音がくっつくのは聞き力が低いからではない理由を知りたければ、connected speechの記事がtoreだけでなく文全体の連結と脱落の仕組みを説明する。実際の文はpodcastライブラリから取っており、各エピソードには照合用のtranscriptがある。
toreとtornでよく出る句
tearは意味の幅が広い句動詞を大量に生む。紙を引き裂くから家を壊す、飛ぶように走るまで。下の13行はいちばんよく出る句をまとめたもので、すべて過去形か過去分詞形にしてある。顔を覚えやすくするためだ。
| 句 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| tear up | 細かくビリビリに引き裂く | She tore up the invoice in front of him. |
| tear down | 建物を解体する | They tore down the old market last year. |
| tear off | 一部をぶっぬく | He tore off the receipt and handed it over. |
| tear open | 開けるために引き裂く | I tore open the package on the doorstep. |
| tear apart | バラバラにする、分裂させる | The argument tore the team apart. |
| tear into | 激しく怒鳴る、またはがつがつ食べる | The manager tore into us about the delay. |
| tear away | 魅力的なものから引き離す | I could not tear myself away from the screen. |
| tear out | ノートから引きちぎる、または猛スピードで走り去る | She tore a page out of her notebook. |
| tear at | 爪を立て、引っ張り続ける | The wind tore at the tent all night. |
| be torn between | 二つの選択の間で迷う | I was torn between staying and leaving. |
| tear a muscle | 筋肉を裂く、スポーツ外傷 | He has torn a muscle in his shoulder. |
| tear to shreds | 粉々に引き裂く、または痛烈に批判する | The reviewers tore his argument to shreds. |
| wear and tear | 長年の使用による正常な摩耗 | The deposit covers normal wear and tear. |
tear downとtear upは混同されやすいが、距離はかなり離れている。tear downは常に立っている構造物に結びつく:家、壁、像。比喩では誰かを失脚させる。tear upは薄く平らで手で引き裂けるものに結びつく:書類、契約書、チケット。"They tore down the building"と"they tore up the contract"は入れ替えられない。
最後の行、wear and tearは固定句で、必ず原形のまま使う。賃貸契約、保険契約、保証条項で出会う。意味は大家や保険会社が受け入れる正常な摩耗の程度で、不注意による破損とはまったく別だ。
ベトナム人がtearでよく犯す間違い
引き裂く意味でtearedを使う。 手は反射的に-edを付ける。他の動詞と同じように。引き裂く意味ではtearは規則変化しない。toreとtornだけだ。このミスが長引くのは、tearedが英語に実在するからだ。ただし涙のtearのtear upのときだけ。"I teared the paper"は誤り。"my eyes teared up"は正しい。
Did you tore. 1文に過去の印は1つだけ。didがそれだから、後ろの動詞は形を変えない。"Did you tear the page out?"が正しい。このミスはtearの過去形がtoreだと必死に覚えている最中に出やすい。覚えすぎた結果だ。
I have tore. この文は標準的には誤りだ。have wentのように、くだけた話し言葉では一部のネイティブから聞こえる。聞こえるのと使えるのは別だ。試験でも、仕事のメールでも、どんな文書でも、haveの後はtornだ。
tearを声に出して読むとき読み間違える。 多くの人が"tears rolled down her face"を/terz/で読み、引き裂く話になってしまう。自己チェックのルールは短い:tearが名詞でeyes、cry、roll downと一緒なら/tɪr/。動詞で目的語が紙、布、体なら/ter/。
句動詞で目的語の位置を間違える。 tear up、tear off、tear downで目的語が代名詞なら、間に入れる:"I tore it up"であって"I tore up it"ではない。目的語が普通名詞ならどちらでもよい:"I tore up the letter"も"I tore the letter up"も正しい。
文がtoreを要するときにtornを使う。 多くの人が"The wind torn the flag"と書く。tornの方が目に慣れているからだ。その文にはhave、has、had、beが一切ない。だから主動詞は過去形:"The wind tore the flag"。前に助動詞が立っているか見る。なければtoreを使う。
短い演習
8文。tear、tore、torn、tearedのいずれかを入れる。全部終えてから最後の答えを開く。
- Yesterday I ______ my jacket on a nail.
- The page has been ______ out of the book.
- Did you ______ up the old receipts?
- She was ______ between two job offers.
- His eyes ______ up when he heard the news.
- They ______ down the factory three years ago.
- I have never ______ a muscle before.
- The wind ______ at the roof for hours.
答え:1. tore. 2. torn. 3. tear. 4. torn. 5. teared. 6. tore. 7. torn. 8. tore.
第3文と第5文は、もう少しよく見る価値がある。第3文は did が前に来るので、文全体が起きたことについて言っているのに、動詞は原形 tear に戻る。第5文は tear の「涙」の意味で、記事全体の中で teared が正しいのはここだけだ。主語が目の tear up は、活用に決まりがあるからだ。この2文を外したなら、記事中ほどの意味の表は、もう一度読む価値がある。
よくある質問
tear の過去形は何?
tear の過去形は tore、過去分詞は torn。二つは入れ替えられない。tore は過去形の文で述語動詞になり、torn は have、has、had か be のいずれかの形の後にだけ来る。
teared は tear の形の一つか?
はい、ただし一つの意味に限る。「引き裂く」の tear には teared は絶対にない。tore と torn だけだ。「涙」の tear で tear up という句の場合、過去形は teared だ:"her eyes teared up"。偶然同じ綴りの、別の二つの語だ。
tear は /ter/ と /tɪr/ のどちらで読むか?
意味による。「引き裂く」動詞は /ter/、air や bear と韻を踏む。「涙」の名詞は /tɪr/、ear や beer と韻を踏む。綴りに手がかりはない。文の意味を先に理解してから、初めて正しく読める。
torn と turn はどう違うか?
母音と品詞が違う。torn は /tɔːrn/、唇を丸める母音で、tear の過去分詞だ。turn は /tɜːrn/、唇を丸めない母音で、過去形が turned の規則動詞だ。ベトナム語話者はこの二つの母音を一つにまとめがちなので、聞き取りも混同しやすい。
torn between とはどういう意味か?
迷っている、二つの選択肢の間で動けず、決められないという意味だ。ここでは torn は形容詞になっていて、引き裂くこととはもう関係ない。"I am torn between the two offers" は、二つの仕事のオファーのどちらを選ぶか迷っているという意味だ。
何度聞いても tore と tour が区別できない場合は?
これは耳の問題であって、ルールの問題ではない。だからルールを読み足しても助けにはならない。いちばん実用的な測り方は、その音のペアを含む会話を数か所書き写して、どこが抜けているか見ることだ。リスニングレベルテストは、数週間練習したあと比べる目安を残してくれる。
tear の形の表は、30秒で読み終わる。それがこのページでいちばん簡単な部分だ。残りの部分——torn が turn と母音一つ違いなこと、同じ四文字 tear が二つの読み方になること——は、聞き取りで外して、自分が書き写しを間違えたところを見たとき、はじめて本当に耳に入ってくる。短いエピソードを一つ選び、ディクテーションで tore か torn を含む一場面を試し、記事冒頭の表に戻って、まだ堅く感じるかどうか確かめてみる。