beganかbegun:beginの過去形と、早口で消える語の半分

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beganかbegun:beginの過去形と、早口で消える語の半分
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あなたは裁判に関する短いニュースをディクテーションしている。アンカーが一文を放ち、あなたは「The trial has began this morning」と書き取り、赤いチェックが一字だけ正しい。本当の文は「The trial has begun this morning」。別のときは「The meeting begin at nine」と書いたのに、相手は「The meeting began at nine」と言っていた。語の最初の音節が圧縮されて、かすかな b 一音だけになり、後ろの母音を聞き取れなかったからだ。先に短く答える:begin の過去形は beganbegin の過去分詞は begun。-ing 形は n が二つの beginning。三人称単数は begins。

そこは簡単で、他のどのページにも載っている部分だ。難しいのは二か所。第一に、begin は二音節の動詞でアクセントが後ろの音節に落ちるから、最初の音節は早口だとほとんど飲み込まれ、語の半分しか聞こえないことが多い。第二に、begin は start と同じ土俵に立つ。二語は多くの場面で互いに替えられるが、重要ないくつかの場面では替えられず、その場面をどの教科書もはっきり言わない。

この記事はその一連を全部扱う:begin の活用表、sing や drink と共有する i a u の母音軸、beginning で n を二重にする規則、began と begun を文の位置で選ぶ方法、begin と start の境界、よく出る句、そしてリスニング練習者にとって決定的な部分——ネイティブが普通の速さで話すとき、この二形がどう響くか。

begin の活用表、そして beginning に n が二つある理由

五形、表一つにまとめる。発音記号は米国英語、音節前のストレス記号はアクセント位置、この動詞では常に第二音節。

発音短い例
原形 (V1)begin/bɪˈɡɪn/We begin at nine.
三人称単数begins/bɪˈɡɪnz/The course begins today.
過去形 (V2)began/bɪˈɡæn/The film began late.
過去分詞 (V3)begun/bɪˈɡʌn/It has begun already.
現在分詞beginning/bɪˈɡɪnɪŋ/They are beginning now.

三つの主要形を見ると、先頭の be と末尾の n は変わらない。時制の変化はすべて第二音節の中間母音に集中する:i が a になり u になる。この変化の型を ablaut(母音交替)という。語幹に語尾を足す代わりに母音を変える方式で、begin は sing, sang, sung、ring, rang, rung、swim, swam, swum、drink, drank, drunk と同じ軸をたどる。

だが begin にはそのグループの中で独自の点がある。他の語はすべて一音節なので、母音交替の母音は語全体の唯一の母音で、常にはっきり強調される。begin は二音節で、幸いアクセントは母音が変わる音節に正確に落ちる。理論上、語の最も強い部分で手がかりを聞ける。犠牲になるのは最初の音節で、ごくかすかな一音に縮む。

beginning の n の二重化は不合理な例外ではなく、明確な規則に従う。二音節動詞でアクセントが最後の音節にあり、その最後の音節が短母音+単子音で終わるとき、-ing や -ed を付ける前に末尾子音を二重にする。begin → beginning、prefer → preferred、admit → admitted、permit → permitting。逆に visit と open はアクセントが最初の音節なので二重化しない:visiting、opening。

この規則は、n が一つの begining がなぜ間違いか、そしてなぜそんなに多い間違いかも説明する。目は begin に n が一つあるのを見るので、手は -ing を足せばよいと書く。だがアクセントが二重化を要求する。

begin の横で見る価値のある動詞が三つ、それぞれ別の面をはっきりさせる:sing の過去形は i a u 軸どおりだが一音節なので母音がはるかに聞き取りやすい、swim の過去形は swum が会話にほとんど出ず耳に比較用の型が足りない、start の過去形は規則動詞で、学習者が begin の代わりによく使う語そのもの。英語文法の記事はより大きな地図で、この動詞が各時制のどこに位置するかがわかる。

began はいつ、begun はいつ。begin と start の違いはどこか

最も短い原則:began は単独で立つ。begun は決して単独では立たない。began は過去形で、文の主動詞になる。begun は分詞で、前に have、has、had が必要。受動態なら be の形が必要。

正しいか誤りか理由
The course began in March.正しい過去形、閉じた時間基準あり
The course has began already.誤りhas の後は分詞 begun
Talks have begun between the two sides.正しいhave の後の分詞、まだ進行中
The film begun at eight.誤りbegun の前に助動詞がない
Work had begun before the permit arrived.正しい過去完了、had の後の begun
Did the meeting began on time?誤りdid の後は原形、begin であるべき

頻度について知っておくべき点がある。begin では begun がニュースに異常なほど多く出る。報道は何かが始まったばかりでまだ続いていることをよく言うからだ:「the trial has begun」「construction has begun」「talks have begun」。ニュースのポッドキャストを聞くなら、began より begun の方が耳に届く頻度が高い。

ベトナム人を本当に混乱させるのは began と begun ではなく、begin と start の選択だ。ベトナム語は両方を「bắt đầu(始める)」にまとめる。英語は二軸で区別する。一つはフォーマル度、もう一つは話題の物の種類。

本当の意味と、その語を使う理由
The ceremony began at ten.begin の方がフォーマル、スケジュールのある行事に合う
The car would not start.機械は start のみ、begin は使わない
She started a small business in 2020.何かを立ち上げるときは start
He began his speech with a joke.スピーチの冒頭、begin の方が自然
To begin with, the numbers do not add up.固定句で「まず第一に」の意味
It began to rain, hoặc It began raining.begin の後は to V も V-ing も使える

二行目が最もはっきりした境界で、覚えやすい:動力源があるものは start、begin ではない。You start the car、start the engine、start the machine。逆に、式典、裁判、演説は begin の方がフォーマルで自然。start も使えるが。

began と has begun、いつ began を選ぶか。文に閉じた時間基準があるとき:in March、last week、at ten、two years ago。基準があれば began。基準がなく、始まったばかりで今も続いていることを言うなら has begun か have begun。

実際の発話で began と begun を聞く

これは動詞活用表には載らない部分で、二音節動詞には独自の難しさがある。sing や drink なら語全体が強調されるので丸ごと聞こえる。begin では語の半分が圧縮されてほとんど消え、その半分が前の半分だ。

最初の音節はかすかな b 一音に縮む。begin の be の母音は強調されないので schwa に縮み、ときには完全に消える。「It began」は「it b'gan」に、「has begun」は「haz b'gun」になる。耳が二音節まるごとを待っていると、語の最初から聞き逃す。

区別の手がかりとなる母音は強調音節にある。それが唯一の有利な点。travelled や beaten とは違い、begin の情報は語の強い部分に載る。後半が聞こえれば、began と begun を区別できる。練習すべきは、語の最初を無理に聞こうとせず、後半に集中することだ。

began の /æ/ は n の前で上がる。 アメリカ英語では、この母音は鼻音の前でよく高くなり、滑るような尾がつく。だから began は平らな a ではなく、ほとんど "bee-gayn" のようになる。ベトナム語の a を待つ学習者は、別の語として聞く。

begun の /ʌ/ は英語で最も中立的な母音だ。 schwa に非常に近い。文が速く流れると begun は "b'g'n" のように、ぼんやりした二音節がつながって聞こえる。これが begun が began や begin と書き取られる理由だ。

begun の前の has と have はほとんど見えない。 実際の発話では "The trial has begun" は "the trial's begun" になり、's の部分は主語の末尾にくっついた一つのシュー音だけになる。そこを聞き落とすと "the trial begun" という文法の誤りになる。あるいは "the trial began" と書く。文法は正しいが意味が違う。

beginning は -ing が -in になる。 くだけた話し方では "at the beginning of the year" は "at thuh b'ginnin-uv thuh year" という一塊になり、語と語の境界が消える。ここでも n を一つしか書かない begining が多い。音からは n が二重かどうかわからないからだ。

下の表は同じ文を三つの状態で並べる。書かれた形、響いた形、書き取りミス。真ん中の列は教科書の発音記号ではなく、耳に届いたそのままを書く。

実際の文聞こえる形学習者がよく書き取る形
The meeting began at nine sharp.thuh meedin b'gan at nain sharpThe meeting begin at nine sharp.
The trial has begun in Hanoi.thuh trai-ulz b'gun in hanoiThe trial began in Hanoi.
It had already begun when we arrived.it-ud olreddy b'gun wen wi...It had already began when we arrived.
We began with the numbers.wi b'gan with thuh nummersWe begin with the numbers.
Prices have begun to fall again.praisiz-uv b'gun tuh fol...Prices began to fall again.
At the beginning of the year.at thuh b'ginnin-uv thuh yeerAt the begining of the year.

三列目を見ると、ミスは三種類にはっきり分かれる。begin が began の代わりになるのは、強勢音節の母音のミスだ。ただしその母音は短いので、すり抜ける。began が has begun の代わりになるのは、非強勢の機能語のミスだ。has が飲み込まれ、時制ごと変わる。begining が beginning の代わりになるのは、耳から来る綴りのミスだ。音から n が二重かどうかはわからない。救ってくれるのは強勢の規則だけだ。

前半が非常に小さく後半が目立つ音波の図。begin が最初の音節で圧縮される様子に似ている
begin の前半は圧縮され、手がかりはすべて後半にある。

この連鎖は WELE のディクテーション練習で非常にはっきり出る。一文聞き終えたら、その文をそのまま書き取る。採点パートがずれた語を正確に指摘する。 begun に線が引かれているのに began と書いたなら、動詞の活用表を読んでも得られない情報が手に入る。母音は聞こえているが、強勢位置の /æ/ と /ʌ/ をまだ切り分けられていない。同じ文をもう一度聞く。今度はどこに注意すればよいかわかっている。

begin には他の動詞に少ない利点もある。ニュース系ポッドキャストに非常に多く出る。例文を探す必要がない。短いニュースを数本書き取るだけで、同じセッション内に began、has begun、had begun、beginning が全部出てくる。表の四行を暗記する代わりに、四形を並べて耳で比べられる。

非強勢音節が圧縮される理由——聞き取りが弱いからではない——を知りたければ、connected speech の記事が、begin だけでなく文全体の短縮と連結の仕組みを説明する。実際の音声で練習するなら、ライブラリの podcast はすべて transcript 付きで照合できる。

began と begun でよく出るフレーズ

begin は phrasal verb をほとんど作らない。go や cut とは大きく違う。代わりに、フォーマルな英語や報道英語の決まり文句に多く入る。そこでいちばん多く出会う。下の十三行は使用頻度の高いフレーズ。過去形か過去分詞で書いてある。形に慣れておくためだ。

フレーズ意味
begin with~から始めるThe report began with a short summary.
to begin withまず第一にTo begin with, the deadline was never realistic.
begin by doing~することから始めるShe began by thanking the whole team.
begin asもともと~として始まるThe company began as a two-person office.
begin to do something~し始めるPrices have begun to fall again.
begin doing something~し始める、意味はほぼ上と同じHe began working there in 2018.
work has begun on~の工事が始まったWork has begun on the new bridge.
talks have begun交渉が始まったTalks have begun between the two sides.
begin a careerキャリアを始めるShe began her career as a translator.
begin again, begin from scratch最初からやり直すThey deleted the file and began again.
the beginning of the end終わりの始まりを示す兆候That quarter was the beginning of the end.
from beginning to end最初から最後までI read it from beginning to end in one sitting.
charity begins at homeまず身内を大切にHe shrugged and said charity begins at home.

立ち止まる価値があるのは to begin with と begin as の二行だ。to begin with は開始時刻の話ではない。理由を並べる導入句で、「まず第一に」に相当する。begin as は会社やキャリアの記事で非常によく出る。いつも現在との暗黙の対比を引き連れる。"the company began as a two-person office" は、今はずっと大きくなっている、という含みがある。

work has begun on の行でも、形を変えると時間感覚ごと変わることに注意。"Work began on the bridge in 2021" は、すでに閉じた一点に事象を置く。歴史の書き方だ。"Work has begun on the bridge" は、今まさに現場が動いている、と言う。聞き分けの手がかりは、再び前の has の短縮部分。速い発話でいちばん失われやすい部分だ。

ベトナム人が begin でよく犯すミス

beginned. このミスは、すべての動詞に -ed を付ける反射から来る。begin は母音 i a u が変わる不規則動詞で、-ed は絶対に付かない。began と begun だけだ。

has began. このページで最も多いミスだ。多いのは began の方が begun より耳馴染みがよいからだ。have、has、had の後は begun が必須。"the class has begun" が正しく、"the class has began" は誤り。例外はない。

Did you began. Did がすでに過去を担う。後ろの動詞は原形に戻る。"Did the meeting begin on time?" が正しい。このミスは、begin の過去形は began だと集中して覚えすぎたときに出やすい。

n を一つで begining と書く。 begin の強勢は最終音節にある。-ing の前は n を二重にする:beginning。preferred、admitted、permitting も同じ規則。このミスは文法ではなく綴りのミスで、文章では減点される。

機械に begin を使う。 "The car did not begin" はネイティブが言わない。エンジン、機器、コンピュータには常に start を使う。"the car would not start"、"start the engine"、"start the computer"。begin は出来事、プロセス、スピーチ、段階向けだ。

名詞として begin と beginning を混同する。 begin は動詞だけだ。名詞は beginning。"in the begin of the year" は誤り。"at the beginning of the year" が正しい。前置詞も注意。at the beginning of は時点のマーカー。in the beginning は物語の最初、当初、という意味だ。

短時間演習

八問。begin、begins、began、begun、beginning のいずれかを入れる。全部終えてから下の答えを見る。

  1. The ceremony ______ at ten and finished at noon.
  2. Talks have ______ between the two companies.
  3. Did the film ______ before you got there?
  4. The new term ______ next Monday.
  5. By the time we sat down, the play had already ______.
  6. She ______ her career as a translator in Hue.
  7. At the ______ of the year we had only three staff.
  8. Prices have ______ to fall for the first time this year.

答え: 1. began. 2. begun. 3. begin. 4. begins. 5. begun. 6. began. 7. beginning. 8. begun.

見直す価値があるのは3問目と4問目だ。3問目はdidが前に来るので動詞は原形。多くの学習者が過去の話だと思ってbeganを入れてしまう。4問目はnext Mondayがあるので、未来の予定表現の現在形。主語が単数なのでsが必要だ。この2問を間違えたなら、記事の中盤をもう一度読み直す価値がある。

よくある質問

beginの過去形は何か?

beginの過去形はbegan、過去分詞はbegun。2つの形は入れ替えられない。beganは過去形の主動詞として使い、begunは常にhave、has、hadの後か、beのいずれかの形の後に来る。

beganとbegun、どちらを使うか?

前に何があるかを見る。have、has、hadがあるならbegun。前に何もなければbegan。「The class began at nine」は正しい。「The class has begun」も正しい。「The class has began」は誤り。「The class begun」も誤り。

なぜbeginningにはnが2つあるのか?

beginのアクセントが最後の音節にあるからだ。綴りのルールでは、2音節の動詞でアクセントが最後にあり、単母音の後に単子音で終わる場合、-ingや-edを付ける前にその子音を重ねる。preferredやadmittedも同じルールだ。

beginとstartの違いは何か?

ほとんどの場合、入れ替えて使える。beginのほうが少しだけフォーマルだ。はっきりした境界は機械類だ。車はstart the car、start the engineと言い、beginは絶対に使わない。逆に、式典やスピーチならbeginのほうが自然に聞こえる。

begin to doかbegin doingか?

どちらも正しく、意味もほぼ同じだ。「It began to rain」も「It began raining」も自然だ。避けるべきは-ingを2つ続けることだけだ。「it is beginning to rain」のほうが「it is beginning raining」より自然に聞こえる。

beganとbegunが聞き分けられないとき、どう練習するか?

語の後半に注目する。そこが強勢の位置で、母音の違いもそこにある。効果的な練習法は、短いニュースを書き写すこと。同じ段落に両方の形が密集して出てくる。 リスニングレベルテストで出発点がわかり、次の計測で比較できる。

beginの活用表は30秒で読み終わる。それがこのページで最も簡単な部分だ。残りは、語の前半が圧縮されて消え、hasは主語に溶け込む。本当に耳に入ってくるのは、聞き逃して書き写しを間違えたときだ。短いニュースを1本選び、beganかhas begunが出てくる段落でディクテーションを試し、記事冒頭の表に戻って、まだそれが味気なく感じるかどうか見てみてほしい。

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