「ring」の過去形:rangかrungか、いちばん聞き間違えやすいi-a-u三つ

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「ring」の過去形:rangかrungか、いちばん聞き間違えやすいi-a-u三つ
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あなたはディクテーションで会話の一節を聞いている。話し手がその朝の出来事を語り、あなたは "The phone ran three times before he picked up" と書いた。すると赤字のチェックが3語目を正確に指摘する。正しい文は "The phone rang three times"。先に短く答えると:ring の過去形は rangring の過去分詞は rung。V-ing 形は ringing、三人称単数現在形は rings。

ここまでは簡単だ。ring には別々の難所が2つある。第一に、i・a・u の三母音変化動詞なので、1つではなく2つの別形を正確に覚えなければならず、多くの人が "have rang" と間違えて組み合わせる。第二に、rang は ran とほぼ同じに聞こえ、rung は run や wrung とほぼ同じに聞こえる。速い会話を聞くとき、参照する表はなく、決め手はごく短い鼻音だけだ。

この記事はその一連を全部扱う:ring の5形の表、それが属する i-a-u 動詞の系統、いつ rang を使いいつ rung を使うか、ringed が本当にあるのかどうか、そして聴解練習者向けに、普通の速度の文の中で rang と rung がどう響くか。

ring の形の表と、その i-a-u 系統

5形を1つの表にまとめる。発音記号は米国英語;英国英語との差が大きい場合は注を付ける。

発音短い例
原形 (V1)ring/rɪŋ/Ring me tonight.
三人称単数rings/rɪŋz/She rings every Sunday.
過去形 (V2)rang/ræŋ/The bell rang at six.
過去分詞 (V3)rung/rʌŋ/The bell has rung.
現在分詞ringing/ˈrɪŋɪŋ/My ears are ringing.

主要な3形は、ちょうど1本の鎖のように母音が変わる:現在形は i、過去形は a、分詞形は u。語頭と語末の子音は動かず、真ん中の母音だけが動く。この変化の型を ablaut(母音交替)といい、古ゲルマン語の強変化動詞体系の名残であって、ランダムな例外ではない。

うれしいのは、ring だけではないことだ。まったく同じ分け方のグループがある:sing sang sung、drink drank drunk、swim swam swum、begin began begun、sink sank sunk、shrink shrank shrunk、spring sprang sprung、stink stank stunk。ring を学ぶということは、同じ型を共有する8つの動詞をまとめて学ぶことだ。sing sang sung を覚えていれば、ring rang rung はすでに頭の中にあり、先頭の文字を変えるだけだ。

見落とされがちな点が1つある:ringed は実在する語だが、鳴る・呼び出す・電話するという意味の ring の過去形ではない。英語には綴りが同じ ring が2つある。鐘が鳴る・電話が鳴るという ring は不規則変化で rang と rung になる。囲む・(動物に)輪を付けるという ring は規則変化で ringed になる:"Police ringed the building"、"The birds were ringed and released"。だから誰かが ringed を正しく使うなら、間違えているのではなく、もう一方の動詞を使っている。

他の不規則動詞も ring と一緒に聴解でよく出て、それぞれ別の罠を仕掛ける:sing の過去形は ring に最も近い写しなので、こちらを覚えればあちらもついてくる、drink の過去形は drunk が形容詞として別の人生を生きている分、余計にややこしい、swim の過去形は swum があまりに稀で、存在すら忘れている人が多い、win の過去形は同じ i 母音から始まるのに、両方の枠を won 1形に縮めてしまう。この動詞が各時制のどこに位置するか知りたければ、英語文法の記事がより大きな地図になる。

いつ rang を使い、いつ rung を使うか

最も短い原則:rang は単独で主要動詞になる。rung は決して単独にならず、必ず前に have、has、had、または be が必要。rung は rang よりはるかに少なく出るので、耳は先に rang に慣れ、分詞が必要なとき手が自動的に rang を打つ。これがこの動詞の第1位の間違いだ。

正しいか間違いか理由
The alarm rang at five this morning.正しい過去形、時点がはっきりしている
The alarm has rang already.間違いhas の後は分詞 rung
The bell has rung twice.正しいhas の後に rung
The bell rung twice.間違いrung に助動詞がない、正しくは rang
Did you ring the office?正しいdid の後は原形、rang ではない
The bell was rung by the caretaker.正しい受動態も分詞 rung を使う

本当に混乱する部分は rang と rung の間ではなく、ring と韻を踏む他の3語の間にある。下の6組は、1文字違いで文の意味がまったく変わる組で、どれも日常会話の一節に出てくる。

どこが違うか
rang / ranrang は ring、ran は run。"He rang out of the room" は意味不明、正しくは "He ran out of the room"
rung / run"The bell has rung" は鐘が鳴った、"He has run" は彼が走った、語末の音が1つだけ違う
rung / wrung二つは発音がまったく同じ、wrung は wring(絞る・ねじる)の過去形:"She wrung the towel"
rang / ringedrang は鐘が鳴る、ringed は囲むか輪を付ける、綴りが同じ別の動詞
rung / wrongrung の母音は短く中央寄り、wrong の母音は長く唇をより丸める
ring / wring発音は同じ、書きでは黙字の w が1つ違う

聞く前に知っておく地域差が1つある。電話をかけるという意味の ring はイギリス英語の言い方で、アメリカ英語ではない。英国人は "I rang her last night" と言い、アメリカ人はほぼ必ず "I called her last night" と言う。アメリカのポッドキャストで rang を聞いたら、たいてい鐘か電話の呼び出し音の話で、かける行為の話ではない。

実際の会話で rang と rung を聞く

ここは動詞の活用表が役に立たない部分だ。紙の上では rang と rung は真ん中の文字で明確に違う。音声では、どちらも非常に短い破裂音のない鼻音で終わり、文の主アクセントを受けない位置では真ん中の母音が縮む。

rang と rung の語末は、ベトナム語の ng のように舌を閉じない。ベトナム語では ang 韻ははっきりした閉口動作で終わる。英語では /ŋ/ は浮いて、息が鼻から出て徐々に消える。だから rang と ran を区別するために待っている語尾には、ほとんど目印がない。

rang の後の子音は次の語に吸い込まれる。"It rang back" は "i-rang-back" という塊になり、/ŋ/ がそのまま /b/ に滑り込む。"The phone rang twice" は "the phone rang-twice" のように聞こえ、学習者は語の境界を誤って切り、"the phone ran twice" と書く。

n で終わる主語は rang にくっつく。"The phone rang" では phone の /n/ が rang の /r/ の直前に来て、文全体が "the-fone-rang" という途切れのない連なりになる。ディクテーションでは、二語の間の空白は自分で入れるもので、音声が代わりに入れてくれない。

rung の前の have と has はほぼ見えなくなる。実際の発話では "They have rung" は "they've rung" になり、've は主語の末尾に付いた /v/ だけ。"It has rung" は "it's rung" になり、/s/ 1音に聞こえる。その部分を聞き逃すと "they rung" と書く。文法的には誤りだが、耳にはまったく自然に聞こえる。

rung と run の差は、息がどちらから出るかだけ。二語の母音も語頭子音も同じ、違うのは語末が舌の後方から鼻に出るか、舌先が歯茎に触れるかだけ。普通の速度で、質の悪いヘッドフォン越しでは、その差は薄く、主語で推測するしかない:鐘なら rung、人なら run。

Ringとrainは、思っているより似て聞こえる。どちらも/r/で始まる。この音はベトナム人がよく震えるr、あるいはzとして発音する。どちらも鼻音で終わる。文が早く流れると、"it rang all morning"と"it rained all morning"は同じリズム、同じ音節数で、どちらも一つの朝について言える。文脈だけが二者を分ける。

同じ文に、三つの状態がある。書かれた形、耳に響く形、書き取りで滑る形。次の表が三つとも並べる。真ん中の列に書いてあるのは耳に届く音であり、教科書の発音記号ではない。

正しい文聞こえ方学習者がよく書き取る形
The phone rang while I was out.the fone-rang wailai wz outThe phone ran while I was out.
It rang all morning.i-rang ol morningIt rained all morning.
Someone has rung the bell.sumwun z rung the bellSomeone has rang the bell.
She rang back an hour later.shi rang-back n aur laterShe ran back an hour later.
My ears were still ringing.mai irz wr stil ringinMy ears were still running.
The name rang a bell.the neim rang-a-bellThe name ran a bell.

三列目を見ると、ミスはまったく偶然ではない。ranがrangの代わりになるのは語末音のミスだ。耳は母音を拾うが、鼻から抜ける息の位置を保てない。rainedがrangの代わりになるのは母音のミスに加えて語境界のミスだ。"it rained"と"it rang"はリズムが同じだから。has rangがhas rungの代わりになるのは、書き取りの最中に表れる文法のミスだ。耳は前半を正しく聞いて、手が後ろの枠に慣れた形を自動で入れる。

早口の英語の文を聞くとき、語末音が波形の中で薄れていく様子の図解
rangの語末鼻音は、文が早く流れると真っ先に消える。

WELEでは、ディクテーションの一セッションがこの連鎖を一歩ずつ通して見せる。聞いた文をそのまま書き取り、採点がズレた語にピンポイントで当て、自分のranが原文のrangの横にあるのを見る。得られる情報は「ringの過去形はrang」ではない。それはもう知っている。本当の情報は、耳が語末の鼻音を保てていない、ということだ。

そのあとの再生がいちばん価値がある。どこに注意すべきか分かっているからだ。冒頭の五行の表を読み終えて十分後、rangとrungは覚えているが、耳は何も変わっていない。一文書き取りで滑って、滑った箇所を聞き直すと、次に出会ったとき、耳にはすでに比べる目印がある。

語末音が消えるのが自分の聴力のせいではない理由を知りたいなら、connected speechの記事が、文全体の音の飲み込みと連結の仕組みを説明する。podcastのライブラリですぐ試せる。どのエピソードもトランスクリプト付きで、書き取った一文ずつ見直せる。

rangとrungでよく出る句

Ringはかなりコンパクトな句のグループを生むが、会話、とくにイギリス英語で頻出する。下の十三行は過去形か過去分詞の形で書いてある。顔を覚えるためだ。

意味
ring up誰かに電話する、イギリス英語の言い方She rang up to cancel the appointment.
ring backかけ直すHe rang back an hour later with an answer.
ring off電話を切るShe rang off before I could explain.
ring out響き渡る、こだまするA shot rang out across the valley.
ring in迎える、時間の区切りを始めるThey rang in the new year on the rooftop.
ring true本当らしく、信じられそうに聞こえるHis explanation did not ring true.
ring hollow空虚に聞こえるThe apology rang hollow after that week.
ring a bellどこかで聞いたような、うっすら思い出すThat name rang a bell but I could not place it.
ring alarm bells警鐘を鳴らすThe numbers rang alarm bells at head office.
ring off the hook鳴り止まないThe phone rang off the hook all afternoon.
give someone a ring誰かに電話する、ここでのringは名詞I gave her a ring on the way home.
be rung鳴らされる、受動態The bell was rung at exactly noon.
have one's ears ringing耳鳴りがする、耳にまだ響いているMy ears had been ringing since the concert.

ring trueとring a bellの二行に、注目すべき点がある。過去形ではどちらもrungではなくrangを使う。どちらも一瞬を語る文だから。"the name rang a bell"は、そのときなんとなく見覚えがあった、という意味だ。今も続いている状態を言うときだけhas rungが必要になる。ちょうどそのとき、hasが短縮される部分が、早口の文でいちばん失われやすい。

ring off the hookについてもう一点。古い卓上電話のイメージを保っている。受話器がフックの上に置いてある。フック自体はもうないが、句は生きている。仕事の話をするpodcastで出会う。hookの字面の意味だけ覚えていると、文全体の意味がずれる。

ベトナム人がringでよく犯すミス

rangの代わりにringed。あらゆる動詞に-edを付ける反射だ。鐘が鳴る、電話をかける、という意味のringは、規則変化動詞ではない。rangとrungだけ。Ringedは英語に存在するが、別の意味の動詞ring、囲む、に属する。鐘の意味に使えば文は誤りだ。

Did you rang。didの後、動詞は原形に戻る。didがすでに過去の意味を担っている。"Did you ring the office?"が正しい。このミスは、ringの過去形はrangだと集中して覚えている最中に、よく出る。覚えすぎた結果だ。

have rungの代わりにhave rang。この動詞でいちばん多いミスだ。多いのは、rangがrungより何倍も出るから、手がrangを書く方に慣れるからだ。have、has、hadの後、受動態のbeの後、形は必ずrungだ。

The bell rangの代わりにThe bell rung。ネイティブからこの文を聞くことがある。とくに米国のくだけた口語で、"sunk"や"shrunk"を単純過去形として言う人と同じだ。その文が世の中に存在しても、あなたが使える文にはならない。試験でも、仕事のメールでも、どんな文書でも、単純過去形はrangだ。

目覚まし時計にrangを使う。"My alarm rang"なら聞き手は分かる。自然なのは"my alarm went off"だ。同様に、ドアベルは"the doorbell rang"が普通で、"the door rang"ではない。ここでの誤りは文法違反ではない。一文一文訳したように聞こえるだけだ。

書くときrungとwrungを混同する。二語はまったく同じ発音なので、ディクテーションでは耳に手がかりがない。Wrungはwringの過去形・過去分詞で、絞る、ねじる、という意味。"She wrung out the cloth"、"He wrung his hands"。タオル、手、水の話ならwrung。鐘や電話の話ならrung。

クイック演習

八問。ring、rang、rungを入れる。全部終えてから下の答えを確認する。

  1. The bell ______ just as I reached the gate.
  2. She has ______ three times this morning.
  3. Did you ______ the clinic yesterday?
  4. That name ______ a bell when I first read it.
  5. The alarm had already ______ by the time we got there.
  6. His excuse did not ______ true to anyone in the room.
  7. The phone ______ off the hook all afternoon.
  8. The bell is ______ at noon every day by the caretaker.

答え:1. rang. 2. rung. 3. ring. 4. rang. 5. rung. 6. ring. 7. rang. 8. rung.

第3問と第6問は立ち止まる価値がある。どちらも過去や否定の意味をすでに担う語が前に立つ。第3問はdid、第6問はdid not。だから後ろの動詞は原形に戻る。学習者は過去を意識してrangを入れがちだ。第8問も見直す価値がある。現在形の受動態で、受動態は時制に関係なく常に過去分詞rungを取る。

よくある質問

ringの過去形は?

ringの単純過去形はrang、過去分詞はrung。Rangは単独で文の主動詞になる。Rungは常にhave、has、hadの後、または受動態のbeの後に来る。

Rang と rung、どちらを使う?

前に助動詞があるか見る。have、has、had、または is、was、been があれば rung。前に何もなければ rang。"The bell rang" は正しい。"The bell has rung" は正しい。"The bell has rang" は誤り。"The bell rung" は標準では誤り。

Ringed は ring の過去形か?

ある。ない。意味次第。ring が「鐘が鳴る」または「電話をかける」の意味なら、いいえ。rang と rung だけ。別の ring、囲む、または動物に識別リングを付ける意味なら、ある。規則どおり ringed になる。

なぜ rang を ran と聞き間違えるのか?

二語は語尾の音だけが違う。一方は舌の裏から鼻へ少し抜ける。一方は舌先が歯茎に触れる。どちらも文の強勢がない語ではとても短い。母音は完全に同じ。直し方はルールのやり直しではない。正しいペアを何度も聞き、耳が二つの語尾音を分けられるまで続けること。

Ring rang rung は他のどの動詞グループに似ているか?

sing sang sung、drink drank drunk、swim swam swum、begin began begun、sink sank sunk、spring sprang sprung とまったく同じ。グループ全体が母音を i、a、u の鎖で変え、残りはそのまま。一つ覚えればグループ全体が開ける。

早口の文で rang と ran を区別できるようになるまで、どれくらい聞く?

ルールなら一セッションで身につく。耳は今のリスニングの土台次第。最も正直な測り方は、会話の数段落を書き取り、まだ抜けているところを見ること。練習前にリスニングレベルテストを一度受け、数週間後にもう一度測る。

ページ先頭の五行表は三十秒で読み終わる。ここで一番簡単な部分だ。残りは、rang が ran と鼻音一つだけ違うこと。rung は wrung とピッタリ重なる。聞き取れず、書き取りを間違え、自分の誤りを見て初めて耳に入る。短い教材を一つ選び、鐘や電話の音が出る一節でディクテーションを試す。記事冒頭の表に戻り、まだ乾燥に感じるか確かめる。

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