dreamの過去形は2つ:dreamed、dreamt。末尾のmtがよく聞こえなくなる

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物語の一節を聞いて「I dream I was back at my old school」と書き取ったのに、書き起こしは「I dreamt I was back at my old school」になっている。聞き逃したのは新しい語ではない。末尾の二つの子音が飲み込まれ、それと一緒に文の時制も消えた。先に短く答える:dream の過去形と過去分詞には dreamed と dreamt の二形があり、どちらも正しい。dreamed は /driːmd/ と発音し、アメリカ英語寄り。dreamt は /dremt/ と発音し、イギリス英語寄り。-ing 形は dreaming、三人称単数は dreams。
dream の難所は二つ、どちらもかなり特殊だ。第一に、dreamt は語尾だけでなく母音も変わる。dream の長い /iː/ が dreamt では短い /e/ になる。聞き取りでは、ほとんど別の語に聞こえる。第二に、どちらの形も二子音の塊で終わる。dreamed は /md/、dreamt は /mt/。普通の速度で話すと、この塊はほぼ必ず消える。語尾が消えると、文が過去かどうかを知る唯一の手がかりは母音、つまり語全体の中でいちばん小さい部分になる。
この記事では一連を全部扱う:dream の活用表、それが属するアメリカ英語型の二形動詞グループ、状況ごとに dreamed か dreamt かを選ぶ方法、ベトナム語でよく誤訳される前置詞、そしてリスニング練習者にとっていちばん重要な、母語話者が普通の速度で話すときこの二形がどう響くか。
- dream の活用表と、過去形が二つある動詞グループ
- Dreamed か dreamt か、どちらを選ぶか
- 実際の発話で dreamed と dreamt を聞く
- dreamed・dreamt に付く句と前置詞
- ベトナム人が dream でよく犯すミス
- 短い練習
- よくある質問
dream の活用表と、過去形が二つある動詞グループ
五つの形。発音記号の列はアメリカ音、イギリス音が違うところは追記する。
| 形 | 語 | 発音記号 | 短い例 |
|---|---|---|---|
| 原形 (V1) | dream | /driːm/ | I dream a lot lately. |
| 三人称単数 | dreams | /driːmz/ | She dreams in colour. |
| 過去形 (V2) | dreamed / dreamt | /driːmd/ と /dremt/ | I dreamed about it twice. |
| 過去分詞 (V3) | dreamed / dreamt | /driːmd/ と /dremt/ | He has dreamt of this for years. |
| 現在分詞 | dreaming | /ˈdriːmɪŋ/ | You were dreaming again. |
真ん中の二行の発音記号列に注意。二形は紙の上の語尾だけが違うのではない。発音でも母音が違う。dreamed は dream の長母音 /iː/ を保ち、dreamt はそれを短い /e/ に縮める。sent や spent と韻を踏む。
これは dream だけの話ではない。英語には、まったく同じことをする動詞が一グループある。母音を短くして /t/ で閉じる。mean → meant /ment/、keep → kept、sleep → slept、feel → felt、leave → left、deal → dealt、lean → leant、leap → leapt。dream と dreamt を mean、meant の横に並べれば型がすぐ見える。同じ韻、同じ縮め方、同じ t の語尾。
違いは、mean や keep には過去形が一つしかないのに対し、dream は両方を持つ点だ。learn、burn、lean、spell、spoil と同じ仲間にいる。あの仲間の語はそれぞれ -t で終わる古い形と、-ed の規則形が一つずつあり、二形は意味ではなく地域で分かれる。英国人は dreamt を好み、アメリカ人はほぼ dreamed しか書かない。どちらも辞書に載っている。
スペルを間違えないための小さな覚えどころも一つある。dreamt は mt で終わる英語の語で、ほぼこれだけだ。daydreamt や undreamt など自分の複合語が数語ある程度。あの語尾は不自然に見えて、学習者は変に思って p を足し dreampt と書きがちだ。そんな語は存在しない。
このページと続けて読む価値のある動詞がいくつかある。mean の過去形は母音縮小の双子で、meant と dreamt は韻を踏み、聞き取りでも同じ型でこける。learn の過去形は二形グループでいちばん近い隣人だ。sleep の過去形はテーマが近く、二語が同じ文に並ぶことも多い。slept も母音をまったく同じように縮める。feel の過去形は、この型が過去形一つだけ残った例を示す。動詞全体を体系の中の正しい位置に並べたいなら、英語文法の記事がそれをやってくれる。
Dreamed か dreamt か、どちらを選ぶか
いちばん短い原則:二形はどの位置でも入れ替え可能。過去形でも分詞でも。守るべきは一つの文章の中での一貫性だけ。dreamt を使わなければならなくて dreamed が使えない文はない。
| 文 | 正しいか誤りか | 理由 |
|---|---|---|
| I dreamed about you last night. | 正しい | 過去形、アメリカで一般的な形 |
| I dreamt about you last night. | 正しい | 同じ意味、イギリスで一般的な形 |
| She has dreamt of this for years. | 正しい | dreamt は分詞の位置でも使える |
| She has dream of this for years. | 誤り | has の後は分詞でなければならず、原形ではない |
| Did you dreamt about it? | 誤り | did の後は原形 dream |
| I dreampt about it. | 誤り | dreamt に p はない |
本が「寝ているときの夢は dreamt、願望は dreamed」と書いていたら、それは著者個人の感覚だと見なせ。辞書はそうは分けない。新聞や本には "I dreamt of being a pilot" も "I dreamed about a house" も両方出てくる。この動詞で意味が本当に変わるのは語尾ではなく、後ろに付く前置詞だ。
| 文 | 本来の意味 |
|---|---|
| I dreamed about my old school. | 昨夜の夢の内容は母校だった |
| I dreamed of becoming a teacher. | 憧れ、願望。寝ているときの夢ではない |
| I never dreamed it would work. | 思いもよらなかった。うまくいくとは想像できなかった |
| I wouldn't dream of asking her. | 絶対に彼女に頼まない。丁寧な断りの言い方 |
| I dreamt I was late for the exam. | 夢の内容を節で述べる。前置詞不要 |
| He dreamed up the whole plan in a day. | 考え出した。丸ごと計画をでっち上げた。睡眠とは無関係 |
上の二行が書くときに最も滑りやすい。dream about は特定の夢の内容寄り、dream of は長く続く願望寄り。境界は硬くない。憧れの話なら "dream of" の方がはるかに自然で、名詞か V-ing と一緒になり、to とは付かない。
実際の発話で dreamed と dreamt を聞く
これは活用表には載っていない部分で、dream では時制を正しく書き取れるかどうかを決める。問題ははっきりしている。この動詞の過去の印は末尾の二子音にある。末尾の二子音は、普通の速度で話すと真っ先に落ちる。
dreamed の /md/ は子音の前で先に消える。 "I dreamed something strange" は "ai dreem something strange" になる。文全体は dream だけが残り、時間を示す副詞がなければ、文脈以外に現在か過去かを知る術がない。
dreamt の /mt/ はもっと消えやすく、途中に /p/ が入ることも多い。 /m/ から /t/ へ、唇を開いてから舌が歯茎に触れる。その隙間がごく弱い /p/ として響くことがある。だから "dreamt of" は "dremp-tuv" に聞こえる。学習者が dreampt と誤って書くのは、聞こえた通りに書き写しているからだ。
母音だけが二形を分ける唯一の手がかりになる。 /md/ も /mt/ も飲み込まれると、dreamed と dreamt を分けるのは母音の長さと位置だけ。/iː/ は口の前で張って長く、/e/ は短く開く。dream と them を何度か並べて聞けば、耳がその差を拾える。
dreamed と dreamt は、母音の前だとはっきり聞こえる。 "I dreamed about it" は "ai dreem-duh-bout it" になり、/d/ の音が完全に後の語に移って、それが聞こえる。"She dreamt of leaving" は "shee dremp-tuv leaving" になる。このルールは使える:直後の語が母音で始まれば過去形語尾は生き残り、子音で始まれば消える。
dreamt that では t が /ð/ の音に飲み込まれる。 "I dreamt that we missed the train" は "ai drem-that we missed..." になり、二語が一つにくっつく。that 自体も消えることが多く、文は "I dreamt we missed the train" だけになる。
分詞の前の助動詞はほぼ見えない。 "He has dreamed of this for years" の実際の発話は "he's dreamed of this" で、has は主語にくっついた /z/ の一音だけに縮む。その部分を聞き逃すと "He dreams of this for years" と書いてしまう。文法も意味も間違う。
下の表は、原文の文と、早口で話したときの音、よくある書き取りミスを並べたものだ。真ん中の列は耳で捕まえた音で、正式な発音記号ではない。
| 原文の文 | 聞こえる音 | 学習者がよく書いてしまう |
|---|---|---|
| I dreamed about it again. | ai dreem-duh-bout it uh-gen | I dream about it again. |
| I dreamt I was back at school. | ai drem-tai wuz back at school | I dream I was back at school. |
| She dreamt of leaving the job. | shee dremp-tuv leeving thuh job | She dreamt of living the job. |
| He's dreamed of this for years. | heez dreem-duv this fer yeerz | He dreams of this for years. |
| I never dreamed it would work. | ai never dreem-di-would work | I never dream it would work. |
| We dreamt the same thing. | wee drem thuh same thing | We dream the same thing. |
3列目を見ると、三種類まったく違うミスがある。4行は過去形語尾の脱落で、語末子音クラスターのミスだ。結果はスペルの間違いではなく時制の間違い、つまり文全体の意味がずれる。"living the job" は別の語の母音ミスで、耳が前の dremp-tuv を処理中に起きる。"He dreams of this" は無重音機能語のミスで、縮約形が飛ばされ、文が現在形に引き戻される。

WELE でディクテーションをするとき、この一連は理論の上にあるだけだ。聞いた文をそのまま書き取り、採点がズレた語を示す。dreamt と書くべきところを dream と書いたら、情報ははっきりする:耳は動詞の語幹は捕まえたが語末子音クラスターを落とした。そこに文の時制が全部入っている。その文をもう一度聞くとき、どこに耳を向けるか分かっている。
この動詞を正しく練習するよい点は、グループ全体に使える習慣を教えてくれることだ。dreamt, meant, slept, kept, left は同じパターンで崩れる。dream の語末子音クラスターを捕まえるのに慣れたら、残り四つはずっと楽になる。記憶が形作られるのは、五行の表を読み返すときではなく、どこを間違えて書いたかを見た瞬間だ。なぜこれらの音が消えるのか知りたければ、connected speech の記事が音の脱落と連結の仕組みを文全体で説明する。実際の文ですぐ試したければ、podcast ライブラリに transcript があり、書き取るたびに照合できる。
dreamed, dreamt に付くフレーズと前置詞
dream は phrasal verb をたくさん生まない。前置詞との数フレーズと、名詞 dream まわりの collocation が並ぶ程度だ。下の13行は最も頻出の組み合わせで、顔に馴染むよう過去形で書いた。
| フレーズ | 意味 | 例文 |
|---|---|---|
| dream about | 眠りながら〜を夢に見る | She dreamed about her old flat again. |
| dream of | 夢見る、憧れる | He dreamt of running his own shop. |
| dream up | 考え出す、でっち上げる | They dreamed up the name in ten minutes. |
| never dreamed | 思いもよらなかった | I never dreamed the flight would be free. |
| wouldn't dream of | そんなこと絶対しない | She wouldn't dream of taking the credit. |
| dream on | 夢見てろ(からかい) | A raise this month? Dream on. |
| have a dream | 夢を見る | I had the same dream three nights running. |
| a bad dream | 軽い悪夢 | The kid woke up from a bad dream. |
| a recurring dream | 繰り返す夢 | It was a recurring dream about missing a bus. |
| dream job | 理想の仕事 | She landed her dream job last spring. |
| beyond your wildest dreams | 想像をはるかに超えて | The turnout was beyond their wildest dreams. |
| live the dream | 望む人生を生きる | He quit and went off to live the dream. |
| in your dreams | まだまだ、夢見てろ | Free tickets? In your dreams. |
dream up の行に注目する価値がある。このフレーズは睡眠と無関係で、ゼロから何かを考え出す意味だ。文脈によって褒めにも批判にもなる。"They dreamed up a clever fix" は褒め、"He dreamed up an excuse" はでっち上げに近い。聞くとき up は過去形語尾にくっついて "dreem-dup" になり、フレーズ全体が一語のように響く。
wouldn't dream of も覚える価値がある。英語の会話でとても丁寧な拒否表現だ。誰かが "I wouldn't dream of it" と言うとき、それは絶対にしない、という意味だ。反対のためではなく、相手を安心させることが多い。会話 podcast でよく聞く。逐語訳すると逆に理解しやすい。
ベトナム人が dream でよく犯す間違い
dreampt と dreamted。 最初のミスは耳で聞いた通りに書き写すことから来る。/m/ から /t/ への移行が /p/ があるように聞こえる。二つ目はすべての動詞に -ed を付ける反射で、もともと過去形の語尾の上にさらに語尾を重ねる。あるのは dreamed と dreamt だけだ。dreampt も dreamted もない。
Did you dreamt。 did の後は動詞は原形に戻る。did がすでに過去の意味を担っているからだ。"Did you dream about it?" が正しい。このミスは過去形を覚えようと集中しているときに出やすい。覚えすぎる。
dream to do something。 ベトナム語では「〜になることを夢見る」と言い、その構造が学習者を "I dream to become a doctor" と書かせる。英語にその言い方はない。dream of の後は名詞か V-ing だ:"I dream of becoming a doctor" か "I dream of a career in medicine"。
同じ記事の中で二形を混ぜる。 前半で dreamed、後半で dreamt と書いても文法上は間違いではない。でも記事が手元にないように見える。学んでいる話し方に合わせて一形を選び、learned と learnt のように同グループの動詞も含め記事全体で統一する。
dreamt を長母音で読む。 多くの人が dreamt を /driːmt/ と読む。綴りに ea が残っているからだ。正しい音は /dremt/、短く、sent と韻を踏む。ここを読み間違えると聴解にも波及する。来ないはずの母音を待っていることになる。
dreamt を米国の本に載らないから間違いと思う。 米国の日常文書で dreamt に出会うことは少ない。でも文学作品や歌詞には出てくる。英国では完全に普通だ。dreamt と聞いても話者が間違っているわけではない。試験も二形とも認める。
短時間演習
8文。dream, dreamed, dreamt, dreaming のいずれかを入れる。複数正解がある文は問題が明記する。全部終わってから末尾の解答を開く。
- Last night I ______ about my first job. (英国英語)
- Did you ______ about anything strange?
- She has ______ of opening a bakery for years. (アメリカ英語)
- I never ______ the answer would be that simple. (アメリカ英語)
- You were ______ again, you kept talking in your sleep.
- He wouldn't ______ of asking for a discount.
- They ______ up the whole campaign over one lunch. (アメリカ英語)
- I ______ I missed the flight, then woke up in a panic. (英国英語)
解答: 1. dreamt. 2. dream. 3. dreamed. 4. dreamed. 5. dreaming. 6. dream. 7. dreamed. 8. dreamt.
文2と文6にもう一度戻る。文2は did が前にあるので動詞は原形に戻る。文全体が昨夜の話でもそうだ。文6は wouldn't が前にあり、助動詞の後ろでは動詞は常に原形になる。この2か所は、過去のルールをいちばん確信している学習者がいちばんミスしやすい場所だ。目が前の語を見る前に、過去形を入れる反応が先に出るからだ。
よくある質問
dream の過去形は何か?
dreamed と dreamt の2形がある。単純過去も過去分詞も両方使える。dreamed は /driːmd/ と読み、アメリカで多い。dreamt は /dremt/ と読み、イギリスで多い。2形の意味はまったく同じだ。
dreamed と dreamt、試験ではどちらを書く?
IELTS、TOEIC、国際英語試験ではどちらも認められる。学んでいる英語の口音に合わせて選び、答案全体で統一する。選ぶ理由がなければ dreamed のほうが安全だ。世界全体でもっと一般的だからだ。
dreamt はどう読む?
/dremt/ と読む。短母音で、sent や spent と韻を踏む。綴りに ea が残っていても /driːmt/ では読まない。早口で言うと、語末の /mt/ にはしばしば /p/ が挟まったように聞こえ、それが dreampt と誤って書く理由になる。
dream about と dream of はどう違う?
dream about は寝ている夢の内容に寄る。dream of は願望や憧れに寄る。境界は硬くないが、夢や願いを語るときは dream of のほうが自然だ。名詞か V-ing と一緒になり、to とは一緒にならない。
dreampt は単語か?
いいえ。あの p は綴りには存在しない。/m/ と /t/ のあいだの移行音で、耳にははっきり聞こえる。語末に mt がある dreamt だけが正しい。英語でそう終わる語はほぼこれだけだ。
dreamed と dreamt を学んで、早口の会話で聞き分けるのにどれくらいかかる?
ルールの部分は1回で押さえられる。2形は入れ替え可能だからだ。耳の部分は長い。語末子音の塊を拾う練習が必要で、それは dreamt、meant、kept、slept 全体に共通の技能だ。いちばん実用的な測り方は、短い区間を書き取ってどこが抜けたか見ることだ。リスニングレベルテストは、数週間後に再チェックする目安にもなる。
dream の形の表は30秒で読み終わる。これがこのページでいちばん易しい部分だ。残りは、語尾の /md/ や /mt/ が落ちると文の時制まで落ちる話で、書き取りで抜けてから自分のミスを見るまで、耳には本当には入らない。短編で誰かが夢や昔の予定を語るものを選び、ディクテーションを試してから、記事冒頭の表に戻って、まだ堅く感じるかどうか見てみてほしい。