cutの過去形もcut:三形が同じ綴り、時制の見分け方

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キッチンでの物語の一節をディクテーションしている。話者が一文を放ち、あなたは "I caught my finger on a knife" と書き取る。すると赤線が2文字目を正確に指す。正しい文は "I cut my finger on a knife"。どちらも英語として成立する。どちらも小さな事故について言っている。違いは、2つの子音の間にある短母音だけで、語末の子音は出てこない。先に短く答える。cut の過去形は cut のまま。cut の過去分詞も cut。3つの形は綴りがまったく同じ。V-ing 形は cutting で t が2つ。3人称単数は cuts。
そこは簡単で、どのページにも載っている。難しいのは2か所。1つ目、動詞の形が変わらないと、文がいつの時制かは教えてくれない。他の手がかりから時制を読み取る必要がある。その手がかりは短く、アクセントも乗らない。2つ目、cut は極端に短く、語末の t は消えやすい。cat や caught、cuts の形とも混ざる。
この記事はその一連を全部扱う。cut の形の表、なぜ一つのグループの動詞が3形すべて同じ綴りなのか、動詞が役に立たないときに文の時制をどう読むか、cutting で t を重ねる規則、cut から生まれる13の句、そしてリスニング練習者にとって決定的な、普通の速さの会話で t がどう変形するか。
- cut の形の表、と形が変わらない動詞のグループ
- 3形同じ綴り:文の時制をどう読み取るか
- 実際の会話で cut を聞く
- cut でよく出る句
- ベトナム人が cut でよく犯すミス
- 短時間の練習
- よくある質問
cut の形の表、と形が変わらない動詞のグループ
5形を1つの表にまとめる。発音記号は米音。cut については英音もほぼ同じ。違いは、米音では2つの母音の間の t が舌先のタッチになることだけ。
| 形 | 語 | 発音 | 短い例 |
|---|---|---|---|
| 原形 (V1) | cut | /kʌt/ | I cut the bread. |
| 3人称単数 | cuts | /kʌts/ | She cuts her own hair. |
| 過去形 (V2) | cut | /kʌt/ | He cut it in half. |
| 過去分詞 (V3) | cut | /kʌt/ | They have cut the budget. |
| 現在分詞 | cutting | /ˈkʌtɪŋ/ | I am cutting it now. |
V1、V2、V3 の3行は1文字たりとも違わない。cut は例外ではない。かなり多いグループに入る。put、hit、let、set、shut、cost、hurt、quit、split、spread、burst、cast、bet。あのリストを見ると、偶然ではない共通点が見える。全部 t か d で終わる。
それが理由だ。過去形の語尾 -ed はもともと /t/ か /d/ として発音される。すでにその音で終わる語に付けると、何も足せないか、wanted や needed のように /ɪd/ の新しい音節に膨らまなければならない。この短くて極端に使われる動詞グループに対して、英語はそのままにする道を選んだ。そうしなければならない規則はない。でも上の発音上の理由が、1語ずつ暗記する代わりにグループ全体を覚える助けになる。
そのグループには cut の外に、最初から知っておく価値のある罠が1つある。read は3形とも綴りが同じだが、発音は変わる。現在形は /riːd/、過去形は /red/。read では、目には変化が見えないが、耳には聞こえる。cut では違う。目も耳も手がかりを拾えない。
綴りの点がもう1つ。cutting は t が2つ。規則はこうだ。1音節の動詞で、短母音のあとに子音1つで終わるなら、-ing の前に子音を重ねる。cut は cutting、sit は sitting、put は putting、get は getting。t が1つの cuting は綴りミスで、作文では減点される。
cut のそばで見る価値のある動詞が3つ。このグループをはっきり示す。put の過去形も3形すべて同じで、語末の t も同じように消える。hit の過去形は短く、速い文ではほぼ1音節しか残らない。read の過去形はグループの例外で、綴りは変わらないが読み方はまったく変わる。広く見ると、英語文法の記事が時制と動詞グループをつなぐ。
3形同じ綴り:文の時制をどう読み取るか
他の動詞なら、動詞を見れば時制が分かる。cut では分からない。別の方法が要る。cut を含む文の時制は4か所にある。cuts の s、前に立つ助動詞、時間を示す副詞、受動態の is cut か was cut。4か所とも短く、アクセントも乗らない。だから見た目は簡単な動詞が、学習者を多く間違えさせる。
いちばん早い手がかりは s だ。主語が he、she、it、または単数の名詞で、動詞が cut だけなら、その文は確実に過去形だ。現在形なら cuts が必須だから。主語が複数なら、この手がかりは消える。副詞に頼るしかない。
| 文 | 正しいか間違いか | 理由 |
|---|---|---|
| They cut the budget last quarter. | 正しい | 過去形。cut は形が変わらない。時間の基準あり |
| They cutted the budget last quarter. | 間違い | cut に -ed は付かない |
| She cut her own hair every month. | 間違い | she の現在形なら cuts |
| The company has cut two hundred jobs. | 正しい | 過去分詞も cut。has の後 |
| Did they cut your hours? | 正しい | did の後は原形。原形も cut |
| The tree was cutted down in May. | 間違い | 受動態は過去分詞 cut。cutted はない |
動詞自体では時制が分からないので、下の表は同じ出来事を5つの時制に入れ、文のどの部分がその役割を担うかを示す。6行すべての cut はまったく同じ綴りだ。
| 文 | どの時制か、手がかりはどこか |
|---|---|
| The government cuts fuel tax every April. | 現在形。手がかりは s と every April |
| The government cut fuel tax last April. | 過去形。手がかりは s がなく last April |
| The government has cut fuel tax twice this year. | 現在完了。手がかりは has と this year |
| The government had cut fuel tax before the election. | 過去完了。手がかりは had |
| Fuel tax is cut every April. | 現在の受動態。手がかりは is |
| Fuel tax was cut in April. | 過去の受動態。手がかりは was |
この表はリスニング練習にとても実用的なことを言っている。形が変わらない動詞グループでは、耳は機能語を捕まえに行かなければならない。has、had、is、was、does、did はすべて短く、アクセントも乗らない。文が速くなると、真っ先に消える語だ。has を1語聞き逃すと、話全体の時間軸を誤解する。
だから cut を含む文の時間副詞は、通常より重要だ。last year、back in 2020、since March、every month を聞いたら、まずそれを固定してから動詞に戻る。ネイティブは考えずにそうする。
実際の会話で cut を聞く
これは動詞活用表には載っていない部分だ。cut は3音しかない。実際の会話では、語末の音は辞書通りにはほとんど出ない。
語末の t は子音の前で消える。 "cut back" は "cu-back" になる。"cut costs" は "cu-costs"。"cut down" は "cu-down"。短母音1つだけ聞こえて次の語に移る。t の音を待っていると、1語聞き逃したと思う。
2つの母音の間の t は舌先のタッチになる。米音では "cut it" は "cu-dit"、"cut off" は "cu-dof"、"cutting" は "cu-ding"。聞こえる音は t より d に近い。ここで学習者は別の語を聞き間違えたと思う。
鼻音の前では t は喉の詰まりになる。米音の "cut in" は "cu-in" になり、t の代わりに短い遮断が入る。多くのネイティブが button や mountain を読むのも同じ方式だ。cut でそれを認識すれば、一連の語でも認識できる。
cut、cat、caught、cotは母音だけが違う。四語とも/k/と/t/の枠を共有し、語尾のtはよく消えるので、母音がすべてを担う。cutは短く中立の/ʌ/、catは開いて低い/æ/、caughtは長い丸唇の母音。ベトナム人は四つすべてを似たaに近い音で読むことが多く、耳も自分の読み方のまま聞いてしまう。
cutsのsは隣の子音にくっつく。"she cuts her hair"は"shi cut-ser hair"になり、sが後ろの語へ飛ぶ。"he cuts spending"ではcutsのsとspendingのsが重なって一つのシュ音になる。sを失うと、現在を過去と分ける唯一の手がかりも失われる。
cutの前のhasとhaveは主語にくっついて一音になる。"They have cut"は"they've cut"、"the company has cut"は"the company's cut"。形が変わらない動詞では、hasを失うと時制の情報が完全に失われる。残りの文は過去形と見分けがつかないからだ。
以下は例文と、実際の発音、よく見られる書き取りミス。中央の列は標準発音記号ではなく、実際に聞こえる音だ。
| 実際の文 | 聞こえる音 | 学習者がよく書き取る誤り |
|---|---|---|
| I cut my finger on a knife. | ai cut mai fingr... | I caught my finger on a knife. |
| They have cut two hundred jobs. | they-v cu-tuu hundrd jobz | They cut two hundred jobs. |
| She cuts her own hair. | shi cut-ser own her | She cut her own hair. |
| We had to cut back on everything. | wi hadtuh cu-back on evrything | We had to cut bad on everything. |
| Just cut it out and listen. | jus cu-di-daut n lisn | Just cut out and listen. |
| The power was cut for six hours. | thuh pau-wuz cut fer siks aurz | The power was cut for six hours by mistake. |
三列目を見ると、ミスは三種類にはっきり分かれる。caughtがcutの代わりになるのは母音のミスで、両方の文が意味を持つので頭の中のスペルチェックは何も鳴らない。特に危険だ。cutがhave cutの代わり、cutがcutsの代わりになるのは機能語のミス:失われるのは意味ではなく時制だ。cut outがcut it outの代わりになるのは語境界のミスで、itが二つの舌先音の間に挟まれて消える。

WELEでディクテーションをするとき、この一連は理論の上にある。各文を聞いてそのまま書き取り、採点はずれた語だけを指摘する。取り消し線がhave cutなのにcutと書いたなら、動詞の活用表を読んでも得られない情報が返ってくる:短縮された助動詞を見落としていて、形が変わらない動詞グループではそれはスペルのミスではなく意味のミスだ。
これがcutが見た目の易さ以上に聞き取り練習に値する理由でもある。goのような不規則動詞のミスは記憶の問題で、覚えれば一度で済む。cutのような形が変わらない動詞のミスは聞き取りの問題で、英語が早口で最初に飲み込む語を耳が正確に拾わなければならない。何十回も書き漏れしてからミスを振り返るのが、has、was、副詞に耳が自動的に注意を向ける最短の道だ。
tが変形する理由を自分の聞き取りが悪いからではなく理解したいなら、connected speechの記事が音の脱落と連結の仕組みをcutだけでなく文全体で説明している。試す実際の文はpodcastライブラリにあり、照合用のtranscript付きだ。
cutでよく出る句
cutは句動詞を最も多く生む動詞の一つで、実際の会話では単独のcutよりこれらの句の方がよく出る。下の十三行は出現頻度が最も高い句で、慣れるよう過去形または過去分詞で書いてある。
| 句 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| cut down on | 減らす、控える | She cut down on coffee after the check-up. |
| cut back | 削減する、多くは支出 | We cut back hard in the second quarter. |
| cut off | 遮断する、切る、止める | The power was cut off for six hours. |
| cut out | 完全にやめる、または切り離す | He has cut out sugar completely. |
| cut in | 割り込む | She cut in before I finished the sentence. |
| cut up | 細かく切る | I cut up the vegetables while the rice cooked. |
| cut through | 抜ける、または冗長さを突き抜ける | We cut through the alley to save time. |
| cut across | 横切る | They cut across the field to reach the road. |
| cut short | 短くする、予定より早く終える | The trip was cut short by the storm. |
| cut corners | 手を抜く、工程を省く | They cut corners and it showed later. |
| cut it out | やめろ、その真似はやめろ | He told them to cut it out. |
| cut ties with | 〜との関係を断つ | The company has cut ties with the supplier. |
| cut costs, cut jobs | コスト削減、人員削減 | The firm cut jobs across three offices. |
最も混同しやすい三つはcut down、cut back、cut offだ。cut down onは使い続けるものの量を減らすこと、例えばコーヒーを少なく飲む。cut backは全般的な削減で、多くは予算について。cut offは完全に止めることで、意味がはるかに強く、電気、水道、給付金、関係に使う。ベトナム語ではどれも「切る」「減らす」あたりに訳せるが、この三つは互いに替えられない。
cut jobsの行で、活用が時間感覚ごと変わる点にも注意。"The firm cut jobs last year"は終わった一点に事象を置く、振り返りの語り方。"The firm has cut jobs"は今起きたばかりで、結果がまだ残っていると言う。cut自体は形が変わらないので、唯一の手がかりは前に短縮されたhas、つまり早口の文で最も失われやすい部分だ。
ベトナム人学習者がcutでよく犯すミス
cutted.すべての動詞に-edを付ける反射のミスで、cutでは過去形が原形のまま見えるので自分が活用を忘れたと思い、通常より多く出る。英語のどんな文脈にもcuttedはない。
Did you cutted、またはdidの後に-edを付ける。didの後の動詞は常に原形で、cutの原形は過去形と同じ形なので"Did they cut your hours?"は過去形の文と見分けがつかない。見た目が同じだから学習者は混乱して、確実にするために語尾を足す。
現在形でsを忘れる。形が変わらない動詞グループ特有の、危険なミスだ。"She cut her own hair every month"は現在形ではなく誤文で、sheの現在形はcutsでなければならない。読む側は過去の一度と理解し、意図全体がずれる。
cutingとt一つで書く。短母音の後に子音一つで終わる一音節動詞は、-ingの前で子音を重ねる。cutting、sitting、putting、getting。意味は通じても作文では減点されるスペルのミスだ。
Cut off it.目的語が代名詞の句動詞では、代名詞を間に入れなければならない。"Cut it off"が正しく"cut off it"は誤り。目的語が名詞ならどちらでもよい:"cut off the power"も"cut the power off"も問題ない。
cutをcatまたはcaughtと読む。cutの母音は口の中央、短く緩い。catのように開かず、caughtのように唇を丸めない。読み方を間違えると聞くときも間違った音を待ち、三語とも常用語なので誤った文も意味を持ち、頭の中のチェックは何も鳴らない。
短い演習
八文。cut、cuts、cuttingを入れる。選択肢は三つだけだが、選ぶ前に文の時制を読み取ること。全部終えてから下の答えを確認する。
- The company ______ two hundred jobs last November.
- She ______ her own hair every couple of months.
- Did they ______ your working hours this year?
- Prices have been ______ twice since March.
- I am ______ the vegetables, give me a minute.
- The power was ______ off before the storm arrived.
- He ______ his finger while he was washing up.
- My brother ______ across the field every morning on his way to school.
答え:1. cut. 2. cuts. 3. cut. 4. cut. 5. cutting. 6. cut. 7. cut. 8. cuts.
第2問と第8問は、立ち止まって確認する価値のある2文です。どちらも単数主語の現在形なので、s は必須です。ここで学習者が cut だけを入れて、知らないうちに文を過去形にしてしまう、というパターンが起きやすい箇所です。この2問を間違えたなら、記事の中間部分をもう一度読み直す価値があります。
よくある質問
cut の過去形は何か?
cut の過去形も過去分詞も cut です。原形と同じ綴りです。cut は put、hit、let、set、cost、hurt と同じく、3形態すべてで綴りが変わらない動詞のグループに属します。
cutted は単語として存在するか?
いいえ。cut は不規則動詞で、-ed は付きません。どこかで cutted を見かけても、それは書き手の誤りであり、認められた用法ではありません。
文中の cut が現在形か過去形か、どう見分けるか?
4点を見てください。cuts の s、has、had、was、did などの助動詞、時を表す副詞、受動態の形です。単数主語なのに動詞に s がなければ、文は必ず過去形です。複数主語の場合は副詞に頼るしかありません。
cutting になぜ t が2つあるのか?
cut は1音節で、短母音の後に子音1つで終わる動詞だからです。綴りの規則上、-ing を付ける前にその子音を重ねます。sitting、putting、getting も同じ規則です。
cut down と cut off はどう違うか?
cut down on は、使い続けるものを減らすことです。例:cut down on coffee。cut off は完全に断つことです。電気、水道、給付金、人間関係などに使います。cut back は一般的な削減で、予算や支出によく使われます。
cut の末尾の t が聞き取れない場合は?
t を聞こうとしないでください。ほとんどの文では発音されません。母音に注目して単語を識別し、助動詞と副詞に注目して時制を識別してください。始める前に、リスニングレベルテストを1回受けて、あとで比較できる基準を作っておきましょう。
cut の活用表は、不規則動詞の中で最短です。3形態すべての綴りが同じだからです。だから難しいのは暗記ではなく耳です。has、was、時を表す副詞を聞き取って初めて、文が時間軸のどこにあるか分かります。短い音声を1つ選び、cut が出てくる部分でディクテーションを試し、何回正しい時制で読めたか数えてみてください。