stickの過去形はstuck。母音の階段 stick、stuck、stack、steak

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stickの過去形はstuck。母音の階段 stick、stuck、stack、steak
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あなたは ディクテーション で、家の修理の話を書き取っている。話し手が引き出しの不具合を嘆いているのに、あなたは "The drawer stack again this morning" と書き、赤線の採点で三文字目が合っている。正しい文は "The drawer stuck again this morning"。先に短く答える:stick の過去形(V2)は stuck、stick の過去分詞(V3)も stuck。V-ing 形は sticking、三人称単数現在は sticks。

V2 と V3 が同じ語形なので、活用で覚えるのは一つだけ。難しいのは別の二か所にある。第一に、stuck はもう動詞ではないことが多い:"I am stuck in traffic" では stuck は形容詞で、その用法は原本の「貼る」より一般的だ。第二に、stuck は stick、stuck、stack、stock、steak という狭い母音の段階の真ん中にあり、五語は子音枠が同じで、違うのは真ん中の母音だけだ。

この記事はその連鎖を全部扱う:stick の活用表、属する i→u 母音交替動詞群、stuck が動詞のときと形容詞のとき、stick to、stick around、stick up for などの句、そしてリスニング練習者にとって最重要な、実際の発話で stuck を隣の四語から切り分ける方法。

stick の活用表と i→u 母音交替動詞群

五形態を一表にまとめる。発音記号列は米音、英音もこの動詞ではほぼ同じ。

形語発音記号短い例
原形 (V1)stick/stɪk/These labels stick well.
三人称単数現在sticks/stɪks/She sticks to her plan.
過去形 (V2)stuck/stʌk/The door stuck again.
過去分詞 (V3)stuck/stʌk/We have stuck with it.
現在分詞sticking/ˈstɪkɪŋ/The label is not sticking.

stick と stuck の違いはすべて短母音一つ。先頭の /st/ はそのまま、末尾の /k/ もそのまま、文字を足さない、欠かさない。記憶では最も安い不規則形で、聞き取りでは最も高くつく。

stick はかなり大きいグループに入る:dig→dug、win→won、spin→spun、cling→clung、sting→stung、swing→swung、string→strung、strike→struck、hang→hung。すべて母音が /ʌ/ に変わり、V2 と V3 が同形。

このグループの背景は短い。古英語には強変化動詞があって、母音が人称・数ごとに変わり、過去単数と過去複数・分詞で別の母音だった。英語が語尾変化を失うと、過去の単複の区別も消え、もともと分詞側の /ʌ/ が過去形の枠まで広がった。結果、今日は stuck 一語で二枠を埋める。

言うべきは、この型がまだ生きていること。sneak は規則的に sneaked になるが、snuck が広がり、大きな辞書も載せる、特に米国。i→u 群は死んだリストではなく、今も新しい仲間を引き寄せる証拠。隣の動詞も読む価値がある、それぞれ別のところでつまずく:dig の過去形は stick と同型だが dug は短く文の中に落ち込む、win の過去形も同型だが won は one と聞き分けが必要、sneak の過去形は今まさにこの群に吸い込まれている例。記事 英語文法が時制と動詞を正しい位置に並べ、体系全体を復習するときに使える。

stuck の位置と、stuck がもう動詞でなくなるとき

最短の原則:stuck 単独は過去形、have・has・had の後は分詞、be か get の後は動詞の役を完全に離れ、ぎゅっと挟まれる意味の形容詞になる。三つの位置、三つの意味、同じ一語。

文正しいか理由
I stuck a note on the fridge.正しい過去形、stick は貼るの意
I sticked a note on the fridge.誤り日常英語に sticked という形はない
The zip has stuck again.正しいhas の後の分詞 stuck
We are stuck in traffic.正しいbe + stuck、ここ stuck は形容詞、ぎゅっと挟まれる意
We are sticking in traffic.誤りぎゅっと挟まれる意は形容詞 stuck、進行形はない
Did you stuck to the plan?誤りdid の後は原形 stick、did がすでに過去の意味を担う

四行目は stick が他の不規則動詞の大半と大きく違う点だ。"I stuck in traffic" と "I was stuck in traffic" は was 一語の差だが、意味は二方向に分かれる:前者は渋滞の中に何かを貼った、後者はぎゅっと挟まれた。was は機能語で非強勢、聞き取りで最も落としやすい所だ。

第二部分は stick が意味を次々に飛ばす話。下の六行がその役割を分け、上二行だけが辞書でよく最初に載る「貼る」の意だ。

文実際の意味
I stuck a stamp on the envelope.貼る、くっつける
The drawer stuck again.引き出しがまた引っかかった、誰も動かしていない、自動詞
We stuck to the plan.計画に忠実にくっついた、方針を変えない
He stuck around for an hour.あと一時間居残った
I am stuck on question four.四問目でつまずいている、ここ stuck は形容詞
She stuck up for the new intern.新しいインターンをかばった

見落とされがちな点:a stick は非常に普通の名詞で、棒、ステッキ、細長い棒の意。"He picked up a stick" は貼ることとは無関係。聞いて stick と感じたら、まず動詞か名詞かを決める必要があり、手がかりは前の冠詞 a、軽くてほとんど音にならない語だ。

実際の発話で stuck を聞く、母音の段階

これは活用表にはない部分で、stuck を正しく書き取れるかどうかを決める部分だ。形の違いがすべて母音一つなので、耳がつかめる子音がない。

五語が同じ枠、真ん中の母音だけ違う。 stick は /stɪk/、stuck は /stʌk/、stack は /stæk/、stock は /stɑːk/、steak は /steɪk/。五つとも /st/ で始まり /k/ で終わる。日本語にはその位置で五母音全部を区別するのは足りないので、未訓練の耳は二、三枠にまとめ、stuck は stack 側に引っ張られがち。

stuck の母音は短く口の中央、stack の母音は開いて前方。 口で確かめる方が耳より早い:cup を読んでから cat を読む、二語目で下顎が明らかに下がる。stuck は cup、stack は cat。

stuck の後が子音:末尾の /k/ は放出しない。 "stuck between" と "stuck with" では、舌は /k/ の位置まで上がってそのまま次の子音へ行き、破裂音は出ない。文全体は "stuh-between"、"stuh-with"。

stuck の後が母音:末尾の /k/ が次の語の初子音になる。 "stuck in traffic" は "stuh-kin traffic"、"stuck on question four" は "stuh-kon question four"、"stuck up for me" は "stuh-kup for me"。学習者が語を切り分けようとすると、音の中には二語の間の空白がないので、切る位置を間違える。

be と get が stuck の前では短縮され、ほとんど消える。 "I am stuck" は "am stuck"、"we are stuck" は "wer stuck"、"he is stuck" は "heez stuck"。そこを聞き落とすと "I stuck" と書き、文全体がぎゅっと挟まれたから貼ったに変わるのに、何もおかしくないと感じる。

sticking は語尾の -ing が -in になり、sticky と書き間違えられやすい。 "The label is not sticking" は "the label iznot stickin" のように聞こえ、sticky は「べたつく」という形容詞。意味はまったく違うのに、語尾はどちらも軽くてぼんやりしている。

1列目は紙の上の文、2列目は耳に入る文、3列目は学習者がよく書き間違える文。真ん中の列は、文が速く話されたときの本当の音で、辞書の表記ではない。

実際の文聞こえる音学習者がよく書く誤り
We stuck to the original plan.wi stuh-tuh thi original planWe stack to the original plan.
I am stuck on question four.am stuh-kon question fourI stuck on question four.
The drawer stuck again this morning.tha draw-r stuh-kagen this morningThe drawer stack again this morning.
He stuck up for me in the meeting.hi stuh-kup for mi in tha meetingHe stocked up for me in the meeting.
They have stuck with it for years.they-v stuh-with it for yearsThey stuck with it for years.
The label is not sticking.tha label iznot stickinThe label is not sticky.

3列目を見ると、まったく別の3種類のミスがある。stack と stocked が stuck の代わりに出るのは純粋な母音のミスで、耳は /st...k/ の枠組みは捉えているが、真ん中の音を切り分けられない。2行目と5行目は機能語のミス:am と have が聞き落とされ、失われるのは単語1つではなく文全体の構造で、2行目では「行き詰まっている」の意味が「貼った」に反転してしまう。最後の行は語尾のミスで、sticking と sticky は動詞と形容詞の違い。

両端が同じ5本の音波で、真ん中だけが違う母音の段差のような図
5語が同じ子音枠を共有し、真ん中の母音だけが違う。

WELE でディクテーションを聞きながら書いているとき、この一連は理論の上にあるだけだ。聞いた文をそのまま書き、採点がズレた語にピンポイントで当たる。得られるのは狭い診断:stuck があるはずのところに stack と書いた、つまり耳が cup の母音と cat の母音を混ぜている。動詞活用表ではそれは教えてくれない。紙の上では2語はまったく似ていないから。

記憶は、自分が書き間違えた箇所を見た瞬間に作られる。冒頭の5行の表を読み終えて10分後、stick の過去形が stuck だとはまだ分かる。でも耳は何も変わらない。"I am stuck" で am を書き落とし、一度その部分を正しく聞き直すと、次から耳は stuck の前にごく小さな音を待つようになる。これらの音が消えるのは耳が弱いからではない理由は、connected speech の記事が、音の脱落と連結の仕組みで文全体を説明している。podcast ライブラリは実際の文にすぐ当てはめられる場所で、各エピソードに transcript があり、書き終えたあと照合できる。

stick と stuck でよく出る句

stick からは会話でよく出る短い句動詞のセットが生まれ、stuck を形容詞として使う構文のグループも加わる。下の13行は出現頻度が最も高い組み合わせで、過去形か分詞形で書いてあるので、形に慣れておける。

句意味例
stick toしっかり守る、変えないWe stuck to the plan even when it got hard.
stick with粘り強く続ける、離れないThey have stuck with the same supplier for years.
stick aroundもう少し残るHe stuck around until the last song.
stick up for誰かの味方をするShe stuck up for the new intern in the meeting.
stick outはみ出る、または目立つOne name stuck out on the whole list.
stick together一緒にいる、離れないThe team stuck together through a bad season.
stick at it粘って続けるHe stuck at it for three months before it clicked.
be stuck in traffic渋滞にはまるWe were stuck in traffic for over an hour.
be stuck on somethingどこかで行き詰まるI was stuck on the last question for ages.
be stuck with望まないものを抱え込むI was stuck with all the paperwork again.
get stuck動けなくなる、はまるThe key got stuck in the lock.
the name stuckその名前が定着するThey called him Bo and the name stuck.
stick a noteメモを貼るShe stuck a note on my door before she left.

be stuck in、be stuck on、be stuck with、get stuck の4行は注目に値する。4つすべてで文の本動詞は be か get で、stuck は形容詞にすぎない。つまり聞き取りでは、強勢が乗りはっきり聞こえる stuck ではなく、その前の小さな語を捉えなければならない。

2つ目のポイントは stick to と stick with のペア。どちらも「粘る」だが、stick to は計画、ルール、スケジュールなどとよく組み合わさり、stick with は人、ツール、選択などとよく組み合わさる。"We stuck to the schedule" は予定通りに進めた。"We stuck with him" は彼を見捨てなかった。ここで前置詞を間違えても文法違反にはならない。ネイティブの耳には、少しズレて聞こえるだけ。

ベトナム人学習者が stick でよく犯すミス

sticked. これは規則化の反射:過去形だから -ed を付ける。stick は不規則動詞で、過去形は stuck の1形だけ。V2 も V3 も stuck。sticked も stucked も stucken もない。

Did you stuck. did の後は原形のルール:did が時制を担い、動詞は原形のまま。"Did you stick to the plan?" が正しい。このミスは、stick の過去形が stuck だと必死に思い出しているときに、よく出る。

I was stuck の be を落とす。 "I stuck in traffic for an hour" は学習者が非常によく書く文で、「渋滞にはまった」という意味にならない。はまったと言うなら be か get が前に要る:"I was stuck in traffic" か "I got stuck in traffic"。これは耳と手の両方のミスで、was こそ聞き取りでよく落ちる語だ。

文が stuck なのに stack や stock と書く。 このミスは文法ではなく耳が原因なので、時制のルールを学び直しても治らない。書いている最中の仮のコツ:stack は積み重ね、山、stock は在庫か株式、文脈が「はまる」「くっつく」「しがみつく」なら stuck。

stuck up for と stuck-up を混同する。 "She stuck up for me" は彼女が味方してくれた。"She is stuck-up" は彼女が偉そうで、傲慢で、人を見下す。2つの句は同じ2語を使うが、好意の方向は正反対。区別するのは for と文構造で、stuck up そのものではない。

i が u になる型を、属さない動詞まで広げる。 stick が stuck、dig が dug と覚えたあと、bring を brung、drag を drug と自分で作る人が多い。それらは一部の方言には存在し、聞くこともあるが、試験や書き言葉では使えない。大きな辞書が広く認めている唯一の例は sneak の snuck。

短い練習

8文。stick、sticks、stuck、sticking のいずれかを入れる。空欄がなくなるまで答えはスクロールしない。

  1. I ______ a note on the fridge before I left.
  2. We have ______ with the same supplier for six years.
  3. Did the drawer ______ again this morning?
  4. She always ______ up for the new people on the team.
  5. The key got ______ in the lock and would not turn.
  6. The label is not ______ properly in this heat.
  7. They ______ around until the last song and then left.
  8. I am ______ on the last question of the test.

答え:1. stuck. 2. stuck. 3. stick. 4. sticks. 5. stuck. 6. sticking. 7. stuck. 8. stuck.

注目は3問と4問。3問は did が前にあるので、今朝の話でも動詞は原形 stick。4問は現在の習慣で主語が単数なので sticks で、過去形の練習をしているから stuck を入れる人が多い。この2問を外したなら、上の正誤表はもう一度読む価値がある。

よくある質問

stick の過去形は何?

stick の過去形は stuck。過去分詞も stuck。一語で両方の形を兼ねるので、文がどの時制かは前を見ればわかる。have、has、had があれば完了形。何もなければ過去形。

Sticked は stick の形か?

いいえ。stick は不規則動詞で、日常英語に sticked という形はない。試験で sticked と書けば、ほかの動詞の活用ミスと同じ扱いで不正解になる。

I stuck と I am stuck はどう違う?

"I stuck something" は何かを貼り付けた、という意味で、stuck はここでは過去形の動詞。"I am stuck" は動けない状態、stuck はここでは be の後ろの形容詞。am や was が欠けると文の意味はまるごと変わる。それがまた、聞き取りで最も取りこぼしやすい音になる。

Stick to か stick with か?

stick to は計画、ルール、スケジュール、食事法などに使う。stick with は人、道具、選択に使う。"We stuck to the schedule" は予定どおり進めた。"we stuck with him" は彼を見捨てなかった、という意味。

Stuck up とは何?

二つある。"Stick up for somebody" は誰かを擁護する。過去形は stuck up for。一方 "stuck-up" はハイフン付きで、生意気・高慢という意味の形容詞。同じ語でも、一つは褒め、一つは責める。

聞き取りで stuck と stack をどう分ける?

母音で分ける。耳より先に口で練習する。cup を読んでから cat を読む。二語目のほうが明らかに下顎が下がる。stuck は cup 側、stack は cat 側。それから stuck と stack が両方出る箇所をいくつか書き写して、まだ取りこぼすところを確認する。リスニングレベルテストは、数週間後に比べる基準になる。

stick の活用表は覚える語が一つだけなので、二十秒で読み終わる。残りは、stuck が stack や stock と耳の中で混ざる話と、was 一語で貼り付けているのか動けないのかが決まる話。それは、取りこぼして書き写しのミスを見たときに初めて耳に入る。短い素材を一つ選び、stuck が出る箇所でディクテーションを試して、記事冒頭の表に戻って、まだ堅く感じるか見てみてほしい。

The Wallaby
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