finishの過去形はfinished:語尾の/t/と「finish it」と聞こえるとき

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finishの過去形はfinished:語尾の/t/と「finish it」と聞こえるとき
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仕事のグループで、会話のディクテーションをしているところだ。話者が一文を放つ。あなたは「I finish it already」と書く。すると真ん中の二語に赤い下線が付く。正しい文は「I finished already」だ。先に短く答える:finishは規則動詞で、過去形はfinished、過去分詞もfinished。finishtもfinishenもない。付けるのは-edだけ。

それでも外すのはなぜか。finishには活用表が触れない危ない所が二つある。第一に、-edの語尾は/t/としてくっついて読むので、finishedは二音節しかなく、末尾の/ʃt/はとても薄い。第二に、速く話すと「I finished」と「I finish it」はほぼ同じ音になる。/t/が次に続くと、itの頭とまったく同じに聞こえるからだ。

この記事はその一連を全部扱う:finishの形の表、-edの語尾が/t/グループに入る理由と、なぜ独立した一音節にならないか、finishがtoではなくV-ingとしか組めない所、finishedとFinnishが同じ音になる組み合わせ、そしてリスニング練習者にとっていちばん大事な、普通の速さで文が流れるときfinishedがどう響くか。

finishの形の表、-edの語尾が/t/として読まれること

五つの形を、表一つにまとめる。発音記号は米音。英国音もこの語ではほぼずれない。

形語発音短い例
原形 (V1)finish/ˈfɪnɪʃ/Finish your soup.
三人称単数finishes/ˈfɪnɪʃɪz/She finishes at six.
過去形 (V2)finished/ˈfɪnɪʃt/I finished the report.
過去分詞 (V3)finished/ˈfɪnɪʃt/He has finished already.
現在分詞finishing/ˈfɪnɪʃɪŋ/We are finishing up now.

はっきり言う:finishは規則動詞だ。末尾のshを見て、過去形に何を足すか迷う人が多い。何も足さない。-edだけで終わり。V2もV3もfinished。eとhが並んでも例外は生まれない。

学ぶ価値があるのは、その語尾の読み方だ。英語の-edには三つの読み方があり、どれになるかは語幹の末尾音で決まる。語幹が/k/、/p/、/s/、/f/、/ʃ/のような無声音で終わるなら、-edは/t/。語幹が母音か有声子音で終わるなら、-edは/d/。/ɪd/として独立した一音節になるのは、語幹が/t/か/d/で終わるときだけ。wanted、neededが例だ。

Finishは/ʃ/、つまりsh音で終わる。無声音だ。だからfinishedは第一グループ:語尾は/t/、くっついて読む、音節は増えない。FinishedはFIN-isht、二音節。FIN-ish-idの三音節ではない。同じグループにwashed、pushed、wished、brushed、published、punished、establishedがある。

ここで長く残る誤解が生まれる。shで終わる動詞には/ɪz/を足す、と習った人が、その規則を-edの語尾にも当てはめる。-esの/ɪz/規則は本物だが、それは三人称単数の-esだけの話:finishesは/ˈfɪnɪʃɪz/で三音節。語尾が違えば規則も違う。finishは、同じ表の中で両方を見せてくれる珍しい語だ。

リスニングのパートに入る前にもう一つ:原形finishの発音は、フィンランドの形容詞Finnishと完全に同じ。どちらも/ˈfɪnɪʃ/。だから「the Finnish team finished third」は、三語離れたところにほぼ同じ音の語が二つ並ぶ。この語の耳慣らしには最高の文の一つだ。

/t/語尾グループの他の動詞も、対照用に見る価値がある:watchの過去形も無声音で終わるのでwatchedは見た目は長くても一音節、askの過去形も/t/グループだがaskedは末尾に子音が三つ続く分重い、stopの過去形はさらに、書くとき子音を重ねる規則が加わる。体系全体を復習するなら、英語文法の記事が時制と動詞を正しい位置に置いてくれる。

finishedはどこに立つか、finishはどの構文と組むか

いちばん短い原則:finishedは過去形でも分詞でも形容詞にもなれる。役割は形ではなく、その前の語が決める。前に何もなければ過去形。have、has、hadがあれば分詞。am、is、areがあれば、終わった状態を述べる形容詞になっている。

文正しいか間違いかなぜ
I finished the report last night.正しい過去形。閉じた時間の基準がある
I have finished the report last night.間違い現在完了は特定の過去の時点と組めない
I am finished with this laptop.正しいfinishedが形容詞。今の状態を述べる
Did you finished the course?間違いdidの後は原形finish
I finished to read the file.間違いfinishはtoと組めない。finish readingが正しい
I finished reading the file.正しい標準構文はfinish + V-ing

最後の二行がベトナム人が最も外す所で、詳しく言う価値がある。ベトナム語ではファイルを読み終えた、と言う。その構造をそのまま英語に訳すとfinish to readになる。英語はそちらの道を通らない。Finishは常にV-ingと組む:finished reading、finished writing、finished eating、finished cleaning。

Finishは後ろにV-ingを要求する動詞グループに入る。一語ずつより、グループごと覚えた方が楽だ:finish、enjoy、avoid、mind、suggest、practise、keep、consider。ベトナム語にどう訳されようと、どれも後ろにtoは取らない。

二つ目に学ぶ価値があるのは、finishと同義に聞こえる語との境界だ。下の六組が、どこでずれるかをはっきり分ける。ここが、英語が自然に聞こえるかどうかを決める部分だ。

文本当の意味
The meeting finished at four.会議は四時に終わった
The meeting was over at four.同じ意味だが、行為より終わった状態を強調する
I finished the course.そのコースを最後までやり切った
I completed the course.より格式ばった。履歴書や証明書でよく使う
He finished second.彼は競技で二位だった
He is finished.彼は仕事が終わった、または文脈次第でキャリアが終わった、という重い意味

最後の行は注意が要る。「I am finished」は「もう終わった」という普通の言い方で、アメリカでとてもよく使う。だがキャリアの文脈で三人称の「he is finished」は、彼にはもう道がない、という重い意味を帯びる。同じ構文、二つのニュアンス。分けるのは文脈だけだ。

finishedとhave finished、いつ使い分けるか。文に閉じた時間の基準があるとき:yesterday、last night、at six、an hour ago。基準があればfinished。基準がなく、今も有効な結果を伝えるならhave finished:「I have finished」は、今この瞬間に仕事が終わっていて、あなたは空いている、という意味だ。

実際の発話でfinishedを聞く

これは活用表には載っていない部分で、finishには他のどの動詞にもない罠がある。finished末尾の/t/は、itの頭の/t/とまったく同じに聞こえる。文法ではまったく違う二文が、ほぼ同じ音で出てくる。

I finishedとI finish itはほとんど分けられない。「I finished」は/aɪ ˈfɪnɪʃt/。「I finish it」は/aɪ ˈfɪnɪʃ ɪt/で、速い発話ではitの母音が落ち、finishに/t/一つだけがくっつく。結果、二文は同じ音になる。記事冒頭の文が聞き取り違えられた理由がこれだ。仕事の会話では何度も繰り返される。

/ʃt/クラスターでは、子音の前で/t/音が脱落する。 "I finished mine" は "ai finish main" になる。"She finished quickly" は "shi finish kwikli" になる。この位置では finished と finish は耳だけでは切り分けられず、文の中の時間を示す語に頼るしかない。

母音の前では/t/音が蘇り、連結する。 "finished up" は "finish-tup" になる。"finished it" は "finish-tit" になる。"finished early" は "finish-terli" になる。ここだけは、文が過去形だと確実にわかる。

finishはFinnishと完全一致する。 どちらも /ˈfɪnɪʃ/ で、少しもずれない。スポーツニュースで "the Finnish runner finished first" には、この2語が2語離れて並び、聞き手は文の位置だけで切り分けなければならない。

finishedはfurnishedと聞き間違えやすい。 /ˈfɪnɪʃt/ と /ˈfɜːrnɪʃt/ は同じリズム、同じ語尾。違うのは最初の母音とr音だけ。家の文脈ではどちらも自然なので、意味からは手がかりがない:"the flat was finished last year" も "the flat was furnished last year" も普通の文だ。

finishedの前のhaveとhasはほとんど縮約する。 "I have finished" は "I've finished" になり、/v/音1つだけが主語にくっつく。"He has finished" は "he's finished" になり、この文は "he is finished"(意味が少し違う)と同音になる。3つの可能性が1音に圧縮されるのが、1語の最大難度だ。

下に3列ある:紙の上の文、耳に入る文、学習者がよく書き間違える文。真ん中の列には辞書記号は使わない。そこは早口で話したときの実際の音を再現している。

実際の文聞こえる形学習者がよく書き間違える形
I finished mine already.ai finish main olrediI finish mine already.
Have you finished it?hav yu finish-titHave you finish it?
She finished the report last night.shi finish the report las naitShe finish the report last night.
We finished up around six.wi finish-tup araund siksWe finish up around six.
The Finnish team finished third.the finish teem finisht therdThe finish team finished third.
He is finished with the laptop.hiz finisht with the laptopHe has finished with the laptop.

3列目を見ると、ミスは3種類に分かれる。1番目で最多なのは時制の脱落:/ʃt/クラスターが別の子音の前で語尾音を落とすので、finishedの代わりにfinishと書く。2番目は語の境界の取り違え:2番目の文では/t/音は聞こえるが、finishedではなくitに割り当てる。3番目は助動詞の取り違え:最後の文ではisの代わりにhasと書く。どちらも主語にくっついた1つのz音に縮約されるからだ。

2語のあいだに挟まった小さな音が、聞いたときどちらの語に属するのかわからない様子の図解
真ん中の/t/はfinishedに属するのかitに属するのか、耳が自分で決めなければならない。

WELEのディクテーションでは、この修正パターンがとても具体的だ。文を聞いて、そのまま書き、採点がずれた語を指し示す。文全体は正しいのに、消し線がfinished対finish itの部分だけ、というとき、活用表を読んでは絶対に得られない情報が手に入る:耳は文の音を全部聞いている。2語の境界だけを間違えている。これはルールを忘れたミスとは全く別の層のミスだ。

直し方も全く違う。同じ文をもう一度聞いて、リズムに注目する:"I finished" は2拍、"I finish it" は3拍(3拍目はとても弱い)。音が溶け合ったあとに残るのは強勢とリズムで、ネイティブスピーカーはそれで互いに理解している。数十文経つと、耳は音を数える代わりに拍を数え始める。

音がくっつくのは聞き取りが下手だからではない理由を知りたいなら、connected speechの記事が、finishedだけでなく文全体の連結と脱落の仕組みを説明している。実際の文で試す場所はpodcastのライブラリで、照合用のtranscriptも付いている。

finishedでよく出る語句

finishの本当の句動詞はfinish up、finish off、finish withの3つだけ。だから下の表は別の方向:仕事、学習、スポーツでfinishedがよく並ぶ固定の組み合わせ。13行、すべて過去形で書いてある。顔を覚えやすくするためだ。

語句意味例
finish up残りをやり遂げて終わらせるWe finished up the paperwork after lunch.
finish off仕上げる、最後まで食べるShe finished off the last slice.
finish with使い終わる、もういらないAre you finished with the projector?
finish a courseコースを修了するHe finished the course in November.
finish school中等教育を終えるShe finished school two years ago.
finish on time期限どおりに終わるThe team finished on time for once.
finish early予定より早く終わるWe finished early and went home.
finish first1位でゴールするShe finished first in her age group.
finish second2位でゴールするHe finished second by a tenth of a second.
finish a book本を読み終えるI finished the book on the flight.
finish ahead of schedule予定より早く完了するThey finished ahead of schedule in March.
a finished product完成品This is not a finished product yet.
the finished article最終完成版The finished article looked nothing like the draft.

finish upとfinish offの2行は混同されやすい。どちらも「残りをやり遂げる」意味だからだ。ニュアンスが違う。finish upは途中のプロセスを最後まで進めることに重点があり、仕事向き。finish offは残った最後の部分を処理することに重点があり、飲食や何かをきっぱり終える場面向き。

finish withの行は注意が必要。完了の意味ではない。"Are you finished with the projector" は、プロジェクターを直し終えたかではなく、使い終わったか、取ってもいいか、という意味だ。イギリス英語ではfinish withは別れにも使う:"she finished with him last month"。

ベトナム人がfinishでよく犯すミス

finishedを3音節で読む。 FIN-ish-idがこの語で最も多い発音ミスで、多くは-es語尾のルールを覚え違えた結果だ。時制のルールは厳格:-edが独立した1音節になるのは、語幹が/t/または/d/で終わるときだけ。finishは/ʃ/で終わるので、finishedは2音節で、語尾は/t/と読む。

finish to doの代わりにfinish doing。 "I finished to write the email" は誤文で、ベトナム語の考え方がそのまま出ている。finishは常にV-ingと組む:"I finished writing the email"。同じグループにenjoy、avoid、mind、suggest、practiseがあり、どれも後ろにtoは取らない。

Did you finished。 1文に過去の印は1つだけ。Didがその役割を果たすので、後ろの動詞は原形のまま。"Did you finish the course?" が正しい。このミスは、finishの過去形がfinishedだと必死に覚えている最中に、よく出る。

完了形が必要な文でfinishを使う。 終わったか聞かれたとき、自然な返答は "I have finished" か "I am finished" で、"I finish" ではない。さっき終わったばかりで結果が今も有効な場合、現在形では言いたいことが表せない。

finishedをfinishdやfinisedと書く。 これは耳のミスが書きのミスを引き起こす:-ed語尾に母音が聞こえないので、eを省いてしまう。英語の綴字は-edを付けるとき常にeを残す。完全に黙っていても。

finishをendやoverと混同する。 3語は近いが自由に入れ替えられない。finishは主語の人がいるか、目的語がある:"I finished the report"。endは事柄が自ら終わる方向:"the film ended badly"。overは状態を表す形容詞:"the meeting is over"。"the meeting is finished" も正しいが、"the meeting is over" より硬く聞こえる。

クイック演習

8文。finish、finishes、finished、finishingのいずれかを入れる。全部終わってから照合する。

  1. I ______ the report just before midnight.
  2. Did you ______ the last exercise?
  3. She has ______ every book on that shelf.
  4. He ______ reading the file and then called me.
  5. We were ______ up when the power went out.
  6. The shop ______ at nine every night.
  7. Are you ______ with the projector?
  8. The Finnish runner ______ third that year.

答え:1. finished. 2. finish. 3. finished. 4. finished. 5. finishing. 6. finishes. 7. finished. 8. finished.

さっきの8問のうち、2番と6番は見直す価値がある。2番は did が前にあるので動詞は原形になり、文全体は完了した話でもそうだ。6番は every night があるのでこれは現在の習慣であり、語尾は -es で /ɪz/ と3音節で読む——よく -ed と混同されるルールどおりだ。この2問を外したなら、記事の前半をもう一度読む価値がある。

よくある質問

finish の過去形は?

Finish は規則動詞で、過去形も過去分詞も finished。不規則形はない。2つの形は書き方も同じなので、文における finished の役割はその前の語が決める。

Finished は何音節?

2音節、/ˈfɪnɪʃt/。-ed の語尾が独立した1音節になるのは、語幹が /t/ か /d/ で終わる場合だけ。wanted や needed がそう。Finish は無声の sh 音で終わるので、語尾は /t/ として前の音にくっついて読む。

Finish doing か finish to do か?

Finish doing。Finish は常に V-ing と一緒になり、後ろに to は置けない。"I finished reading the file" は正しく、"I finished to read the file" は誤り。finish と同じグループには enjoy、avoid、mind、suggest、practise がある。

I finished か I am finished か?

どちらも使えるが意味が違う。"I finished the report" は過去形で、完了したことを述べる。"I am finished" は現在の状態で、「終わった、今は空いている」という意味。アメリカの日常会話では "I am finished" か "I am done" が最も自然な返答だ。

Finish と Finnish の発音は同じか?

まったく同じ、どちらも /ˈfɪnɪʃ/。Finish は動詞、Finnish はフィンランドに関する形容詞。文の中の位置だけが区別の手がかりで、"the Finnish team finished third" はこのペアの聞き分け練習にとても良い。

何度聞いても I finished と I finish it が分からない場合は?

その2文は発音がほぼ重なるので、音を1つずつ聞いて区別するのは現実的ではない。鍛えるべきはリズムで聞くこと。"I finish it" には末尾にごく軽い拍が1つ余分にある。いちばん実用的な方法は、会話の一部を書き写して、自分がどこで外すかを見ること。そして リスニングレベルテスト は、数週間後に比較するための基準を与えてくれる。

finish が規則動詞だという話は10秒で身につく——それがこのページでいちばん簡単な部分だ。残りの部分、末尾の /t/ が消えたり it と取り違えられたりする問題は、それを聞き落として書き写しのミスを目の当たりにして初めて本当に耳に入る。短い作品を1つ選んで finished が出てくる箇所で 聴写 を試し、記事冒頭の表に戻って、まだそれが自明に見えるか確かめてみてほしい。

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