answerの過去形はanswered:無音のwと、消える/d/語尾

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職場の会話をディクテーションしている。話者が一文を放つ。あなたは「Nobody answer the phone」と書く。二語目に赤い下線が付く。正しい文は「Nobody answered the phone」だ。先に短く答える。answerは規則動詞で、過去形はanswered。過去分詞もanswered。anwroteもanswernもない。-edを付けるだけ。
それでもなぜ外すのか。answerには活用表が触れない危ない箇所が二つあるからだ。第一に、-edの語尾は前の音にくっついて/d/と読む。独立した音節ではない。だから多くの人が読み方を間違え、聞き取りも外す。第二に、answerは/r/で終わる。次の語が子音で始まると、その/d/はほぼ完全に消える。answeredとanswerがまったく同じに聞こえる。
この記事はその一連を全部扱う。answerの形の表、answerの中のwを誰も読まない理由、-edの語尾がどのグループに入るかとその理由、answerが前置詞なしで目的語と直接つながる構造、そして聞き取り練習者にとって最重要な、answeredの末尾/d/が実際の発話でどう生死を分けるか。
- answerの形の表、黙字のw、-edは/d/と読む
- answeredはどこに立つか、answerはどの構造と組むか
- 実際の発話でansweredを聞く
- answeredでよく出る句
- ベトナム人がanswerでよく犯す誤り
- 短い練習
- よくある質問
answerの形の表、黙字のw、-edは/d/と読む
五つの形を一表にまとめる。発音記号は米国英語。英米で分かれる箇所には英国英語も併記する。
| 形 | 語 | 発音記号 | 短い例 |
|---|---|---|---|
| 原形 (V1) | answer | /ˈænsər/ (英: /ˈɑːnsə/) | Please answer the door. |
| 三人称単数 | answers | /ˈænsərz/ | She answers every email. |
| 過去形 (V2) | answered | /ˈænsərd/ (英: /ˈɑːnsəd/) | I answered him at once. |
| 過去分詞 (V3) | answered | /ˈænsərd/ | He has answered already. |
| 現在分詞 | answering | /ˈænsərɪŋ/ | They are answering calls now. |
はっきり言う。answerは規則動詞だ。長くて途中に変な文字があるから、不規則だと当てる人が多い。違う。-edを付ければ終わり。V2もV3もanswered。どちらもちょうど二音節。
answerの真ん中のwは黙字。誰も読まない。歴史的な理由はかなりきれいだ。この語の古英語形はandswaru。and(応じる)とswaru(swearと同語源、誓う)の合成。原義は告発に対する誓いの言葉。wはあのswearの名残。音はとっくに脱落した。だからanswerはsword、two、wrong、wholeと同じグループ。文字は残して音は残さない語たち。
学ぶ価値の第二の点は-edの読み方。英語の-edには三つの読み方がある。どれになるかは語幹の末尾の音で決まる。語幹が/k/、/p/、/s/、/ʃ/などの無声音で終わると-edは/t/。asked、stopped、finishedなど。語幹が母音または有声子音で終わると-edは/d/。played、moved、criedなど。-edが独立した音節/ɪd/になるのは、語幹が/t/または/d/で終わるときだけ。wanted、neededなど。
answerは/r/で終わる。有声子音だ。だからansweredは中間のグループ。語尾は/d/、くっついて読む。音節は増えない。answeredはAN-serd、二音節。AN-ser-idの三音節ではない。これがこの語で最も多い発音ミス。-edのeを見て、上げて読まなければと思うから起きる。
同じ/d/グループ、または近いグループの他の動詞も対照に見る価値がある。callの過去形は/l/で終わるからcalledも/d/がくっつき、音節は一つ増えない。askの過去形はまったく逆。askedは/t/グループで、読みにくい三子音の塊になる。needの過去形は/ɪd/グループの典型。どのグループだけが本当に音節を増やすかがはっきり見える。全体を復習するときは英語文法が時制と動詞を正しい位置に並べる。
answeredはどこに立つか、answerはどの構造と組むか
最短の原則。answeredは過去形でも分詞でもある。役割は形ではなく、その前の語が決める。前に何もなければ過去形。have、has、hadが前なら分詞。was、wereが前なら受動態。
| 文 | 正しいか誤りか | 理由 |
|---|---|---|
| I answered your email yesterday. | 正しい | 過去形。時間の区切りがある |
| I have answered your email yesterday. | 誤り | 現在完了は特定の過去の時点と組めない |
| Nobody has answered yet. | 正しい | hasの後の分詞。今に至るまで未解決 |
| Did you answered the question? | 誤り | didの後は原形answer |
| I answered to his question. | 誤り | answerは目的語の前に前置詞を要しない |
| Her question was answered in the meeting. | 正しい | 受動態。wasの後の分詞 |
五行目がベトナム人が最も外す箇所。詳しく言う価値がある。ベトナム語では誰かに答えるとき「cho(〜に)」がある。だから英語を書くとき、手が勝手にtoを足す。でもanswerは他動詞。目的語を直接取る。answer the question、answer the phone、answer me。toを足すのは誤り。
厄介なのは、answer toという句が実在すること。意味はまったく別。下の六組が、前置詞でanswerの意味がどう変わるかを切り分ける。この語について最も覚える価値のある部分だ。
| 句 | 実際の意味 |
|---|---|
| I answered him. | 私は彼に返事をした |
| I answer to him. | 私は彼の下で働き、彼に報告する |
| She answered the question. | 彼女はその質問に答えた |
| She answered for the mistake. | 彼女はそのミスについて責任を取った |
| He answered his mother. | 彼は母に返事をした |
| He answered his mother back. | 彼は母に口答えした。態度が悪い |
上の三組は、同じ動詞に小さな語を一つ足すだけで、文中の二人の関係がまるごと変わることを示す。面接で「I answer to the finance director」と言えば、財務ディレクターの管理下にいるという意味。相手に返事しているわけではない。
見落とされがちな点を一つ。answer、reply、respondは同じ前置詞を使わない。answerは目的語と直接つながる。replyとrespondはtoが必須。reply to an email、respond to a request。だから「I answered the email」も「I replied to the email」も正しい。「I answered to the email」も「I replied the email」も誤り。ほとんどのビジネスメールに出る、覚えておく価値のある前置詞の組み合わせの一つ。
answeredとhave answered、いつ使い分けるか。時間の区切りがある文ならanswered。yesterday、this morning、last week、an hour ago。区切りがあればanswered。区切りがなく、今に至る影響を言うならhave answered。「I have answered all of them」は、今メールボックスが空になったという意味。
実際の発話でansweredを聞く
これは動詞活用表には載らない部分。answerにとって文法部分よりはるかに重要だ。理由は単純。この語の過去の印は末尾の/d/一音に収まる。その/d/は英語の話し言葉で最も消えやすい音の一つ。
次の語が子音で始まると、/d/の語尾は完全に消える。「She answered quickly」はほぼ「she answer quickly」と出る。「He answered me」は「he answer-me」。話者が怠けているのではない。規則だ。子音が隣接すると、間の音が飲み込まれる。answeredでは、飲み込まれるのが過去形の唯一の印。
/d/の語尾がはっきり聞こえるのは、次の語が母音で始まるときだけ。「I answered it」は「ai an-serd-it」という一塊になる。米国英語ではその/d/はさらに軽く、舌先のタッチになり、「an-ser-dit」のように聞こえる。ここだけが、文が過去形だと確信できる場所。
イギリス英語は r 音を完全に落とすので、この語はずっと短い。 アメリカ英語は巻き舌の r がはっきりした /ˈænsərd/。イギリス英語は /ˈɑːnsəd/ で r なし、最初の母音が開いて長く、AHN-sud に近く聞こえる。アメリカ英語に慣れてイギリスのポッドキャストに切り替えると、answered は最初の数十回は耳慣れない。
w はゆっくり話しても決して表に出ない。 w を見て AN-swer と読む学習者が多い。ネイティブはどんな速度でもそう読まない。自分が w 付きで発音すると、他人の発音からこの語を認識するのも難しくなる。
answer、answers、answered の三形は語末子音だけが違う。 /ˈænsər/、/ˈænsərz/、/ˈænsərd/。三つとも二音節、強勢は同じ位置。文が速く走って語末子音が飲み込まれると、三つは一つにまとまる。どれを書くかは主語か時を表す副詞頼り。
answered の前の have と has はほぼ見えない。 実際の発話では "They have answered" は "they've answered"。've は主語の末尾にくっついた /v/ の一音だけ。そこを聞き逃すと "they answered" と書く。文法的には正しい文だが時制が違う。採点は許さない。
下の表は例文、その実際の音、よく見られる誤听写の型。標準発音記号は真ん中の列ではない。そこは日常の音。
| 実際の文 | 聞こえる音 | 学習者がよく書く形 |
|---|---|---|
| She answered right away. | shi an-ser rai-daway | She answers right away. |
| Nobody answered the phone. | nobodi an-ser the foun | Nobody answer the phone. |
| I answered them last night. | ai an-ser-them las nait | I answer them last night. |
| He answered it in one line. | hi an-ser-dit in wun lain | He answered in one line. |
| They have answered already. | they-v an-serd olredi | They answered already. |
| She answered back again. | shi an-ser bak agen | She answer back again. |
三列目を見ると、誤りは三種類に分かれる。第一は時制の消失:/d/ が子音の前で飲み込まれて answered の代わりに answer と書く。これが大半。第二は形の混同:/z/ も /d/ も語末の短い一音で両方とも曖昧になり、answered の代わりに answers と書く。第三は機能語の消失:'ve に強勢がないので "they have answered" の代わりに "they answered" と書く。

WELE のディクテーションでは、この訂正パターンは非常に具体だ。聞く、ありのまま書く、採点がズレた語を見つける。answered と書くべきところを answer と書いて赤線になれば、活用表を読んでも得られない情報が来る:語全体は聞き取れている。語末子音だけ取れていない。文法記憶の問題ではなく、耳の問題だ。
直し方もまったく違う。-ed の規則を学び直す必要はない。その文をもう一度聞き、answered と次の語のつながりに意識を向ける。そういう文を数十回やると、失われた /d/ の代わりに別の手がかりを耳が使い始める:その前の母音の長さ、句全体のリズム。語末が落ちてもネイティブが過去形を聞き分ける方法だ。
語末子音が消えるのが自分の聽力不足ではない理由を知りたければ、connected speech が音の飲み込みと連結の仕組みを answered だけでなく文全体について説明する。実際の文で試すなら podcast ライブラリへ。各エピソードに transcript があり、ディクテーションのたびに照合できる。
answered でよく出る句
answer の句動詞は少なく、重要なのは answer back、answer for、answer to の三つだけ。だから下の表は別方向:email、会議、日常会話で answered と一緒に出やすい固定句。十三行、過去形で書いてある。形に慣れるため。
| 句 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| answer a question | 質問に答える | She answered every question without notes. |
| answer the phone | 電話に出る | I answered the phone on the second ring. |
| answer the door | 呼び出しに応じてドアを開ける | Nobody answered the door. |
| answer an email | メールに返信する | He answered my email within an hour. |
| answer a call | 電話を受ける | She answered the call from the hospital. |
| answer back | 目上に言い返す | The boy answered back and got sent out. |
| answer for | 〜について責任を取る | He answered for the missing files. |
| answer to somebody | 誰かの下で働く | I answered to the branch manager back then. |
| answer honestly | 正直に答える | She answered honestly and lost the deal. |
| answer in writing | 書面で返答する | They answered in writing two days later. |
| answer under oath | 宣誓のもと証言する | The witness answered under oath. |
| fail to answer | 答えられなかった | He failed to answer the last two items. |
| answer an ad | 広告に問い合わせる | She answered an ad for a part-time role. |
answer back と answer for はどちらも「返事をする」ように聞こえて混同されやすい。似ていない。answer back は常に態度を帯び、子供が大人に無礼に返す、部下が上司に言い返す場面。answer for は責任の問題、法的・懲戒の文脈でよく出る。
answer the door も注意した方がいい。ベトナム語に相当する言い方がない。ドアのためにドアを開けるわけではないが、英語は question や phone と同じく door を目的語に置く。同じ型に answer the phone があり、どちらも固定句。論理では導けない。
ベトナム人学習者が answer でよく犯す誤り
answered を三音節で読む。 語尾の -ed の e を見て AN-ser-id と発する人が非常に多い。活用の硬い規則:-ed が独立音節になるのは語幹が /t/ か /d/ で終わるときだけ。Answer は /r/ で終わるので answered は二音節、/d/ は前の音にくっつく。
answer の w を読む。 その文字は完全に黙字。正しい発音はアメリカ英語で AN-ser、イギリス英語で AHN-sə。AN-swer と読むと聞き手は一拍余計に理解に使う。自分が耳でこの語を認識できなくなる方が重要だ。
answer の後に to を足す。 "I answered to your email" は誤り。危ないのは意味はある点:answer to somebody はその人の管理下で働く。正しい文は "I answered your email"。前置詞が要るなら動詞を変える:"I replied to your email"。
Did you answered. did が時制を担えば後ろの動詞は原形に戻る。"Did you answer the question?" が正しい。この誤りは answer の過去形が answered だと必死で覚えている最中に出やすい。覚えすぎた結果だ。
w の綴りを落とす。 anser、answr、ansered はよくある三つのスペルミス。理由は明白:耳で聞こえた通りに書くが、耳には w が聞こえない。覚え方は swear と結びつける。同じ語源だ。
フォーマルなメールで answered を replied や responded の代わりに使う。 三つとも文法的には正しいがニュアンスが違う。answered は特定の質問への返答に向く。replied to は手紙・メールへの返信。responded to はさらにフォーマルで組織の公式回答によく使う。選び違えても文法違反ではない。文が文脈からズレて聞こえるだけだ。
クイック練習
八文。answer、answers、answered、answering のいずれかを入れる。答えは下。全部終わってから見る。
- I ______ your message this morning.
- Nobody has ______ the door yet.
- Did you ______ the last question?
- She ______ every email within a day, that is her habit.
- The phone rang while I was ______ another call.
- He ______ back and his mother sent him upstairs.
- Your question was ______ in the last meeting.
- Back then I ______ to the branch manager.
答え:1. answered. 2. answered. 3. answer. 4. answers. 5. answering. 6. answered. 7. answered. 8. answered.
先の8文のうち、3番と4番は見直す価値がある。3番は did が前に立つので動詞は原形に戻る。文全体は終わった話でもそうだ。4番には過去の目印がない。"that is her habit" は今の習慣だと言っているので answers が正しい。この2問を外したなら、記事中ほどの正誤表をもう一度読む価値がある。
よくある質問
answer の過去形は何?
Answer は規則動詞で、過去形も過去分詞も answered。不規則形はなく、両方の綴りはまったく同じなので、役割は前の語が決める。
Answered は2音節か3音節か?
2音節、AN-serd。-ed の語尾が独立した1音節になるのは、語幹が /t/ か /d/ で終わるときだけ。wanted や needed など。Answer は /r/ で終わるので、語尾は /d/ として前の音にくっつく。
なぜ answer には w があるのに発音されない?
この語は古英語の andswaru がもとで、反対の意味部分と swear と同語源の部分が合わさった語。w の音は何世紀もかけて消えたが、文字は残った。answer が sword や two と同じグループに入るのもそのため。文字を残して音を落とす語たちだ。
Answer the question か answer to the question か?
Answer the question。Answer は他動詞で、目的語に直接つく。前置詞は要らない。answer to という形もあるが意味はまったく違う。answer to somebody は、その人の管理下にあるという意味。
Answer、reply、respond はどう違う?
前置詞とニュアンスが違う。Answer は目的語に直接つく。Reply と respond のあとは to が必須。ニュアンスでは、answered は具体的な質問向き、replied to は手紙向き、responded to が最も格式ばっていて、正式な返答によく使う。
何度聞いても -ed の語尾が拾えないときは?
これは耳の問題であって、文法の問題ではない。ルールをもっと読んでも役に立たない。一番実用的な測り方は、会話を数本書き取って、語尾を落とした箇所がいくつあるか数えること。数週間練習したら、リスニングレベルテストが記録した基準と照らし合わせる。
answer が規則動詞だという話は10秒で身につく。それがこのページで一番簡単な部分。残りは、語末の /d/ がすべての子音の前で飲み込まれること、w の文字が決して表に出ないこと。それが耳に入ってくるのは、聞き取れずに書き取りを間違えた場所を見たときだけ。短いエピソードを1つ選び、answered がある場面でディクテーションを試し、記事冒頭の表に戻って、まだ自明に見えるか確かめる。