lookの過去形 looked|語尾/kt/と look・luck・lockの三つ組

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誰かが昨夜のことを話しているのを聞いて、「I look at the report last night」と書き写し、transcript には「I looked at the report last night」と出ている。文はたった一音だけずれている。その音が at に流れてしまうので、待っていた位置では聞こえない。先に短く答える:look は規則動詞、単純過去は looked。過去分詞も looked。ここの -ed 尾は /t/ と発音する。単語全体は syllable 一つ。
look の難しさは二層にある。音の層:looked は /kt/ で終わる。舌は軟口蓋を離してすぐ歯茎に触れ、早口では /k/ の破裂部分が丸ごと落ちる。子音の前ではその /t/ が完全に消え、looked と look はまったく同じになる。意味の層:look にはまったく違う二つの役がある。一つは意図的に見る、常に前置詞が必要。もう一つは外見を述べる連系動詞。日本語は「見る」「~そうに見える」などをごく近い言葉にまとめる。
この記事はその一連を全部扱う:look の活用表、-ed 尾の三つの読み方の規則と look が /t/ グループに入る理由、looked が文中のどこに立つか、look が see や watch とどこが違うか、日本人の耳がよく混同する look・luck・lock の三つ、よく出る句動詞、そしてリスニング練習者にとって最重要な、通常の話す速度で語末の /kt/ がどう響くか。
- look の活用表、ed 尾が /t/ と読まれる理由
- looked が文中のどこに立つか、look が see や watch とどこが違うか
- 実際の発話で looked を聞く
- Look for、look after、look into とあと10の句動詞
- 日本人が look でよく犯すミス
- クイック演習
- よくある質問
look の活用表、ed 尾が /t/ と読まれる理由
五つの形、表一つにまとめる。発音記号の列は米音、look では英音も大きくは変わらない。
| 形 | 語 | 発音記号 | 短い例 |
|---|---|---|---|
| 原形 (V1) | look | /lʊk/ | I look at the map first. |
| 三人称単数 | looks | /lʊks/ | She looks tired today. |
| 単純過去 (V2) | looked | /lʊkt/ | I looked everywhere for it. |
| 過去分詞 (V3) | looked | /lʊkt/ | We have looked at it twice. |
| 現在分詞 | looking | /ˈlʊkɪŋ/ | He is looking for a flat. |
はっきり言う:look は規則動詞。母音変化なし、V3 の別形なし、他の動詞から借りた形なし。-ed を足せば終わり。look が不規則動詞か疑ってこのページに来たなら、答えは no。残りの記事は本当の難所について書く。
学ぶ価値があるのは尾の読み方。-ed 尾には三つの読み方があり、綴りではなく語根の末尾音で選ぶ。/t/ か /d/ の後は尾が独立した syllable /ɪd/ になる。wanted、visited のタイプ。有声子音か母音の後は尾は /d/。lived、played のタイプ。/k/、/p/、/s/、/f/ などの無声子音の後は尾は /t/。look はこのグループ。
最重要の帰結:looked は syllable 一つのまま、look に末尾 /t/ がくっついたのと同じ長さ。語全体は二重子音 /kt/ で終わる。語末の二重子音は日本語にはほぼないので、耳には最初から合わせる型がない。リスニングのパートに入る前に覚えておくこと。書き写しミスのほとんどをこれが説明する。
同じグループの動詞をいくつか続けて読む価値がある。同じ子音クラスターを共有しているから。cook の過去形がいちばん近い写し。cooked は同じ母音 /ʊ/、同じ /kt/ クラスター。違うのは先頭子音だけ。work の過去形も /kt/ だが母音に r 色が入るので語全体が重く、語末クラスターはさらに捕まえにくい。ask の過去形は同じ規則の極端な例。asked は三つの子音が連続して終わる。want の過去形は反対側。wanted は syllable が一つ増える。looked の横に置くと、同じ -ed 尾なのに聞こえ方がここまで違う理由がはっきりする。体系全体を整理して動詞を正しい位置に置きたいなら、英語文法の記事がそれをやる。
looked が文中のどこに立つか、look が see や watch とどこが違うか
looked は単純過去でも過去分詞でもある。look の難しさは形の選択ではなく正しい役の選択:見る look は常に前置詞が必要、外見を述べる look は形容詞に直行する。この二つの役は同じ綴りを共有し、学習者はよく混ぜる。
| 文 | 正しい/誤り | 理由 |
|---|---|---|
| I looked at the screen for a minute. | 正しい | 見る意味の look には at が必要 |
| I looked the screen for a minute. | 誤り | at がない。この意味では look は直接目的語を取らない |
| She looked tired that morning. | 正しい | look は連系動詞、その後ろは形容詞 |
| She looked tiredly that morning. | 誤り | 連系動詞の後は形容詞、副詞ではない |
| Did you looked at the report? | 誤り | Did の後は原形 look |
| We have look at three options. | 誤り | have の後は分詞 looked |
本当に混乱するのは、日本語が「見る」「見える」「観る」「~そうに見える」をごく近い意味域にまとめるのに対し、英語は別々の動詞で別々の文法経路を通すこと。下の表は単純過去形で並べる。
| 文 | 実際の意味 |
|---|---|
| I looked at the photo. | 意図的に目を写真に向けた |
| I saw the photo. | 写真が目に入った。意図は必ずしもない |
| I watched the video. | 時間をかけて、動いているものを追って見た |
| She looked at me. | 彼女は私を見た |
| She looked tired. | 彼女は疲れて見えた。外見についての評価 |
| She looked like her mother. | 彼女は母親に似て見えた。look like は名詞と組む |
上三行を分ける軸はごく短い。look at は目を何かに向ける、意図的な動作を強調する。see は結果、像が目に入った。watch は展開のあるものを追う、常に時間要素がある。「I looked at the match」は画面にチラッと目を向けたように聞こえる。「I watched the match」のほうが試合を観た。
下三行は別の話。ここでは look は目をどこにも向けない。他人が見て取れるものを述べるだけ。後ろは形容詞、like と名詞、as if と節全体の三つ:「It looked as if the meeting would run over」。この三構文はよく混ざる。分ける方法は look の直後にあるものを見ること。
looked と have looked、いつどちらを選ぶ?時制の一般規則のまま。時間が閉じているなら単純過去:「I looked at it last night」。今も関係がある話なら完了形:「I have looked at it already」。もう済んだ、繰り返す必要はない、という意味。
実際の発話で looked を聞く
looked を正しく書き写せるかどうかを決めるパート。問題はごく単純:過去形全体が /k/ の後にくっついた一音 /t/ の中に収まり、語末の二重子音は英語の早口で削られる。
/kt/ クラスターは二度とも破裂させない。舌は /k/ で軟口蓋に触れ、/t/ のために歯茎へ跳ぶ。ネイティブは /k/ の破裂を丸ごと落とし、聞こえるのは極短い無音のあと次の音。
子音の前では /t/ が完全に消える。「looked good」は「look-good」、「looked back」は「look-back」、「looked like」は「look-laik」、「looked really tired」は「look-rili taiərd」。これらの文では looked と look はまったく同じ。残る唯一の手がかりは文中どこかの時間副詞。
母音の前では /t/ が次の語に連結して舌先の一タッチになる。「looked at」は「look-tət」、ときには「lookdat」まで短く聞こえる。「looked into」は「look-tintu」。「looked around」は「look-tə-raund」。綴りで区切る学習者は at の頭に見知らぬ子音が付いたように感じる。
look、luck、lock は母音だけが違う。 look の /ʊ/ は短く唇を丸める。luck の /ʌ/ は口の中央。lock の /ɑː/ は開いて低い。3つとも /k/ で終わり、過去形では3つとも語尾に /t/ が付く。"He looked out" と "He lucked out" はとても似て聞こえるが、意味はまったく違う。一方は外を見る、もう一方は運が向く。
looked の前の have と has は、1つの子音に縮まる。 実際の会話では "We have looked into it" は "We've looked into it" になり、've の部分は主語にくっついた /v/ 1音だけになる。その部分が聞こえないと、文は完了形から単純過去に落ちるが、耳にはそれでも自然に聞こえる。
文頭の look は、たいてい「見る」の意味ではない。 "Look, I already told you" の look は注意を引くための語で、この役割では決して時制を変えない。「見る」の構造を待っている学習者は、文がまだ始まっていないことに気づくまで数秒失う。
次の表は3つを並べる:元の文、ネイティブが普通の速さで話したときに響く音、学習者がよく書き写し間違える形。真ん中の列は速く話したときの音を再現したもので、辞書記号ではない。
| 実際の文 | 聞こえる音 | 学習者がよく書き写す形 |
|---|---|---|
| I looked at the report last night. | ai look-tət thə riport lɑst nait | I look at the report last night. |
| She looked really tired. | shi look-rili taiərd | She look really tired. |
| It looked like rain all morning. | it look-laik rein ol morning | It look like rain all morning. |
| We've looked into it already. | wiv look-tintuit olredi | We looked into it already. |
| He looked out and saw nothing. | hi look-taut ən so nathing | He lucked out and saw nothing. |
| Look, I already looked everywhere. | look, ai olredi look-tevriwer | Look, I already look everywhere. |
3列目は3種類の誤りに分かれる。2、3、6行目は子音の前で語末子音が消える誤りで、消えるのはまさに時制そのもの。4行目は機能語の誤りで、強勢のない 've が飛ばされ、文の時制が落ちる。5行目は母音の誤りで、時制だけでなく文の意味そのものが変わる。1行目は逆に注目に値する:/t/ の音は残っているが at に流れ込んでいるので、学習者はそれを間違った位置で聞き、丸ごと捨てる。

WELE でディクテーションをするとき、この一連は理論の上に置かれる。1文を聞き、聞こえたまま書き写し、採点がずれた語を指摘する。looked が取り消し線で、look と書いたなら、得られる情報は「-ed を足せ」という注意ではない。もっと狭い:耳が語末2子音クラスターの2つ目の子音を保持できておらず、そこを聞き直す必要がある、ということだ。
look で1回直せば、/t/ 語尾のグループ全体に効く。worked、cooked、asked、stopped、watched も同じ仕組みで語尾を失う。記事冒頭の3つの読み方のルールを読んでも、10分後にはまだ覚えているが、耳は何も変わっていない。語末子音クラスターが短くなるのは、あなたの聞き取りが弱いからではない理由を知りたければ、connected speech の記事が、文全体の音の省略と連結の仕組みを説明する。実際の文にすぐ当てたければpodcast ライブラリを開け。各エピソードに transcript が付いていて、照合のステップに使える。
Look for、look after、look into と、あと10の句動詞
look は日常英語で句動詞を最も多く生む動詞のひとつで、注目すべきは、これらの句動詞は前置詞から意味を推測できないことだ。look for、look after、look into は始まり方は同じだが、意味は互いに関係ない。下の13行は過去形で書いてあるので、looked に慣れるためだ。
| 句動詞 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| look at | 見る、検討する | I looked at the numbers again this morning. |
| look for | 探す | She looked for her passport for almost an hour. |
| look after | 世話をする、面倒を見る | He looked after his niece all summer. |
| look into | 調べる、調査する | The team looked into the complaint last week. |
| look up | 調べる(辞書など) | I looked up the word on the way home. |
| look up to | 尊敬する、手本と見る | She always looked up to her older sister. |
| look down on | 見下す | They looked down on anyone without a degree. |
| look out for | 注意する、用心する、または面倒を見る | He looked out for scooters before crossing. |
| look forward to | 楽しみに待つ | We looked forward to that trip for months. |
| look through | 最初から最後までざっと見る | She looked through the whole file in five minutes. |
| look over | 見直す、ざっと確認する | He looked over the contract before signing it. |
| look back on | 振り返る | She looked back on that year with some regret. |
| look like | ~のように見える、~のようだ | The building looked like an old warehouse. |
特に注意すべき3行は look for、look after、look into。混同されやすい。look for は失くしたものを探す。look after は人や動物の世話をする。look into は問題を調べる。"I will look after it" と "I will look into it" は似て聞こえるが、一方は世話を約束し、もう一方は調査を約束する。
look forward to の行には、文法の落とし穴がある。ここでの to は前置詞で、動詞の原形の印ではない。だから後ろは名詞か V-ing。"We looked forward to seeing them" は正しく、"We looked forward to see them" は誤り。ビジネスメールで最もよく見る誤りのひとつだ。
ベトナム人学習者が look でよく犯す誤り
looked を2音節で読む。 -ed の語尾が独立した音節になるのは /t/ か /d/ の後だけ。wanted や needed のタイプ。look は /k/ で終わるので、looked は語末に /kt/ クラスターがある1音節。/ˈlʊkɪd/ と読むと、ネイティブの発音を聞くとき、決して来ない音節を耳が待ち続ける。
聞こえないから -ed を完全に忘れる。 これは記事全体で最も多い誤り。聞こえた語だけを正確に書き写すが、その文では /t/ が子音の前で消えている。直し方は、もっと注意深く聞くことではない。文の中の時間の手がかりを掴むこと:last night、yesterday、that morning があれば、耳が語尾を拾えなくても動詞は過去形でなければならない。
Did you looked. did の後は原形。did がすでに過去の意味を担っているから。正しい文は "Did you look at the report?"。この誤りは、-ed を付け忘れないよう自分に言い聞かせた直後に出やすい。
look に前置詞が欠ける、または see や watch の代わりに使う。 "He looked me" には at が欠ける。"I looked a film last night" はベトナム人がよく書く文で、英語では "I watched a film" が必要。覚える軸:look at は視線の向き、see は目に入る、watch は時間をかけて見る。
look が連系動詞なのに副詞を付ける。 "She looked happily" は誤り。正しくは "She looked happy"。外見を述べる役割では、look は seem や feel と同様に形容詞と組む。look が「見る」の意味のときだけ副詞が付き、その副詞は見方を述べる:"He looked at her carefully"。
look forward to の後に動詞の原形。 "I looked forward to hear from you" は誤り。この句動詞の to は前置詞なので、"I looked forward to hearing from you" が正しい。同じタイプの落とし穴に be used to と get used to もある。
短い練習
8文。look、looks、looked、looking のいずれかを入れる。時制と後ろの構造の両方に注意。全部終えてから、下の答えを見る。
- I ______ at the report last night and found two errors.
- She ______ really tired when she came in this morning.
- Did you ______ into the complaint yet?
- We have ______ everywhere for that folder.
- He is ______ for a flat closer to the office.
- It ______ like rain, so take an umbrella with you now.
- They ______ after their neighbour's cat for two weeks last summer.
- She ______ forward to hearing from them all through April.
答え:1. looked. 2. looked. 3. look. 4. looked. 5. looking. 6. looks. 7. looked. 8. looked.
第3問と第6問は、立ち止まって考える価値のある2問です。第3問は did が前にあるので動詞は原形に戻ります。それでも yet が文末にあるせいで過去の話のように聞こえ、looked を入れる人がとても多いです。第6問は "take an umbrella with you now" という節のおかげで文全体が現在に置かれているので、数行前で出てきた look like の過去形とは関係なく、答えは looked ではなく looks です。この2問を外したなら、上の正誤表をもう一度読む価値があります。
よくある質問
look の過去形は?
look の過去形も過去分詞も looked で、1音節で /lʊkt/ と発音します。look は規則動詞で、不規則形はありません。
Looked は /lʊkt/ と /ˈlʊkɪd/ のどちら?
/lʊkt/、1音節です。-ed の語尾が独立した音節になるのは /t/ か /d/ の後だけで、wanted や needed がその例です。look は無声の /k/ で終わるので、語尾は /t/ として読まれ、前の音にくっつきます。
look、see、watch の違いは?
look at は意識的に目を向けること。see は見えることで、たいてい意図はありません。watch は進行中のものを追い、時間の要素が常にあります。"I looked at the screen"、"I saw an error"、"I watched the whole session"。
look forward to の後は何を使う?
名詞か V-ing を使います。ここでの to は前置詞で、動詞の原形を示す印ではありません。"We looked forward to the trip" も "We looked forward to seeing them" も正しく、"to see them" は誤りです。
look と luck の発音の違いは?
母音だけが違います。look は短い /ʊ/ で唇を丸め、luck は口の中央の /ʌ/ で唇は丸めません。どちらも /k/ で終わり、過去形ではどちらも /t/ の語尾を取るので、looked と lucked は母音1つ分だけ離れています。
looked と聞いたのに look と書いてしまうのはなぜ?
語尾の /t/ は、次の語が子音で始まると完全に消え、母音で始まると次の語へ流れます。どちらの場合も、待っている位置に語尾が聞こえません。直し方は、書き直して実際の文と照合することを何度も繰り返すことです。数週間練習したあと、リスニングレベルテストの課題があれば、判断しやすくなります。
look の活用規則は20秒で読み終わり、それがこのページでいちばん簡単な部分です。残りは、/kt/ が子音の前で短く切られ、母音の前で次の語へ流れる話で、聞き落として書き間違えた場所を見て初めて耳に入ります。looked at か looked for がある短い会話を1つ選び、ディクテーションを1回試してから、記事冒頭の表に戻り、まだ堅苦しく感じるかどうか見てください。