shutの過去形はshutのまま:形が変わらない動詞グループと、shut・shot・short

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あなたはディクテーションで、行きつけのレストランについての話を聞いている。話し手が一文を言い、あなたは「They shot the place down last winter」と書いた。書いた文が突然犯罪ものになりかける。本当の文は「They shut the place down last winter」。先に短く答える:shut の過去形は shut、過去分詞も shut。三つの形はまったく同じ。shutted も shot もない。
shut が難しいのは、動詞活用表が触れない二か所。第一に、三つの形が同じだから、動詞そのものには時制の手がかりがなく、文の別の部分から手がかりを取らなければならない。第二に、shut は shut、shot、short という三語の塊の真ん中にある。ベトナム語ではほぼ一語にまとまる。三語は母音だけが違い、意味はまったく関係ない。
この記事はその一連を全部扱う:shut の形の表、原形変化なし動詞のグループ全体と、なぜそうなるのかの本当の理由、動詞が手がかりをくれないときに時制を見分ける方法、shut と close の境界、かなり厚い phrasal verb のセット、そしてリスニング練習者にとって最重要な、ネイティブが普通の速さで話すとき shut がどう聞こえるか。
- shut の形の表、と原形変化なし動詞のグループ
- 三つの形が同じなら、文の時制はどう見分けるか
- 実際の発話で shut を聞く
- shut でよく出る句
- ベトナム人が shut でよく犯すミス
- 短い練習
- よくある質問
shut の形の表、と原形変化なし動詞のグループ
五つの形を、表一つにまとめる。発音記号は米音。英音はこの語ではほぼずれない。
| 形 | 語 | 発音 | 短い例 |
|---|---|---|---|
| 原形 (V1) | shut | /ʃʌt/ | Shut the gate, please. |
| 三人称単数 | shuts | /ʃʌts/ | The kitchen shuts early. |
| 過去形 (V2) | shut | /ʃʌt/ | She shut the laptop. |
| 過去分詞 (V3) | shut | /ʃʌt/ | They have shut it down. |
| 現在分詞 | shutting | /ˈʃʌtɪŋ/ | He is shutting the blinds. |
V1、V2、V3 の三マスは同じ綴り。一見、暗記するものがないから不規則動詞表で一番楽、と半分はその通り。残り半分は、三形が同じであることが新しい問題を生む、という話。この記事の中盤はその問題について書いている。
まず、shut は単独ではない。原形変化なし動詞のグループに入る。かなり多く、とてもよく使う語ばかり:put、cut、hit、let、set、cost、hurt、burst、split、spread、cast、quit、bet、shed。よく見ると、全部 /t/ か /d/ で終わる。
偶然ではない。理由も本物で、でっち上げる必要はない。英語の過去形の語尾は、もともと /t/ か /d/ を語幹の末尾に付けるものだった。語幹がすでにその音で終わっている動詞では、付け足した語尾に聞き分ける余地がなく、やがて既存の末尾音に吸収された。結果、過去形が原形と同じ綴りに見える。だからこのグループは t か d で終わる語だけで、他の子音で終わる例外はない。
グループの中で一人だけ別の手を使うのが read。紙の上では read、read、read と同じだが、読むとき原形は /riːd/、他二形は /red/。shut にはその手はない。三形とも読み方が同じ。だからこのグループの中で最も純粋な形だ。
綴りで覚えておく一点:shut の V-ing 形は t を二重にして shutting。子音重複の規則が当てはまる。shut は一音節で、子音一つで終わり、その前が母音一つ。同じグループに cutting、putting、hitting、setting、betting がある。
同じ状況の別の動詞も、対照のために見る価値がある:put の過去形は原形変化なしグループで最もよく使う語なので最初に学ぶ価値がある。read の過去形は綴りを変えずに読み方だけ変わる唯一の例で、罠にかかりやすい。close の過去形は shut に最も近い意味だが規則どおりに変化する。二語の意味の境界こそ読む価値がある。大きな地図は英語文法の記事にあり、各時制の中でこの動詞がどこに立つかが分かる。
三つの形が同じなら、文の時制はどう見分けるか
いちばん短い原則:動詞の形が変わらないとき、文の時制は動詞の周りの語に完全に依存する。助動詞 have、has、had があれば分詞形。do、does、did があれば動詞は原形。どれもなければ主語と時間の状語に頼る。
| 文 | 正しいか | 理由 |
|---|---|---|
| She shut the laptop and went to bed. | 正しい | 過去形。二つ目の動詞 went が時制を裏付ける |
| They have shut the branch since March. | 正しい | have の後の分詞。状態が現在まで続いている |
| They have shutted the branch. | 誤り | 英語に shutted という形はない |
| The shop shuts at nine on weekdays. | 正しい | s があるので現在形。過去ではない |
| Did she shut the window before leaving? | 正しい | did が時制を担う。動詞は原形のまま |
| He shut down the account yesterday. | 正しい | yesterday がここでは時制の唯一の手がかり |
四行目は立ち止まる価値がある。このグループ全体でいちばん役に立つ見分け方。shuts に s があるなら、文は必ず現在形。s なしの shut なら、複数主語の現在か過去のどちらかで、動詞の外を見て決める。リスニングでは、その s はとても薄い「シ」音なので、ここで滑りやすい。
次に混乱するのは意味。ベトナム語は shut も close も「đóng(閉める)」一語で、英語は役割分担がはっきりしている。下の六組が境界を示す。
| 文の組 | どこが違うか |
|---|---|
| She shut the door. / She closed the door. | 意味は同じだが、shut のほうが動作が断然。ときどき少し乱暴 |
| They closed the deal. / They shut the deal. | 前者は正しい。契約をまとめた、という意味。後者は使えない |
| The road is closed. / The road is shut. | 両方出る。closed が標識の定番。shut は口語寄りで英音 |
| She closed her account. / She shut her account. | 口座なら銀行も書類も close を使う |
| Shut up. / Be quiet. | shut up はかなり乱暴な命令。黙れ、に近い。be quiet が丁寧な言い方 |
| a closed door / a shut door | closed が名詞の前では自然。shut がそこにあると非常に不自然。ネイティブは避ける |
見落とされがちな一点:shut は形容詞の役もするが、動詞の後だけ。名詞の前には立たない。「The door was shut」も「keep your eyes shut」も自然。「A shut window」は不可。ネイティブは「a closed window」と言う。意味が近い二語で文法の範囲がはっきり違う、数少ない例の一つ。
実際の発話で shut を聞く
これは動詞活用表には載らない部分。shut では他の動詞より重要。語形が手がかりをくれないから。持てるのは音だけ。
Shut、shot、short は母音だけが違う三語。 Shut の母音は短く、口の中央、唇は丸めない。Shot の母音はより開き、舌は後ろに下がる。米音では father の a に近い。Short の母音は長く、唇を丸める。米音では r の色も乗る。ベトナム人は三つとも中立な「オ」音に置き換えがちで、三語が一つに溶ける。
shut 末尾の /t/ は、次の語が子音で始まると消える。 「shut the door」は「shu-the door」になる。「shut down」は「shu-down」に。「shut both windows」は「shu-both windows」に。動詞の三形は同じなので、ここで時制を失うわけではない。でも聞き取りが追いつかないと、語そのものを失いやすい。
shut の末尾の /t/ は、次の語が母音で始まると、舌先がごく軽く触れる音に変わる。 アメリカ英語では "shut it" が "shu-dit" になり、真ん中に d があるように聞こえる。"shut off" は "shu-dof"。"shut up" は "shu-dup"。初めてその決まり文句を聞いたとき、別々の二語にはまったく聞こえない理由がこれだ。
shuts と shut の差は、ごく薄い s 音ひとつだけ。 shuts の末尾の s が、文が現在形である唯一の手がかりだが、/t/ の後ろにあってほとんど飲み込まれる。その s を聞き逃すと shut と書き取り、文全体が現在の習慣から過去の一度きりに変わる。
shut の前の have と has は、ほとんど見えない。 実際の会話では "They have shut it down" は "they've shut it down" になり、've の部分は主語の末尾にくっついた /v/ 音ひとつだけ。そこを聞き逃すと "they shut it down" と書き取る。文法上は通るが、時制が変わる。
shut down では、強勢は shut ではなく down に落ちる。 これは句動詞共通の特徴で、shut が文の中でとてもぼやける。結果として down ははっきり聞こえ、その前は短い音だけになり、そこで shut が shot と書き取られやすい。
下の表は、元の文、早口の音、よくある書き取りミスを並べた。真ん中の列は標準的な発音記号ではなく、耳が拾った音をそのまま書いたものだ。
| 実際の文 | 聞こえる音 | 学習者がよく書き取る誤り |
|---|---|---|
| They shut the place down last winter. | they shu-the pleis daun... | They shot the place down last winter. |
| Just shut it off at the wall. | jst shu-dit of at the wol | Just shot it off at the wall. |
| The kitchen shuts at nine. | the kitchn shuts at nain | The kitchen shut at nine. |
| They have shut two branches this year. | they-v shu-tu branchiz... | They shut two branches this year. |
| She shut her eyes for a second. | shi shu-ter aiz fr a sekond | She shot her eyes for a second. |
| He was shut out of the meeting. | hi wz shu-taut v the miting | He was short out of the meeting. |
三列目を見ると、ミスは三種類に分かれる。第一は母音のミス。shut が shot や short になる。文法のミスではなく、耳が近い三つの母音を分けられていない。第二は s 音の脱落。shuts が shut と書き取られ、文の時制が変わる。第三は助動詞の飲み込み。have が /v/ ひとつに縮まり、耳がそれを主語にくっつけて聞く。三種類には三つの直し方が必要で、自分がどれに当てはまるか分かるだけで半分は進んだ。

WELE のディクテーションで、その差はすぐ表れる。聞いた文をそのまま書き取り、採点がズレた語を突き合わせると、自分の shot が原文の shut の横に並ぶ。活用が変わらない動詞では、これが最も役に立つフィードバックだ。文法では救えない。耳だけが救う。
ランダムな文章を増やして書き取る代わりに、shut のある文だけ聞き直し、声に出して読み、自分の唇で確かめる。shut なら唇は丸まらないまま。short なら唇ははっきり丸まる。三語を発音できることが、三語を聞き分けるほぼ必須条件だ。耳と口は同じ音の地図を共有している。
これらの末尾音がなぜ変形するのか、聞き取りが下手だからではない理由を知りたければ、connected speech の記事が、文全体の音の飲み込みと連結の仕組みを説明している。podcast ライブラリですぐ試せる。どのエピソードも transcript 付きで、書き取った文を一行ずつ照合できる。
shut でよく出る句
shut から句動詞が大量に生まれる。実際の会話では、単独の shut よりこれらの句の方がよく出る。動詞の三形が同じなので、下の例には過去形だと分かる文脈を添えた。
| 句 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| shut down | 完全に閉店する、または機械を止める | They shut the factory down two years ago. |
| shut off | 遮断する、電源を切る | He shut off the water before the plumber came. |
| shut out | 入れない、締め出す | She felt shut out of every decision that month. |
| shut in | 中に閉じ込める、家に閉じこもる | The snow shut them in for three days. |
| shut away | しまい込む、または自分を引きこもる | He shut himself away until the deadline passed. |
| shut up | 黙れ、かなり乱暴な命令 | Someone told him to shut up and he walked out. |
| shut up shop | 店を畳む、営業をやめる | They shut up shop at the end of the season. |
| shut the door on something | 〜への道を完全に閉ざす | That answer shut the door on any appeal. |
| shut your eyes to something | 見て見ぬふりをする | Management shut their eyes to the problem for months. |
| keep your mouth shut | 口をつぐむ | He kept his mouth shut through the whole meeting. |
| slam something shut | バタンと閉める | She slammed the laptop shut and stood up. |
| shut down a conversation | 会話を遮る | One sentence shut down the whole conversation. |
| be shut for the day | 閉店済み、営業終了 | By the time we arrived the office was shut for the day. |
shut down に一つ注目点がある。この句には二つの使い方がある。物理的な意味は機械を止める、または施設を閉める。ニュースで出会うのはこちら。社会的な意味は、途中で相手の話を遮る。インタビュー系 podcast で非常に多い:"he shut her down before she finished"。第二の意味は学習者向けの基本辞書には載っていないが、実際はとてもよく使われる。
shut up についてもう一つ。学習者が感じる印象よりずっと乱暴だ。映画に大量に出て、聞き慣れているように感じられる。実生活では「静かにして」という助けより「黙れ」に近い。見知らぬ人、同僚、顧客にはほぼ使うべきでない。丁寧に言うなら "could you keep it down" か "please be quiet"。
ベトナム人学習者が shut でよく犯すミス
Shutted. このミスは、すべての動詞に -ed を付ける反射から来る。shut は活用が変わらない動詞で、V1、V2、V3 すべて shut。標準英語に shutted はどの文脈にもない。置く意味の putted も、切る意味の cutted もないのと同じ。
Did you shut か did you shutted か。 did の後の動詞は常に原形。shut では原形も過去形も同じ形なので、"did you shut the window" は過去形に見え、学習者は安心するために shutted に直しがち。直す必要はない。その文はもともと正しい。
shuting と t を一つで書く。 子音重複の規則は shut に当てはまる。一音節で、子音で終わり、その前が母音。V-ing 形は shutting。putting、cutting、setting と同じ。shuting と書くと母音が長く読まれ、語全体の聞こえ方が変わる。
close だけが使えるものに shut を使う。 close a deal、close an account、close a case、close a meeting。どれも shut は使えない。逆に、shut は扉、ふた、まぶたがあるもので強い。shut the door、shut the lid、shut your eyes。
shut を名詞の前に置く。 "A shut door" はネイティブが言わない文。文法的には筋が通って見えても。名詞の前では英語は closed を使う。a closed door、a closed shop、closed borders。shut は動詞の後だけ。the door was shut、keep it shut。
shut up の重さを知らずに使う。 これは文法のミスではなく、礼儀のミスで、実害がある。映画ではキャラがよく言うが、オフィスや教室ではほぼ常に失礼とされる。聞くときは理解し、話すときは避ける。
短時間演習
八文。shut、shuts、shutting、closed のいずれかを入れる。全部自分で解いてから、下の答えを見る。
- She ______ the laptop and went straight to bed.
- The kitchen ______ at nine every night except Sunday.
- They have ______ two branches since the merger.
- Did anyone ______ the window before we left?
- He was ______ the blinds when the phone rang.
- The road is ______ until the end of the month.
- The snow ______ us in for three days last January.
- They ______ the deal on Friday afternoon.
答え: 1. shut. 2. shuts. 3. shut. 4. shut. 5. shutting. 6. closed. 7. shut. 8. closed.
6問目と8問目は立ち止まって考える価値がある。6問目は交通標識で、そこでは標準形はclosed。英語の口語ではshutが聞こえることもある。8問目は選択肢が一つだけだ。契約をまとめるのは常にclose the dealで、shutではない。4問目も見直す価値がある。didが前にあるので動詞は原形。shutは原形も過去形も同じ形なので、変える必要はない。
よくある質問
shutの過去形は?
shutのまま。過去形も過去分詞も形が変わらない。put、cut、hit、let、setと同じ。shuttedはない。
shutはなぜ過去形で形が変わらないのか?
語幹がすでに/t/音で終わっているからだ。これは過去形の語尾が付く音そのものだ。付け足す語尾に聞き分けられる余地がないので、もともとある末尾の音に吸収される。形が変わらない語のグループがtやdで終わる語ばかりなのも、このためだ。
shutとcloseの違いは?
ほとんどの場合は入れ替えられるが、shutの方が動作がはっきりしていて、抽象的な意味には使わない。close a deal、close an account、close a case——どれもshutは使えない。それに、名詞の前にclosedが来るのは自然だが、shutはそうではない。
shutをshotやshortと区別するにはどう読む?
shutは口の中央で母音が短く、唇は丸めない。shotは母音がより開き、舌が後ろに引く。shortは母音が長く、唇がまた丸くなる。アメリカ英語ではrの色も乗る。三語は子音の頭と尾が同じなので、母音だけが区別のポイントだ。
shut upは失礼?
はい。多くの学習者が感じる以上に失礼だ。ベトナム語の「黙れ」に近い。聞いたときは理解しておくべきだが、同僚、顧客、見知らぬ人には使わない方がいい。丁寧な言い方は "please be quiet" か "could you keep it down"。
三つの形が同じなら、文の時制はどう見分ける?
動詞の外側を見る。have、has、hadがあれば過去分詞だ。didがあれば過去形で、動詞は原形。shutsのsがあれば現在形だ。何もなければ、時間の副詞句と文中の他の動詞が手がかりだ。聞き取りでこうした小さな手がかりをよく取りこぼすなら、リスニングレベルテストで数週間後に比べる基準が得られる。
shutの活用表は十秒で読み終わる。それがこのページで一番簡単な部分だ。残りは、文の時制が動詞以外のあちこちにあること。そしてshutは、ベトナム人の耳ではshotとshortのあいだに挟まっていて、聞き取りを外して書き間違えたところを見て初めて本当に耳に入ってくる。短いエピソードを一つ選び、shutが出てくる場面でディクテーションを試し、記事冒頭の表に戻って、まだつまらなく感じるかどうか確かめてみてほしい。