shootの過去形はshot——ベトナム人の耳に残る shoot・shot・short 三つ組

On this page
あなたはディクテーションでドキュメンタリー映像を聞き取っている。ナレーターが監督について一言言い、あなたは "She short him a look" と書き、赤線の添削は2文字目が正しい。本当の文は "She shot him a look"。先に短く答える:shoot の過去形は shot、shoot の過去分詞も shot。V-ing 形は shooting、三人称単数は shoots。
V2 と V3 の2マスが同じ語を共有する。音では都合がいいが、ちょうど2つの難所を生む。第一に、shot が両方のマスにあるので、shot 自体は文がどの時制か教えてくれず、前にある部分だけが教える。第二に、shot は英語の日常語で意味の極めて多い名詞——注射、ショットグラス、シュート、写真、発砲——とぶつかり、ベトナム人の耳では short とぶつかる。
この記事はその一連を最後まで扱う:shoot の活用表、なぜこの動詞は2マス分が1形だけになったか、shot が動詞の shot と名詞の shot でどこが違うか、shoot up、shoot down、give it a shot といった句、そしてリスニング練習者にとって最重要の、shoot、shot、short がネイティブの普通の速度でどう響くか。
- shoot の活用表、V2 と V3 が同じになる理由
- shot はどこに立つか、いつ shot が動詞でなくなるか
- 実際の発話で shot と shooting を聞く
- shoot と shot のよく出る句
- ベトナム人が shoot でよく犯すミス
- 短い練習
- よくある質問
shoot の活用表、V2 と V3 が同じになる理由
5形、1表にまとめる。発音記号の列は米音を基準とし、英音がはっきり違うところは追記する。
| 形 | 語 | 発音記号 | 短い例 |
|---|---|---|---|
| 原形 (V1) | shoot | /ʃuːt/ | They shoot at dawn. |
| 三人称単数 | shoots | /ʃuːts/ | He shoots on film. |
| 過去形 (V2) | shot | /ʃɑːt/ (英: /ʃɒt/) | She shot the scene twice. |
| 過去分詞 (V3) | shot | /ʃɑːt/ (英: /ʃɒt/) | We have shot it already. |
| 現在分詞 | shooting | /ˈʃuːtɪŋ/ | They are shooting today. |
上の表を見ると、注目すべきは shot という綴りではなく母音だ。shoot は長く唇を丸める母音 /uː/。shot は短く開いた母音、米音では /ɑː/。頭の子音も末尾の子音もまったく同じ。つまりこの動詞の現在と過去の差は、母音1つに収まり、文字は増えず、語尾もつかめない。
長母音を短く縮めるこの型は shoot だけではない。meet が met、feed が fed、lead が led、read が read で母音が変わり綴りはそのまま。shoot も同じ列にあり、違うのは目標の母音が /e/ ではなく後方の開母音だという点だけ。
V2 と V3 が同じになる話は別の話だ。shoot はもともと強変化動詞、-en で終わる独立した分詞形を持つ型、choose に chosen、break に broken、speak に spoken があるのと同じ。shoot ではその -en 分詞が現代英語から脱落し、過去形が分詞のマスまで占めた。そのことが stick、dig、win、hang、cling、sting、spin など他の強変化動詞にも起き、すべて2マス分が1形のまま残っている。
実用上の帰結は率直だ。shoot で2語覚える必要はないが、前を見て今どの時制か知る必要があり、それが聞き取りで最も失われやすい部分だ。近所の動詞にも同じ罠がある:meet の過去形は shoot と同じく母音を縮めるが met は短すぎて文の途中で飲み込まれやすい、feed の過去形も V2 と V3 を1つにまとめるので時制の手がかりが足りない問題に直面する、choose の過去形は分詞 chosen を保ち、shoot の横に置くと shoot が何を落としたかはっきりする。この動詞が各時制のどこに位置するかは、英語文法の記事が答える。
shot はどこに立つか、いつ shot が動詞でなくなるか
最も短い原則:shot が単独なら過去形、have、has、had または be の後なら分詞、2マスが同じ語なので前にある部分が唯一の手がかり。選び間違える別形はない。選ぶべきはその周りの構造だ。
| 文 | 正しいか誤りか | なぜ |
|---|---|---|
| They shot the last scene on Friday. | 正しい | 過去形、時点がはっきりしている |
| They have shot the last scene on Friday. | 誤り | 現在完了は特定の過去の時点と組み合わせない |
| We have shot three episodes so far. | 正しい | 分詞 shot が have の後、結果が現在まで続く |
| We have shoot three episodes so far. | 誤り | have の後は分詞 shot であり原形ではない |
| Did you shoot it on a phone? | 正しい | did の後は原形、did がすでに過去の意味を担う |
| He was shot in the leg. | 正しい | 受動態、be + 分詞、主語は弾に当たった人 |
表の最後の行は、shoot が他の不規則動詞と大きく違うところだ。shot は過去形にも受動態の分詞にもなるので、be 1語の差で意味が逆転する2文がある。"He shot" は彼が撃った。"He was shot" は彼が撃たれた。早口では was がまさに機能語で非重音、つまり最も聞き落としやすい部分だ。
第二の話は、shot が動詞の役から離れる頻度の高さだ。日常英語では名詞 a shot の意味が多すぎて、動詞 shoot より多く出会う。下の6行がその役割を分ける。
| 文 | shot の役割 |
|---|---|
| She shot the whole film in Da Nang. | 動詞、撮影 |
| I got my flu shot yesterday. | 名詞、注射 |
| That was a great shot. | 名詞、シュートまたは良いカット |
| Give it a shot before you give up. | 名詞、一度試すこと |
| She shot him a look across the table. | 動詞、一瞥を投げる |
| My old laptop is shot. | 形容詞、完全に壊れた、くだけた言い方 |
最後の行は補足する価値がある。shot が形容詞で壊れた、使い果たした、ボロボロという意味は、米国の会話で "my knees are shot" のように非常によく聞く。本物の英語でネイティブが毎日使うが、くだけた口語に属する。理解のためなら聞いてよいが、ビジネスメールや学術記事に入れるとトーンがずれる。
実際の発話で shot と shooting を聞く
これは動詞活用表にはない部分で、shot を正しく書き取れるかを決める部分でもある。紙の上では shot と short は r 1文字ではっきり違う。ベトナム人の耳では r は通常登録されず、そのとき2語は母音1つだけの差になる。
shot の後が子音:末尾の /t/ は完全に消える。 "shot back" では /t/ は /b/ の前のごく短い詰まりだけになり、文は "shah-back" と響く。"shot down" では "shah-down" と聞こえ、舌を弾く音はまったくない。
shot の後が母音、米音:/t/ は舌のタッチになる。 "shot at" は "shah-dat"、"shot it" は "shah-dit"、"shot up" は "shah-dup" になる。そのため "prices shot up" は "prices shut up" と書き取られることが多く、2文は短母音1つだけ違う。
shot と short は母音が違い、r は米音だけで違う。 米音の short には /r/ があるので副次の手がかりが残る。英音では r を発音しないので short は /ʃɔːt/ になり、/ʃɒt/ との差は母音がより丸く長い点にすべてある。ベトナム人の耳にとって、この記事で最も難しいペアだ。
shoot と shot は子音ではなく母音の長さで違う。 どちらも /ʃ/ で始まり /t/ で終わる。文が速いと shoot の長母音が縮み、shot との境界が薄くなる。"We shoot tomorrow" と "We shot tomorrow" は tomorrow に頼って時制を逆算しなければならないほど近く聞こえる。
haveとhasがshotの前にあるのは、ほぼ見えなくなる。 実際の発話では"They have shot it"は"they've shot it"になり、そこは主語の末尾にくっついた/v/の一音だけになる。聞き落とすと"they shot it"と書いてしまう。文法上は正しいが時制が違うので、採点は容赦しないのに、自分がどこを間違えたか分からない。
shootingは-ingの語尾が-inに縮れ、shoutingとぶつかる。 アメリカ英語ではshootingの真ん中のtも舌先が触れて"shoo-din"になる。shoutingは"show-din"。二語の違いは最初の母音だけ。一方は/uː/、もう一方は/aʊ/。
元の文、早口の発音、よくある書き取りミスを次の表に並べた。ここでは真ん中の列は耳で聞いた通りに書いてあり、標準的な発音記号を見たい場合は上の表に戻ってほしい。
| 実際の文 | 聞こえる音 | 学習者がよく書く形 |
|---|---|---|
| She shot him a look. | shi shah-dim a look | She short him a look. |
| Prices shot up after the news. | praisiz shah-dup after... | Prices shut up after the news. |
| I had my flu shot last week. | ai had my flu shah-t... | I had my flu short last week. |
| They have shot it on film. | they-v shah-dit on film | They shot it on film. |
| We are shooting in Ha Long. | wer shoo-din in ha long | We are shouting in Ha Long. |
| He was shot in the shoulder. | hi wuz shah-tin the shoulder | He shot in the shoulder. |
三列目を見ると、まったく別種の三つのミスが一つの表に並んでいる。shortがshotの代わり、shutがshotの代わりは母音のミス。耳は子音の枠/ʃ...t/を正しく捉えているが、真ん中の母音を分けられない。shootingの代わりにshoutingも母音のミスだが、別のペアでの話だ。一方、"They shot it"と"He shot in the shoulder"の二行は機能語のミス。haveとwasを聞き落としていて、失われたのはshotの意味ではなく、文全体の構造だ。

WELEでのディクテーション練習を一度やると、その連鎖がはっきり見える。聞いた文をそのまま書き、採点がズレた語を正確に指摘する。得られるのは点数ではなく、こういう情報だ:shotのところをshortと書いた、つまり耳がこの二つの母音を一つにまとめている。それは診断であって評価ではない。聞き直すべき場所だけを正確に示してくれる。
記憶が残るのは、自分がどこを間違えて書いたかを見た瞬間だ。冒頭の五行の表を読み終えて十分後も、shootの過去形がshotだということは覚えている。だが耳は何も変わらない。"he was shot"でwasを書き落とし、一度その部分を聞き直す。次から耳は、shotの前に小さな音を待つ必要があると分かっている。これらの音が消える理由を知りたいなら、connected speechの記事が、文中での音の脱落と連結の仕組み、そしてそれが耳のせいではない理由を説明している。実際の発音で練習するなら、ライブラリのpodcastはすべて対照用のtranscript付きだ。
shootとshotでよく出る句
shootからは、銃の意味はとっくに消えた句動詞が大量に生まれる。加えて、名詞shotを使うイディオムもある。下の十三行は出現頻度の高いものを選び、過去形や分詞の形のまま載せてある。目に慣れてほしい。
| 句 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| shoot up | 短期間に急上昇する | Rents shot up after the factory opened. |
| shoot down | 撃ち落とす、または意見を真っ向から否定する | The board shot down every proposal. |
| shoot off | 非常に速く出発する | He shot off before I could answer. |
| shoot back | 即座に言い返す | She shot back with a harder question. |
| shoot ahead | 一気に先頭に立つ | Their team shot ahead in the last ten minutes. |
| shoot for | 目標を狙う | We shot for a Friday launch and missed it. |
| shoot a scene | 映画の一シーンを撮る | They shot the opening scene on a rooftop. |
| shoot a video | 動画を撮る | We have shot the whole thing on one phone. |
| shoot someone a look | 誰かに一瞥を投げる | My mother shot me a look and I stopped talking. |
| give it a shot | 一度試してみる | I gave it a shot and it worked. |
| a long shot | 可能性が非常に薄い | It was a long shot, but they called back. |
| call the shots | 決定権を握る | She called the shots on that project. |
| a shot in the dark | 当てずっぽう | My answer was a shot in the dark. |
最後の三行には、注目すべき点がある。いずれも名詞shotを使い、文の動詞はgive、call、beなどまったく別の動詞だ。つまり会話でshotを聞いたとき、名詞である確率は小さくない。shotを常にshootの過去形と決め打ちすると、一語だけでなく文全体を組み立て間違える。
二つ目の点は、撮影の話でのshotとshootingのペアだ。"They shot the ad in one day"は終わった仕事の報告だ。"They are shooting the ad today"は今進行中の仕事だ。その活動の名詞はa shootであってa shotではない。"a photo shoot"は撮影のことだが、"a photo shot"は普通の言い方ではない。
ベトナム人がshootでよく犯すミス
shootedとshotted。 このミスは、すべての動詞に-edを付ける反射から来る。shootは規則変化しない。shotにもう何も要らない。あるのはshotだけ。shootedもshottedもshootenもない。
Did you shot. didの後の動詞は原形に戻る。過去はdidが担っている。"Did you shoot it yourself?"が正しい。このミスは、shootの過去形がshotだと必死に覚えている最中に、よく出る。
shotと聞いてshortと書く。 このミスは文法ではなく耳から来る。ルールを学び直しても直らない。唯一の直し方は、実際の文の中でそのペアを何度も聞き直し、二つの母音が分離できるまで続けることだ。暫定のコツ:shortはほぼ常に名詞と一緒か形容詞として使われ、shotは動詞の位置に立つ。
shot upとshut upの混同。 "Prices shot up"は価格が急騰したことだ。"Prices shut up"は意味が通じない。だが書き取り中の耳はそれを知らない。shotの母音は開いて長く、shutの母音は短く閉じている。アメリカ英語ではどちらもupと舌先音で同じように連結する。
受動態でbeを落とす。 "He shot"と"He was shot"は正反対の意味だ。学習者はwasにアクセントがないので書き落としがちで、結果として被害者が加害者になる。shotがあって後ろに目的語が見当たらない文を聞いたら、wasかwereが抜けた可能性を疑え。
have shootと書く(正しくはhave shot)。 have、has、hadの後は常に過去分詞で、shootの過去分詞はshotだ。"we have shoot"はベトナム語話者には非常に自然に聞こえる。ベトナム語は動詞の形を変えないからだ。英語では明らかに間違いで、すぐ指摘される。
短い練習
八文。shoot、shoots、shot、shootingのいずれかを入れる。全部終えるまで、下の答えは見ないで。
- They ______ the entire music video in one afternoon last year.
- We have ______ four episodes so far this season.
- Did she ______ that photo with a phone?
- Rents have ______ up since the new line opened.
- He was ______ in the arm during the robbery.
- The crew is ______ on the beach right now.
- My grandfather ______ me a look and I knew to stop.
- She ______ better film than anyone else on the team, every single week.
答え:1. shot. 2. shot. 3. shoot. 4. shot. 5. shot. 6. shooting. 7. shot. 8. shoots.
立ち止まる価値があるのは3番と5番だ。3番はdidが前にあるので動詞は原形shoot。文全体は過去の話でも同じだ。5番はwasが前にあるので、ここのshotは受動態の過去分詞。主語は撃たれた人であって、撃った人ではない。この二問を外したなら、上の正誤表はもう一度読む価値がある。
よくある質問
shootの過去形は何か?
shootの単純過去形はshot、過去分詞もshot。一つの形が二つのマスを兼ねるので、文がどの時制かは前を見る。have、has、hadがあれば完了形、なければ単純過去。
shootedはshootの形の一つか?
違う。shootは不規則動詞で、標準英語のどんな文脈にもshootedはない。テストでshootedと書けば、他の動詞の活用ミスと同様に不正解になる。
shotとshortはどう違うか?
shotはshootの過去形か、銃の一発・注射・シュート・一枚の写真を指す名詞。shortは「短い」「低い」の形容詞。音では、アメリカ英語ではshortにrがあるのが手がかり。イギリス英語ではなく、そのとき二語の差は母音の丸みと長さだけになる。
"He shot"と"He was shot"はどう違うか?
"He shot"は彼が撃った。彼が銃を持つ側。"He was shot"は彼が撃たれた。彼が弾を受ける側。同じshotでも、wasの有無で決まる。wasは速い会話では飲み込まれやすい。
a shotとa shootはどこが違うか?
a shotは一発、一シュート、一注射、または一枚のカット。a shootは撮影セッション全体、例えば"a photo shoot"。別の意味では新芽。二つの名詞は別物で、入れ替えられない。
速い会話でshotが聞き取れるようになるまでどのくらいか?
文法は一晩で身につく。shootの過去形は一形だけだから。耳は今のリスニングの土台次第。本当に知りたければ会話をいくつか書き写して、どこが抜けているか見る。リスニングレベルテストが出発点を記録する。次の測定はそれと比べる。
shootの活用表は二十秒で読める。覚える形は一つだけ。残りは、耳でshotとshortがぶつかること、was一語が誰が誰を撃ったかを決めること。これは聞き取れなくて書き写しで間違えたところを見て初めて耳に入る。短いエピソードを一つ選び、shotがある一節で書き写しリスニングを試し、記事冒頭の表に戻ってまだ乾いたままに見えるか確かめてみて。