creepの過去形はcrept。creepedが正しい唯一の場所

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creepの過去形はcrept。creepedが正しい唯一の場所
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あなたはディクテーションで物語の一節を聴いている。読み手が一文を放つと、あなたは「He kept up the stairs」と書き写す。読み返すと意味不明の中途半端な文だ。正しい文は「He crept up the stairs」。子音をひとつ聞き落とした。それが/r/だ。先に簡潔に答えると、creepの過去形はcrept、過去分詞もcrept。/krept/と読み、1音節だ。この意味ではcreepedはない。

creepが難しいのは、不規則動詞の表に載らない2点だ。第一に、creepedが常に間違いというわけではない。「気味悪くさせる」の意味では「It creeped me out」が正しい文で、「It crept me out」と書く人はいない。1つの動詞、2つの過去形。どちらを選ぶかは時制ではなく意味で決まる。第二に、creptとkeptの差は/r/の1音だけで、それは語頭の子音クラスターに挟まっている。/kr/はベトナム語にはない連結だ。

この記事はその一連を全部扱う。creepの活用表、それが属する母音短縮+t追加の動詞群、creptとcreepedの境界線、日常英語でこの動詞が最も生きるcreep up on、そしてリスニング練習者にとって最重要の、通常速度の文でcreptがどう響くか。

creepの活用表と、母音短縮+t追加のグループ

5形態を1表にまとめる。発音記号列は米国英語。英国英語と大きく違う箇所は併記する。

形語発音短い例
原形 (V1)creep/kriːp/Cats creep when they hunt.
三人称単数creeps/kriːps/He creeps down the hall.
過去形 (V2)crept/krept/She crept upstairs.
過去分詞 (V3)crept/krept/Costs have crept up.
現在分詞creeping/ˈkriːpɪŋ/Doubt was creeping in.

表を見ると、はっきりした折れ点が1つある。creep、creeps、creepingはeを2つ保ち、長母音/iː/も保つ。creptはeが1つ落ち、母音は短い/e/になり、語尾はdではなくt。4文字の語で3つの変化が同時に起きる。

これは孤立した例ではない。creepは大きくて非常に一般的なグループに属する。keep→kept、sleep→slept、sweep→swept、weep→wept、feel→felt、kneel→knelt、mean→meant、deal→dealt、leave→left。グループ全体が同じことをする。語根の長母音を短母音に縮め、末尾に/t/を付ける。

理由も率直に言える。tが付くと語末は子音クラスターになり、英語では子音クラスターの前の長母音は短くなりやすい。綴りは音に従うのでeeはeに縮む。だからcrept、slept、kept、swept、weptは同じ型で書かれ、グループ全体を一度に見たことがなければ綴りからcreptを推測できない。

学習では実用的だ。語ごとよりグループで覚える方が安い。keep→keptが反射なら、creep→creptはほぼタダで付いてくる。同型の動詞をまとめて読む価値がある。keepの過去形は、creptを聴くときにkeptと書き間違える語だ。sleepの過去形は、sleptが語頭/sl/をさらに載せ、それがよく脱落するから。feelの過去形は、feltがグループ内で唯一、母音だけでなく語末子音も変える例だ。体系全体の復習は英語文法の記事を開けば、時制と動詞が所定の位置にある。

creptをいつ使い、creepedをいつ使うか

最も短い原則:移動または徐々に進む意味のcreepの過去形は常にcrept。creepedはcreep somebody outの句にしか生息しない。crept単独は過去形の主動詞になり、have、has、hadの後の分詞も同じ形だ。

文正誤理由
The cat crept under the sofa.正しいゆっくり移動の意味、過去形はcrept
The cat creeped under the sofa.誤り移動の意味ではcreepedは認められない
That video creeped me out.正しいcreep somebody outは別の過去形を持つ
That video crept me out.誤りこの句はcreptを受け付けない
Rent has crept up again.正しいhasの後の分詞もcrept
Did the price crept up?誤りdidの後は原形:creep

2つの過去形が共存するのは気まぐれに聞こえるが、かなり扱いやすい規則がある。不規則動詞が新しい意味を生み、本来の意味から完全に切り離されると、新しい意味は通常規則変化に従う。creep somebody outは後から生まれた新意味なので-edを取る。這う、這い寄る、そっと歩くという本来の意味はcreptのままだ。

下の表は6文を並べ、意味の距離を示す。ここで多くの人がベトナム語訳を1語にまとめて混用する。

文本来の意味
He crept into the room.そっと入る、音を立てないように
He creeped everyone out.全員をゾッとさせた
The deadline crept up on me.締切がいつの間にか迫ってきた
The number crept up to forty.数字が徐々に40まで上がった
A creeping sense of doubt疑いがじわじわ湧いてくる感覚
He is a creep.彼は不快なやつだ

最後の行は立ち止まる価値がある。名詞a creepは軽い冗談ではない。人を責める語で、通常は押し付けがましい行動や他者を不安にさせる含みがある。職場で誰かをa creepと呼ぶのは冗談ではなく非難だ。

実際の発話でcreptを聴く

これは動詞活用表には決して載らない部分であり、creptを正しく書き取れるかを決める部分でもある。紙の上ではcreptは非常に明確だ。通常速度の発話では、頭が1つ、尻尾が1つ消える。

語頭の/kr/クラスターは母音なしで一息に続く。ベトナム語は同一音節内で/k/と/r/を連結しない。学習者の耳はこのクラスターを2通りの誤りで処理する。間に弱い母音を挿入するか、/r/ごと捨てる。/r/を捨てればcreptは即座にkeptになる。

creptの後が子音:末尾の/t/が消える。「crept back」は「crep-back」と響き、「crept down the hall」は「crep-down」になる。/pt/はもともと保ちにくく、さらに子音が続くと完全に脱落する。

creptの後が母音:/t/が次の語へ移る。「crept up」は「crep-tup」の1塊、「crept in」は「crep-tin」、「crept along」は「crep-talong」になる。音には空白がない。目で区切る人は手がかりを失う。

creptの母音は思っているより短い。creepは長く、creptは短い。creptの母音を長く読むと、耳は存在しない長さを探して本当の語をすり抜ける。

creepedも1音節だけ。/p/の後の-edは/t/として発音される。creepedは/kriːpt/。creptの/krept/との差は長母音か短母音かで、音節数ではない。「It creeped me out」が速く流れると、学習者は「It crept me out」と書き、正しく聴いたと思いがちだ。

haveまたはhasの後、助動詞部分はほぼ見えない。実際の発話では「They have crept up」は「they've crept up」になり、'veは主語の末尾に/v/1つだけ残る。そこを聞き落とすと「They crept up」と書く。文法上は正しいが時制が違う。この種のミスは自分では気づきにくい。

原文、速く話したときの音、学習者がよく書き間違える形を下の表に並べる。発音記号は別の場所に置く。中央列は耳に届く音を書き直したものだ。

実際の文聞こえる音学習者がよく書き写す形
She crept out of the room.shi crep-tou-tuv the roomShe kept out of the room.
He crept up behind me.hi crep-tup bihain miHe caught up behind me.
Prices have crept up again.praisiz-uv crep-tup agenPrices have kept up again.
The fog crept in overnight.thuh fog crep-tin ovanaitThe fog kept in overnight.
That message really creeped me out.that mesij rili criipt mi autThat message really crept me out.
Doubt crept into her voice.daut crep-tintu her voisDoubt crept in to her voice.

3列目を見ると、ミスははっきり3種類に分かれる。kept を crept と書くのは語頭子音クラスターのミスだ。耳は /k/ は拾うが、途中に挟まった /r/ を落とす。creeped を crept と書くのは母音長のミスだ。2語は音節数も語尾も同じだから。"Prices have kept up" は二重のミスで、/r/ を失ううえ意味も逆になる。keep up は「ついていく」、creep up は「じわじわ上がる」。

よく似た2本の音波。上の波だけ語頭に小さなうねりがある
crept と kept の差は、語頭のうねり1つに収まる。

WELE でディクテーションをしていると、このパターンが文ごとに繰り返される。1文聞き終えたらそのまま書き写し、採点がズレた語に当たる。crept なのに kept と書いたら、動詞活用表を読んでも得られない情報が返ってくる。耳が語頭の /r/ を落としている、そして cross、crowd、cream、crash でも同じように落とす、と。同じ文をもう一度聞く。今度はどこに意識を向けるか分かっている。

肝は、書き写しを間違えた瞬間に戻ることだ。冒頭の5行の表を読み終えて10分後も、crept が creep の過去形だと分かっていても、耳は何も変わらない。1文を外して、その外した箇所を聞き直すと、次に会ったとき耳には目印がもう1つある。これらの音が消えるのは聞き取りが弱いからではなく別の理由だ、という仕組みは connected speech の記事が、音の脱落と連結を文全体で説明している。実際の文でそれをやりたいなら、podcast ライブラリには書き写しのあと照合できる transcript が常についている。

crept でよく出る句

日常英語では creep が単独で出ることはかなり少ない。いちばん多いのは前置詞との句で、いちばんよく使う意味も這う・這い寄るではなく、じわじわ、少しずつ、忍び込む、だ。下の12行は過去形か過去分詞形で書いてある。顔を覚えておく。

句意味例
creep up on気づかないうちに迫るThe deadline crept up on me.
creep upじわじわ上がるRent has crept up every year.
creep in忍び込む、徐々に現れるSmall errors crept in near the end.
creep into何かに染み込むDoubt crept into his voice.
creep out ofこっそり抜け出すShe crept out of the house at dawn.
creep along少しずつ進むTraffic crept along the bridge.
creep backゆっくり戻るThe old habit crept back after a month.
creep over立ち上がって覆うA strange calm crept over the room.
creep aroundこそこそうろつくSomeone was creeping around the yard.
creep forward前へ少しずつ進むThe queue crept forward.
creep somebody outゾッとさせるThe message creeped everyone out.
give somebody the creeps鳥肌を立てさせるThat old house gave me the creeps.

表の1行目がいちばんよく出る句で、ほぼいつも時間か数字と一緒だ。"It crept up on me" はネイティブが、準備する暇なく事が迫ってきたときに言う。締切、誕生日、年齢、請求書。この句には軽い自責が最初から込められていて、日本語一語訳はない。

creep up と keep up は音が近いが意味は逆だ。"Costs have crept up" はコストがじわじわ上がっている。"Costs have kept up" はコストが別の何かについている。英語の会議でこのペアを聞き間違えると、状況をまるごと逆に理解する。

ベトナム人が creep でよくやるミス

移動の意味で creeped を使う。 すべての動詞に -ed を足す反射で "The cat creeped under the bed" になる。這う、這い寄る、こそこそ、じわじわ、の意味はすべて crept だけ。creeped は1つの句だけに固定されている。

did のあとも crept のまま。 "Did he crept in?" は crept を覚えた直後、覚えすぎて出るミスだ。did がすでに過去を担うので動詞は原形:"Did he creep in?".

crept を kept と書き写す。 文法ミスではなく聞き取りミスで、このページでいちばん多い。直し方はルールをやり直すことではなく、crept と kept のペアを文の中で何度も聞き直し、/kr/ と /k/ を耳で分けられるまで続けることだ。

Crept me out. 最初のミスと逆だ。crept を覚えたあと creep somebody out にも当てはめる。"It creeped me out" が正しい。この句では不規則形のほうが正解で、規則形のほうが間違いだ。

creepy を怖がっている人に使う。 "I was creepy" はあなたが他人をゾッとさせた、という意味で、あなたがゾッとした、ではない。言いたいのは "I was creeped out" だ。形容詞 creepy は原因を描き、creeped out は受け手を描く。

a creep を軽い冗談のように使う。 ネイティブ同士の会話ではこの名詞をかなりよく聞く。だから軽い語に感じやすい。日常に存在するからといって、あなたが使える文になるわけではない。重い語で、他人の安全を脅かす行為に結びつく。職場やまだ親しくない相手には、聞くところに留めて出さない。

短い練習

8文。creep、crept、creeped のどれかを入れる。全部終えてから下の答えを見る。

  1. The cat ______ under the bed and stayed there all evening.
  2. That anonymous message really ______ me out.
  3. Did the price ______ up again this quarter?
  4. Costs have ______ up in every department.
  5. She ______ out of the room without saying a word.
  6. A strange feeling ______ over him as he read the letter.
  7. The deadline ______ up on us while we were fixing the demo.
  8. Old mistakes have ______ back into the latest draft.

答え:1. crept. 2. creeped. 3. creep. 4. crept. 5. crept. 6. crept. 7. crept. 8. crept.

2文目と3文目は立ち止まる価値がある。2文目は creep somebody out の句なので creeped。crept を覚えた直後なら、ここを間違えやすい。3文目は did が前にあるので動詞は原形。この2つを外したら、記事の最初の2節をもう一度読む価値がある。

よくある質問

creep の過去形は?

creep の過去形も過去分詞も crept で、/krept/ と読む。1形が2つの位置で使える。"She crept away" も "She has crept away" も同じ語で正しい。

creeped と crept、どちらが正しい?

意味による。ゆっくり動く、忍び込む、じわじわ、の意味なら常に crept。creep somebody out だけ、ゾッとさせる、の意味では creeped:"It creeped me out"。1つの動詞が2形を持ち、意味で分かれる例は珍しい。

creep up on とは?

気づかないうちに近づく、という意味で、多くは時間かやるべきことについて言う。"The deadline crept up on me" は締切が迫っているのに準備が間に合わなかった、ということ。この句には軽い自責が込められ、creep の日常英語でのいちばん一般的な使い方だ。

crept が kept に聞こえるのはなぜ?

2語の差は /k/ と母音のあいだに挟まった /r/ だけで、ベトナム語の1音節にはこの子音の並びがない。耳が慣れていないと /r/ を省いて kept として受け取る。直し方はルールを増やすことではなく、実際の文の中でそのペアを繰り返し聞くことだ。

creepyとcreeped outはどう違う?

creepyはゾッとする感覚を起こすものを表す:a creepy house, a creepy message。creeped outはその感覚を受け取っている側を表す:"I was creeped out"。"I was creepy"と言うのは、自分が他人を怖がらせる存在だと認めることになる。

creptを学んでから、早口の会話で聞き取れるようになるまでどれくらい?

文法面は時間がかからない。一回で終わる。耳の部分は今のリスニングの土台次第。一番実用的な測り方は、語頭の子音クラスターがある箇所をいくつか書き取って、まだ抜けているところを確認すること。今日すぐにリスニングレベルテストを一回受けておけば、今後数週間の比較基準になる。

creepの活用表は二十秒で読める。それがこのページで一番簡単な部分。残りは、語頭クラスターから/r/が落ちる話と、creepedがある一箇所で正しい話。耳に入ってくるのは、聴いて抜けて、自分が書き間違えた箇所を見たときだけ。短い一節を選び、creptかcreep upの入った文でディクテーションを試す。記事冒頭の表に戻って、まだ味気なく感じるかどうかを確かめてみて。

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