loveの過去形はloved。耳にはloveしか聞こえない

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あなたはディクテーションで、二人が映画について話している一節を聞いている。話者が一文を言い、あなたは「I love the ending」と書き取った。すると2文字目に赤い下線が引かれる。正解は「I loved the ending」。先に短く答えると:loveの過去形はlovedで、過去分詞もloved。loveは規則動詞で、語幹の末尾にすでにeがあるので、dを1つ足すだけ。
簡単な部分はそこまで。loveに独立したページが必要な理由は、二つある。第一に、lovedの末尾子音群は/vd/で、日本語には音節末の/v/も、末尾の二重子音もない。あなたの耳は、その語尾を区別したことがない。第二に、/vd/が子音の前でdを落とすと、過去形が現在形とまったく同じ音になり、どちらも文法的に成立するので、自分では気づけない。
この記事ではその一連を全部扱う:loveの活用表と、ここで-edが/d/一音になる理由、lovedが文中のどこに来るか、I love itとI loved itの違い、lovedとlivedの対、聴き取りでのloved・left・laughedの三つ組、よく使うコロケーション、最も繰り返される間違い。
- loveの活用表と、語末の/vd/群
- lovedの位置、I love itとI loved itの違い
- 実際の発話でlovedを聴く:lived、left、laughedと並べて
- loveとlovedでよく見るコロケーション
- ベトナム人がloveでよく犯す間違い
- 短い練習
- よくある質問
loveの活用表と、語末の/vd/群
五つの形を、表一つにまとめる。発音記号は米国英語。英国英語でもこの語では大きな差はない。
| 形 | 語 | 発音 | 短い例 |
|---|---|---|---|
| 原形(V1) | love | /lʌv/ | I love that song. |
| 三人称単数 | loves | /lʌvz/ | She loves black coffee. |
| 過去形(V2) | loved | /lʌvd/ | We loved the ending. |
| 過去分詞(V3) | loved | /lʌvd/ | It has been loved for years. |
| 現在分詞 | loving | /ˈlʌvɪŋ/ | He is loving every minute. |
はっきり言う:loveは不規則動詞ではない。laveもlovtも、変な形もない。語幹がすでに黙字eで終わるので、-edではなくdを1つ足すだけ。vを重ねない。多くの人が「loveの過去形」を検索するのは、lovedとloveedのどちらか迷うからで、不規則かどうか疑っているからではない。
読む部分が、ここで立ち止まる価値がある。-edの語尾は/t/、/d/、/ɪd/の三つがあり、決めるのは語幹の最後の文字ではなく最後の音。loveの語幹は有声摩擦音/v/で終わるので、語尾は/d/として読まれ、音節は増えない。lovedは一音節で、loveと同じ。語尾が/ɪd/になって拍が一つ増えるのは、語幹が/t/か/d/で終わるときだけ。wantedやneededがその例。それ以外では決してそうならない。
結果として、lovedの語末には/v/と/d/がくっついた二重子音がある。ここがベトナム語話者にとって本当に難しい。理由は具体的。ベトナム語に/v/はあるが、音節の初頭だけ。và、vui、vềのような語に限られる。ベトナム語の音節末で許される子音群はごく狭く、/v/は含まれない。二つの子音を並べる話などしていない。だから/lʌvd/を発音しなければならないとき、口はどちらかを落としがち:/d/を落として「luv」にするか、まとめて落として「lơ」にする。
口が作れなければ、耳も拾いにくい。英語の語末音では、この双方向の関係がはっきりしている:母語でその音を区別したことがないから聞き取れず、はっきり聞いたことがないから発音も落ちる。
loveの横に置く価値がある動詞は三つ。それぞれが一片をはっきりさせる。liveの過去形はlived。同じ/vd/群で、loveとは母音が一つだけ違う。書き取りで最も混同されるペア。laughの過去形はlaughed。語末は/ft/、つまり/vd/の無声版。この二つは鏡の兄弟。leaveの過去形はleft。不規則動詞だが、音の形はlaughedと同じ/ft/に落ちる。だからloved、left、laughedは学習者の頭の中で同じ場所に並びがち。体系全体を復習している人向けに、英語文法の記事が時制と動詞グループをそれぞれの位置に置く。
lovedの位置、I love itとI loved itの違い
V2とV3が同形なので、残るのはその形が文中で何をしているかを見抜くこと。最短の原則:lovedが単独なら過去形。have、has、had、beの後なら分詞。前に来る語がすべて決める。
| 文 | 正しいか | 理由 |
|---|---|---|
| I loved that book when I was ten. | 正しい | 過去形。時点がはっきりしている |
| The song has been loved for decades. | 正しい | 完了受動。lovedはbeenの後 |
| The song has been love for decades. | 誤り | beenの後は分詞loved |
| Did you loved the show? | 誤り | Didの後は原形love |
| She has loved him since university. | 正しい | hasの後の分詞。感情が現在まで続く |
| I am loving my new job. | 聞こえるが標準ではない | loveは状態動詞。進行形はくだけた口語に限る |
最後の行ははっきり書いておく。ネイティブは「I'm loving this」をよく言う。有名な広告スローガンも同じ構文を使う。話し言葉には実在する。だが筆記試験、ビジネスメール、論文では、loveの進行形はまだ減点対象。loveはknow、believe、belongと同じ状態動詞グループ。聞こえることと、どこでも使えることは同じではない。
二つ目の混乱は文法ではなく時制にある。ベトナム語は「映画、すごくよかった」と時間标记なしで言える。だから学習者は、もう見終わった話を現在形のまま言いがち。下の六行を並べると、その距離が見える。
| 文 | 本当の意味 |
|---|---|
| I love this song. | この曲が好き。今も好き |
| I loved that song. | あの頃は夢中だった。今はわからない |
| I loved it. | 見終わった直後、聞き終わった直後の一言 |
| I really liked the design. | 好きだが、loveより一段弱い |
| I enjoyed the concert. | ライブが進行中、楽しかった |
| I would love to join. | ぜひ参加したい。これは承諾の言い方 |
三行目がベトナム人が最も見落とす行。映画を見終えて「どうだった?」と聞かれたとき、ネイティブの自然な返答は「I loved it」。たった二分前に見たばかりでも過去形。理由は、その文が映画を見る体験について言っていて、その体験はもう終わっているから。「I love it」も間違いではないが、意味がずれる:その映画を、一般に好きなものとして言っている。
最後の行は、別途覚える固定句。「I would love to」と短縮形「I'd love to」は、英語の口語で最も一般的な招待への承諾の言い方。wouldがあっても過去形ではない。「I want to」よりかなり丁寧。ここでも'dが聞き取りで消える。記事の後半でそれに戻る。
実際の発話でlovedを聴く:lived、left、laughedと並べて
これは活用表が教えてくれない部分。書き取りで時制を合わせられるかどうかも、ここで決まる。紙の上ではloveとlovedは一文字違い。普通の速さの発話では、その差は/d/一音に縮み、大半の時間、それすら出ない。
/vd/群は子音の前でdを落とす。「loved the movie」「loved that part」「loved my old bike」では、/d/の痕跡は残らない。耳に入るのは「luv thuh movie」。このとき過去形の唯一の手がかりは、時間を示す語か、文中の別の動詞にあって、loveにはない。
母音の前ではdが復活し、次の語につながる。「I loved it」は「ai luh-vdit」、「loved every minute」は「luv-devry minute」、「loved animals」は「luv-danimals」。loveの-ed語尾を耳が拾う最大のチャンス。/d/の後に母音があって、そこにくっつけるから。
lovedとlivedは母音がひとつだけ違う。どちらも/l/で始まり、/vd/で終わり、一音節、同じ長さ。違うのはlovedの/ʌ/とlivedの/ɪ/だけ。近い位置にある二つの短母音だ。「I loved there for a year」は意味のない文で、多くの人が書き取ってしまう。
loved、left、laughedは同じ形の三つのバリエーションだ。三つとも一音節で、唇歯音+破裂音で終わる。lovedは有声音の/vd/、leftとlaughedは無声音の/ft/。速い文では三つとも語尾が圧縮され、区別できるのは真ん中の母音だけになる。
lovedが二音節になることはない。語尾に「アヒルの鳴き声」を待っているなら、いつまでも待つことになる。-edは語根が/t/か/d/で終わるときだけ音節を増やす。loveは/v/で終わる。これは循環エラーだ。二音節と読み間違えると聞き取りで抜ける。耳が話者が作らない音の形を探しているからだ。
I'd love toの'dはほとんど見えない。「I would love to come」は実際の会話では「I'd love to come」になり、'dはIにくっついた音だけ残る。すぐ後ろにlが来るので、さらに溶けやすい。そこを聞き逃すと「I love to come」と書き取る。文法は正しいが、招待への返事ではなく習慣の話になる。
以下の各例文には実際の音声と、学習者がよく陥る書き取りミスが付いている。中央の列は辞書的な発音記号ではなく、実際に聞こえる感じだ。
| 実際の文 | 聞こえる感じ | 学習者がよく書き取る形 |
|---|---|---|
| I loved the ending. | ai luv thi ending | I love the ending. |
| I loved it, honestly. | ai luh-vdit onestly | I love it, honestly. |
| I lived there for a year. | ai liv there fer uh yeer | I loved there for a year. |
| I'd love to come along. | aid luv tuh come along | I love to come along. |
| She has loved that book since childhood. | sheez luvd that book... | She love that book since childhood. |
| We laughed and loved every minute. | wi laft n luv-devry minute | We left and love every minute. |
三列目のミスは三種類に分かれる。一行目、二行目、五行目は語尾の脱落だ。/vd/が飲み込まれて書き取りが現在形に落ち、間違った文でも読めるので自分では気づけない。三行目と六行目は語の取り違えだ。耳は子音の枠組みを捉えるが、母音か有声音/無声音を滑らせ、まったく別の語になる。四行目は機能語の脱落だ。'dが消えて文のコミュニケーション機能が変わる。

この一連の流れは、WELEでのディクテーションセッションで具体的なステップとして起きる。各文を聞いたあと、そのまま書き取り、採点がズレた語を直接指し示す。消された語がlovedで、loveと書いたなら、動詞活用表では絶対に教えてくれない情報が得られる。耳は文全体を正しく聞いているのに、ベトナム語にない子音クラスターの後半を落としている。さっきの文に戻り、今度はどこに注意すべきか分かった状態で聞く。
書き取りミスに気づいた瞬間が、記憶が形成される瞬間でもある。冒頭の五行の表を読み終えて十分後には、loveの過去形がlovedだと分かっている。でも耳は何も変わっていない。/vd/を書き取りで抜いて、抜けた箇所を聞き直すと、次に出会ったとき耳には目印ができる。文法解説ページは読み返しではなく、聞くことで終わるべき理由がそれだ。
これらの音が消えるのが聞き取りが弱いからではない理由を知りたいなら、connected speechの記事が、lovedだけでなく文全体の音の飲み込みと連結の仕組みを説明している。podcastライブラリでは各エピソードにtranscriptが付いているので、書き取った文を一行ずつ確認できる。
loveとlovedでよく出る句
loveにはphrasal verbがほとんどない。goやtakeのようにup、out、overなどの小品詞と組み合わせない。下の表はphrasal verbの表ではなく、固定句とよく使う言い方の表だ。会話で実際に出会うもので、大半は過去形で書いてある。顔を覚えやすくするためだ。
| 句 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| fall in love with | 恋に落ちる、愛し始める | They fell in love with the old house. |
| be in love with | 誰かを愛している | She had been in love with him for years. |
| love at first sight | 一目惚れ | It was love at first sight for both of them. |
| would love to | ぜひ〜したい、受けるときに使う | I would love to see the photos. |
| I'd love to | 短縮形、招待への返事で最も多い | Dinner on Friday? I'd love to. |
| love doing something | 〜するのが好き、一般的な好みについて | She loved swimming in the early morning. |
| a loved one | 大切な人、愛する人 | He lost a loved one that winter. |
| much loved | 多くの人に愛されている | She was a much loved teacher. |
| well-loved | なじみ深く愛されている | It is a well-loved recipe in the north. |
| love it or hate it | 好き嫌いは別として | Love it or hate it, the design worked. |
| for the love of | 〜への愛情のために | He kept the shop open for the love of it. |
| send my love to | よろしく伝えて | She sent her love to everyone at home. |
| show love | 愛情を示す | They showed love in very quiet ways. |
注目すべきはa loved oneとmuch lovedの二行だ。どちらもlovedは動詞ではなく、名詞の前に立つ描写語になっている。読み方も、格式ばった場面では変わる。速い会話のlovedより、「a much-loved teacher」ははっきり分離して読まれることがある。loveの-ed語尾が飲み込まれない rare な場所だ。
love doing somethingの行には、区別が必要な兄弟がいる。「love doing」も「love to do」も正しい。「She loved swimming」は好みと経験に傾き、「She loved to swim in the evening」は繰り返しの習慣に傾く。二文の差はごく薄く、日常では混ぜて使われる。でも二つの構造を「loved to swimming」のように混ぜてはいけない。
ベトナム人がloveでよく犯すミス
Loveedとlovd。正反対の二つのスペルミス。語根loveは黙字eで終わるので、dを一つ足すだけ。-ed丸ごと足すのも、eを落とすのもダメ。正しいのはlovedだけ。同じ規則がliked、moved、closed、dancedにも当てはまる。すべてdを一つ足すだけ。
lovedを二音節と読む。この語で最も多い発音ミスで、聞き取りミスにもつながる。-edが音節を増やすのは、語根が/t/か/d/で終わるときだけ。loveは/v/で終わるので、語尾は/d/がくっついた一音だけ。語全体はloveと同じ一音節のまま。
Did you loved it.didの後は動詞が原形に戻る。didがすでに時制を担っているから。正しくは「Did you love it?」。loveの過去形がlovedだと学んだ直後、覚えすぎて出やすいミスだ。
I very love it.loveの前にveryは付かない。強調するならreally love、absolutely love、または文末のlove it a lot。ベトナム語の「rất」を直訳したミスで、学習者の文だとすぐ分かる。
Loved to swimming.二つの構造を混ぜたもの。英語はlove + V-ingとlove + to + 原形の両方を許すが、両方を合体させるのは許さない。「loved swimming」か「loved to swim」。第三の道はない。
格式ある文章でI am loving it。口語や広告ではどこでも聞く。本当に存在する。でもloveは状態動詞のグループに属し、筆記試験やビジネスメールでは進行形は依然として標準外と見なされる。聞こえるからといって、どこでも使えるわけではない。
短時間演習
八文。love、loves、loved、lovingのいずれかを入れる。全部終わってから、末尾の解答を開く。
- I ______ that film when I was in high school.
- Did you ______ the concert last night?
- She has ______ this city since her first visit.
- The book was ______ by three generations of readers.
- I would ______ to hear the recording.
- He ______ cooking, he does it every weekend.
- They ______ every minute of the trip and said so afterwards.
- My grandmother is a much ______ figure in the family.
答え:1. loved. 2. love. 3. loved. 4. loved. 5. love. 6. loves. 7. loved. 8. loved.
問題2と問題5は、最も外す人が多い2問だ。問題2は did が前に来るので、文全体が昨夜のことを言っていても動詞は原形になる。問題5は would が前に来る。would の後も原形なので、would という語を見てすぐ過去を連想する人が多いが、答えは loved ではない。この2問を外したなら、上の正誤表の部分をもう一度読む価値がある。
よくある質問
love の過去形は?
love の過去形は loved で、過去分詞も loved だ。love は規則動詞だ。語幹に無音の e があるので、d を足すだけで -ed 全体は足さない。
loved は何音節で読む?
1音節、/lʌvd/。語尾の -ed が音節を1つ増やすのは、語幹が /t/ または /d/ で終わるときだけだ。wanted や needed が例。love の語幹は /v/ で終わるので、語尾は /d/ が1音で末尾にくっつくだけ。
I love it と I loved it、映画を見終えたあとどちらを言う?
ネイティブは "I loved it" と言う。その文は映画を見た体験について言っていて、その体験は終わっている。だから見終わった直後でも過去形になる。"I love it" も文法的には正しいが、意味がずれる。映画全般として好きなものだ、という話になる。
I am loving it は間違いか?
カジュアルな会話では間違いではない。よく聞く。ただ love は状態動詞なので、筆記試験やビジネスメールでは進行形は不自然と採点されることがある。その場面では "I love it" か "I am really enjoying it" を選ぶ。
聞き取りでは loved と lived はどこが違う?
母音が1つだけ違う。どちらも /l/ で始まり、/vd/ で終わり、1音節。loved は cup の /ʌ/、lived は sit の /ɪ/。早口で聞いたとき、このペアはグループ内で最も取り違えられる。
自分の耳が -ed の語尾を落としているか、どう判断する?
いちばん率直な測り方は、会話をいくつか書き取って、原文が過去形なのに自分が現在形で書いた動詞がいくつあるか数えること。その数字が高ければ、問題は文法ではなく末尾の子音群にある。自分がどこにいるか知りたければ、練習前に リスニングレベルテスト を受け、数週間後にもう一度測る。
love の活用表は20秒で読める。それがこのページでいちばん簡単な部分だ。残りは、/vd/ が子音の前で落ちる話と、loved と lived が母音1つだけ違う話。これは、語尾を聞き落として自分の書き取りミスを目の当たりにしたとき、初めて耳に入ってくる。短い番組を1つ選び、loved が出てくる場面で ディクテーション を試し、記事冒頭の表に戻って、まだ当たり前に見えるか確かめる。